ペパーミント精油・ハッカ油

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ペパーミントの精油(エッセンシャルオイル)

ペパーミントの精油は、ペパーミント
の葉や茎を原料として作られます。

 

ペパーミントの葉や茎に水蒸気を当てて、
その水蒸気を冷やすと、精油と水に分離します。

 

精油は水より軽いため上に浮きますので
その上澄みをとったものが精油です。

 

 

ペパーミントの葉

 

ペパーミントの成分は、L-メントールという
成分が全体の半分を占めますが、これは
痛みを和らげたり、冷却する作用をもちます。

 

一般に「ハッカ油」と呼ばれるものは
主にこのハッカを原料としています。

 

ただハッカ油は、必ずしもハッカを原料に
する必要がないことから、近い品種の植物
が使われることもあるようです。

 

L-メントールの含有量が高い和種ハッカの
場合、75%ほど含まれますので、ペパーミント
よりも冷却作用などが強く感じられます。

 

 

ハッカ油

 

 

 

ハッカ油

上記のように、植物の葉や茎に水蒸気を当てて
それを冷やしたものが分離し、上に浮いたもの
を集めたのが「精油」です。

 

この精油を冷やすと結晶ができますが、この
結晶を取り除いたものが「ハッカ油」です。

 

L-メントールを多く含む結晶を取り除いて
いますので、ペパーミントに比べると
L-メントールの割合は3割程度になります。

 

 

 

 

 

 

ハッカ油を入れた消毒用エタノールの作り方

材料

消毒用エタノール 100ml
(無水エタノールを使う場合は、精製水で80%
程度に薄めて使うと、消毒効果が高まります。)

ハッカ油 20滴以内

 

作り方

消毒用エタノール(または80%濃度にした
無水エタノール)をスプレーボトルに入れ
ハッカ油を好みで加えて(20滴以内)
よく振れば出来上がり。

 

 

 

☆エタノール使用に関する注意点☆

★ 「消毒液に安全なものはない」が基本です。
 消毒用エタノール(アルコール消毒)は、
 本来は「第4類危険物」に指定されています。
 ただ399リットル以下なら資格を必要としない
 という法律があるために、一般の私たちも使え
 るということを忘れないようにしましょう。

 

★ エタノールは引火性がありますので、火の
 そばで使用したり、保存したりしないこと。
 タバコを吸うのもダメです。

 

★ 揮発性の高い液体ですので、密閉容器で
 保存をすること。
 また、使用時は換気に注意してください。
 肺から吸収される時に、肝臓を通らないので
 毒性がダイレクトに吸収されてしまいます。

 

★ アルコールは揮発するので安全と思われがち
 ですが逆で、すぐ揮発するのでそれを吸って
 危険だとのこと。
 外で使うのが望ましく、室内で使用する場合は
 換気とともにゴーグル、マスク、手袋が必要

 

★ 容器はアルコール対応の容器を使用すること。
 100均のものだダメなことが多いみたいです。
 以下のように書いてあるものでしたら大丈夫。
  「PP(ポリエチレン)」
  「 PE(ポリプロピレン)」
  「PET(ポリエチレンテレフタレート)」
  「HDPE(高密度ポリエチレン)」

 

★ 無色透明の液体ですので、誤って子ども
 が誤飲しないように別の容器に移した
 場合は気をつけてくださいね。

 

★ 製品、アクリル、スチロールや、ニスや
 ワックスがかけられている床や家具に使うと
 表面が溶けてしまいます(私はやってしまい
 ました……  透明のニスがエタノールがついた
 部分だけ白濁したように白っぽくなっちゃい
 ましたので、注意してくださいね)。

 

 

無水エタノールを使う場合に、80%濃度に
薄める時に使用するのは、水よりも精製水
の方がいいようです。
水道水に含まれる塩素が、ハッカ油成分
を分解してしまうということ。
ハッカ油を入れない、単に消毒用でした
ら水道水で大丈夫です。

 




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