グーテ・デ・プリンセス(GOUTER de PRINCESSE)「ガトーフェスタハラダ」

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「グーテ・デ・プリンセス」

ガトーフェスタハラダの
「グーテ・デ・プリンセス」。
サブレです。

 

サブレは、フランスで17世紀
に生まれたお菓子です。
フランス語の「 sablé」 は、

 

「 sabler(「砂をまく」、「砂で覆う」
という意味)」という動詞の過去分詞形であり、
「砂で覆われた」といった意味あいをもつと
Wikipediaには書いてあります。

 

 

「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

自由時間にノルマンディへ

私の最初の海外旅行は、大学卒業後に
恩師に連れて行っていただいた
ヨーロッパ旅行でした。

 

その旅行の自由時間に、私は一人で
フランスのモンサンミッシェルに行ってみました。

 

 

201310182155352aaモンサンミッシェル(写真/「Wikipedia」)

 

 

自由時間といっても、数時間ではなく、
「今日から3日後に、◯◯の
◯◯ホテルで待ち合わせ」

 

との先生の言葉により何日間かの
自由時間ができます。

 

一ヵ月と少しの旅行期間中、こんな
ことが何回かあったように思います。

 

 

「ティグレス」
ガトーフェスタハラダ

 

 

旅行に行く前は思ってもいなかったのですが
ポカッと出来た自由時間を前に私は思いました。

 

それならば、ずっと憧れていたフランスの
モンサンミッシェルに行ってみよううかと。

 

直行の観光バスも出ていましたが、ビンボー旅行
でしたので、電車を乗り継ぎ、駅からはバスに乗って
モンサンミッシェルまで行くことにしました。

 

 

グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」
ガトーフェスタハラダ
(写真/「ガトーフェスタハラダ」)

 

 

 

 モンサンミッシェルで買ったサブレ

そのモンサンミッシェル近くで買ったサブレに
「ノルマンディーのサラサラな砂のようなサブレ」
というようなことが書いてあったのです。

 

といってもフランス語ですので
多分そんなことが書いてあるのでは
あるまいか、という程度ですが。

 

それを読んで、単細胞の私は思ったものです。
「ホントだ、そういえば
ここの砂ってサブレに似ている!」なんてね。

 

 

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鎌倉「豊島屋」のハトサブレ
(写真/鎌倉「豊島屋」)

 

 

サブレーー鳥、なの?

そのサラサラサブレですが
日本ですと、形としては「鳥」が
多いような気もします。

 

鎌倉「豊島屋」のハトサブレは有名ですね。

 

 


「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)」
ガトーフェスタハラダ

 

 

ガトーフェスタハラダのサイトによりますと
このサブレ「グーテ・デ・プリンセス」を、

 

「王冠をかぶった王女様(プリンセス)」
「幸福を招くメーテルリンクの青い鳥の形
に仕上げた伝承のフランス菓子です」

 

と説明しています。

 

 

「グーテ・デ・ロワ ラスク」
ガトーフェスタハラダ

 

 

こちらはチルチルミチルの「青い鳥」だったのですね。
ぷっくりとして可愛いです。

 

今、サブレをググってみたのですが、なんと
京都には「鴨サブレ」もあるそうですよ。

 

サブレ=鳥系、というのは
日本で流行っているのでしょうか?

 

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白い棗「サントリー美術館 ショップ」

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 可愛い棗

小ぶりの白い棗です。
サントリー美術館のショップで買いました。

 

白といっても、真っ白というよりはアイボリー
あるいは薄いグレーというほうが近いでしょうか。

 

サントリー美術館のショップには、この他
にも棗とは思えないほどのかなり鮮やかな
色違いの棗が数点あります。

 

 

 

 

 

本漆塗りではないけれど 

「棗とは思えないほどの」という言葉
を使ってしまいましたが、この棗は
本漆仕上げではありません。

 

本漆ではない「遊び」の棗として
あえてこの鮮やかなビビットな色が
選ばれているのだと思います。

 

(とここでサントリー美術館のオンライン
ショップの色鮮やかな棗を貼ろうと思った
のですが 残念ながら、現在はこの棗の
取扱いはないようです。
鮮やかなピンク色や、アップルグリーン
などがあったように記憶しているのですが。
(「サントリー美術館オンラインショップ」)

 

 

サントリー美術館併設のカフェ「不室屋」

 

 

前から購入を迷っていて
実はこの棗、ずっと前から買おうか
買うまいか迷っていました。

 

本漆でない棗を手に入れたい
と思ったのは初めてのこと。

 

本漆ではありませんからお値段は超リーズナブル
ですが、この類いのものは、ちょっと見はよく
てもすぐ飽きてしまうのが常です。

 

 

 

 

 

