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「港区歴史フォーラム」
港区歴史フォーラムの「忠臣蔵」に行ってきました。
主催は港区で、共催が港区観光協会と東京新聞です。
財団法人中央義士会理事長、中島康夫さん
のお話や、歌舞伎俳優の市川春猿さんの
トークなどがありました。
市川春猿さんが、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」
には、他の演目にはない色々な決まりごとが
あるということを教えてくれました。
他の演目にはない決まりごと
例えば、ある場面では、客席からは
見えない場所に、侍姿の人がたくさん
控えているということなどを……。
この侍姿の人たちというのは、お客さん
には全く見えないのですが、きちんと
衣装を整えているそうです。
不思議ですね。
拍子木の打ち方
観客にもわかることとしては、幕が
あがる前の拍子木の打ち方の違いが
あるということなどを話してくれました。
普通の拍子木の打ち方といいますと、
A「◯ ◯ ◯ ◯ ……」
B「 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯◯◯◯……」
というように、Aのように拍子木を
等間隔に打ったあとにBが続きます。
瑶泉院の実家である三次浅野家
(赤坂6丁目)の近くで咲いていた椿
しかしこれが「仮名手本忠臣蔵」
の場合ですと
Aの等間隔部がかなり長いです。
47回も打つそうです。
そして後に、
B「 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯◯◯◯……」
となるようです。
(下手な説明で、通じるでしょうか?)
おもしろいですね。
今度「仮名手本忠臣蔵」を見る機会が
あったら是非確かめてみたいと思います。