「あぷりのお茶会」へようこそ!
「花誘う 春の嵐は秋風の 身にしむよりもあわれなりけり」
秋といえば、「もののあはれ」という言葉が浮かびます。
春のみずみずしかった新芽、夏のたくましく生い茂った青葉。
それらが役目を終えて、静かに木から離れて落ちて行く季節。
落ち葉を舞いあげる、秋風。
もの思う秋、季節の黄昏。
そんな寂しい秋の風よりも、眩しいほどの華やぎにみちた
桜にふく風を、「あはれ」とうたう。
私の大好きな歌の一つです。
ところでこの歌ですが、覚え間違いをしていないか、
作者は誰だったかを確かめようとググったのですが、
これが出てこないのです。
驚きです。
そんなに有名な歌ではないのでしょうか?
以前ブログに書いた、マニマニ君の御家族
(「マニマニ君のこと」)でしたら、
即座に答えてくれるに違いないのですが。
京都にいらっしゃる、マニマニ君のお兄様~!
私が覚え違いをして書いている部分がありましたら、
何方か、どうか教えてくださいね。
お菓子は、赤坂「青野」の満開の桜です。
追記:
みぎぃさんに、和泉式部の歌だよ、
と教えて頂きました。
ありがとうございます!
持つべきものは「教養のある友」ですな!