本当に欲しいものしか家に入れない

以前、このブログでも書いた(「忘れられない
お茶碗」
)ことがありますが、これからは、
本当に、本当に欲しいものしか 極狭のわが家
には入れないことに決めたのです。

 

このおもちゃのように可愛い棗も
おもちゃゆえにすぐ飽きてしまうのでは
ないかと買うことを自粛していました。

 

そんなこんなで、私はこの白い棗をずっと買わず
すが去年、盆手前のお茶のお稽古の際に先生が
使用していらしたのを見て、やはり買おうと。

 

東京ミッドタウンの3階でのお茶のお稽古
の帰り、その足で4階のサントリー美術館
のショップ行き、即買ったのです。

 

 

 

 

 

それなりの楽しさ

もちろん、本物の漆ではありませんから
本漆のもつ重みや深みにはかけますが
反面、モダンな軽さがあるのも事実です。

 

ガラスやプラスティックで出来たキャンディの
ような愛らしいアクセサリーがありますね。

 

いかに本物のルビーやエメラルドの宝石に
似せるか、とフェイクではなく、最初から
その軽さを楽しむといったような。

 

このサントリー美術館で手に入れた
小ぶりの白い棗も、そんな感じでしょうか。

 

 

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春になったら

冬を通り過ぎてあたたかい季節になったら
東京ミッドタウンのお庭に行きましょう。

 

そしてこの白い棗を使って
お茶会の真似っこをしましょうか。

 

ねえ、ちっぷママさん!

 

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コルドンヴェールは「やまや」と「イオン」の共同出資会社 「ブルー・ドーヴェルニュ」

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「ブルー・ドーヴェルニュ」

「プレジデント  ヴァルモン  ブルー
・ドーヴェルニュ」コルドンヴェール株式会社が
フランスから輸入した青かびタイプのチーズです。

 

このブルー・ドーヴェルニュを調べていて
面白いことをみつけました。

 

「ブルー・ドーヴェルニュ」のグーグル検索で
比較的上位に位置する2つのサイトが
微妙に違うことを書いているのです。

 

 

ブルーチーズ「ロックフォール」と「パピヨン」

 

 

 

微妙に異なる説明

一つは「フロマージュ辞典」で
こんなふうに書いてありました。

 

ブルー・ドーヴェルニュは、故郷オーベルニュ
を離れて、ルーアンで仕事をしていた
若い見習い薬剤師アントワン・ルーセルが
1854年に完成させた青かびチーズ。

 

これ以降、この製法の秘密は
製造者の間で受け継がれてきました。

 

 

「デニッシュ  ブルー」キャステロ

 

 

もう一つの方は「チーズ図書館」
というサイトです。

 

ブルーチーズ作りが盛んなオーヴェルニュ地方
の農家の青年が、ライ麦パンに生えた青かびを
牛乳に混ぜてみたことから、1850年
ブルー・ドーヴェルニュは生まれました。

 

 

 

いかがでしょうか?

2つに共通するのはフランスのオーベルニュ地方
出身の若い男性が作り出したということですね。

 

 

ゴルゴンゾーラ(ピカンテ)

 

 

違いは、一方は男性が故郷を離れた
ルーアンで作り出したと限定し、
他方はオーベルニュ地方とだけ書いています。

 

それと「見習い薬剤師」と「農家の青年」、
「1850年」と「1854年」ですね。

 

この際4年の誤差は
見逃してあげましょう(←何様!)。
まあ、大体のことがわかればいいかな
とも思いますしね。

 

 

「フロマージュ ブルー」
メゾン・ボングラン・ジェラール

 

 

 

2つのサイト名がおもしろい 

ただ、この二つのサイトの名前には
私はいたく興味をそそられました。

 

一方は「フロマージュ辞典」で
もう一方は「チーズ図書館」。
両者とも、名前としては「我こそは!」
という感じもします。

 

この対比に、勝手に想像をめぐら
さずにはいられないという感じ。

 

「チーズ」と「フロマージュ」、
「辞典」と「図書館」……。

 

 

「ブルーチーズ」東京デーリー

 

 

 

「コルドンヴェール株式会社」は

「やまや」と「イオン」の共同出資会社

もう一つ初めて知ったことがあります。
コルドンヴェール株式会社というのは、

 

日本の総合小売業である「イオン」と、酒類販売
で日本国内ではパイオニア的小売業である「やまや」
との共同出資の専門輸入商社だったということ。

 

「やまや」ではコルドンヴェール株式会社の
製品がたくさんあると思っていたのですが
そういうことだったのですね。

 

 

コルドンヴェール株式会社の「パパイヤの缶詰」

 

 

コルドンヴェール株式会社の経営ビジョンは、
「Wine & Foods for the Earth 地球、自然、
世界の夢、独自性、価値、信頼」だそうです。

 

創立は2006年7月14日といいますから
まだ出来立ての新しい会社のようです。

 

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