ウィンザーレッド(チェダーチーズ cheddar cheese ‎)

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

12200-130209-it15ウィンザーレッド(今日の写真は全て「オーダーチーズ」)

 

 

 イギリスのチーズ

これは、チーズに見えるでしょうか?
「ウィンザーレッド」という名前の
イギリスのチェダーチーズです。

 

イギリスの「ロング・クローソン・デイリー社」
の製品です。

 

「ロング・クローソン・デイリー社」
は1911年、12軒の酪農家たちが
集まって作った老舗メーカーです。

 

数々のチーズショーでの受賞歴がありますが
最近では2009年、2010年と2年連続で
インターナショナルチーズショーと、ナショナル
・チーズ・ショーのそれぞれ「金賞」を受賞。

 

「ロング・クローソン・デイリー社」は
イギリスのロイヤルファミリーにも
愛されているそうですよ。

 

 

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この写真はチャールズ夫妻(2度目の妻の方、
と書かんでもわかるね)が、ブルースティルトン
の熟成庫で、チーズの熟成成具合を
確かめている写真です。

 

 

 

赤い色はポルト酒の色

「ウィンザーレッド」に戻りますと
「ウィンザーレッド」には、ポルトガルの
有名なワイン「ポルト酒」と「ブランデー」
が入っているそうです。

 

そんなチーズがあるなんて、初めて知りました。
「ウィンザーレッド」の赤い色は
ポルト酒の色なんですね。

 

チーズというよりは、サラミ
のようにも見えますが。

 

 

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ですがこう見えて、香りはふわっと
鼻腔をくすぐるような、さわやかなミルクの
香りがするといいますから、不思議です。

 

それだけではなく、甘酸っぱいチェリーの
ような香りまで感じられるということですので
このチーズ、見た目と香りや味がすごく違うのかも
私にはどう見てもサラミですが。

 

ポルトガルワインとブランデーが入っている
ものの、それらの風味が際立つことはなく
あくまでもチーズに気品と味わいの深さを
プラスする役目に徹しているようです。

 

 

 

実は、私は食べていません……

と、今日は香りも味もすべて「そうです」と
書いてあることでおわかりかもしれませんが
実は「ウィンザーレッド」、私は買っていません。

 

冒頭の「ウィンザーレッド」の写真が
ローゼンタール〈魔笛〉のお皿にのっていな
かったので、気づいた方もいらっしゃるかも。

 

私はチェダーチーズはダメなのです。
ですが、「ウィンザーレッド」がきれいで珍しい
チーズでしたので御紹介したという次第。

 

お値段は200グラムカットで1970円。
100グラムあたりにしますと
私が普段買っているチーズよりはかなり高めですね。

 

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ティグレス「ガトーフェスタハラダ」

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焼き菓子の「ティグレス」

今日のお菓子、「ティグレス」は
「ガトーフェスタハラダ」の製品です。

 

「ガトーフェスタハラダ」は以前も、
「グーテ・デ・ロワ(GOUTER de ROI)」
「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)

紹介しましたね。

 

「ガトーフェスタハラダ」のサイトを見ますと
この3種類のお菓子は違う分類(?)の
ものとして扱われているようです。

 

 

「グーテ・デ・ロワ(GOUTER de ROI)」
は〈ラスク〉で、

 

 

gutederawa370「グーテ・デ・ロワ  ラスク」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)」
は、〈クッキー・サブレ〉の括り。

 

 

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そして今日の「ティグレス(TIGRESSE)」
ですが、こちらは〈焼き菓子〉ということです。

 

 

 

チョコチップを練り込んだ生地にチョコレートを入れて

「アーモンドプードルと良質なバターを
たっぷり使った生地に、チョコチップスを
練り込んで焼き、チョコレートを流し込みました」
と書いてあります。(「ガトーフェスタハラダ」)

 

 

thiguresu370「ティグレス」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

確かにこのようなお菓子にしては、流し込んである
チョコレートがとても美味しく感じられました。

 

私は、この3つのお菓子の中では、
今日の「ティグレス」が一番好きです。

 

 

 

 新製品「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」

さてさて、お次ぎは「ガトーフェスタハラダ」で
新しく出来た素敵なお菓子を御紹介しましょう。

 

 

gutederowasoreiyugatofesutaharadaグーテ・デ・ロワ・ソレイユ
(写真/「ガトーフェスタハラダ」)

 

 

名前は「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」。

 

「Rol  Soleil(ロワ ソレイユ)」とは、
「太陽王」すなわち、フランスの王様である
ルイ14世を讃える呼び名ですね。

 

「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」は
「太陽王」にふさわしい、ブロンド色の
クーベルチュールチョコレートを、

 

フランスのチョコレートメーカーと
共同開発して、ガトーラスクに
コーティングしてあるということです。

 

 

「グーテ・デ・プリンセス」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

ルイ13世の妃も、ルイ14世の妃もチョコレートが大好き

「あぷりのお茶会」では、少し前に
チョコレートのお話をした時に
ルイ14世が出てきましたね。

 

フランスの王様、ルイ13世、14世、
ともにスペインの王女をお妃に迎えました。

 

スペイン王女、アンヌ・ドートリッシュ
が、ルイ13世に嫁いだのは1615年。

 

 

 

 

スペインの一部の階級の贅沢品であった
チョコレートは、オランダ、ベルギーに広まり、
ルイ13世とアンヌ・ドートリッシュが結婚する
少し前の1609年に、フランスへも伝わっていました。

 

彼らの子どもであるルイ14世も
1660年にフランス王女の、マリー・テレーズ
・ドートリッシュと結婚をします。

 

(マリー・テレーズ・ドートリッシュは
ルイ13世の妃であった、アンヌ・
ドートリッシュの姪にあたります)

 

 

 

 

ルイ13世の妃、アンヌ・ドートリッシュは
チョコレートコックを連れて、フランスに嫁いだ
ほどチョコレートが好きだったということです。

 

勿論、ルイ14世に嫁いだマリー・テレーズ
・ドートリッシュも、チョコレートが
大好きだったようです。

 

そんなチョコレートが大好き妃たちと、
チョコレートがフランスへ渡った直後
という時期的なものもあって、

 

 

gutederowasoreiyuグーテ・デ・ロワ・ソレイユ
(写真/「ガトーフェスタハラダ  オンラインショップ」)

 

 

「ガトーフェスタハラダ」の新製品に、ルイ14世
を讃える名である「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」
という名前が与えられたのでしょうか。

 

 

 

お皿が、「ローゼンタール魔笛」です!

ところで、「ガトーフェスタハラダ」の
新製品を紹介するこの「グーテ・デ・ロワ
・ソレイユ」の写真を御覧になって
何かお気づきではありませんか?

 

そうです、この「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」
に使われているお皿は、ローゼンタール〈魔笛〉
のお皿で「アプリ」がお届けしたものなのです。

 

 

「ティグレス」ガトーフェスタハラダ
お皿は22センチのケーキ皿

 

 

この写真( ↑ )で、私が紅茶とともに
「ティグレス」をのせているお皿は
ローゼンタール〈魔笛〉の22センチお皿。

 

「ガトーフェスタハラダ」のサイトの新製品紹介で
「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」をのせているお皿は
ローゼンタール〈魔笛〉の25センチのディナー皿です。

 

 

「グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」
ガトーフェスタハラダ
お皿は25センチのディナー皿

 

 

これまでの「ガトーフェスタハラダ」では、
ホワイトのお皿を主にお使いになっていて
ゴールドのお皿はなかったように思えます。

 

「太陽王」の象徴ともいえるブロンド色、
その色のクーベルチュールチョコレートを使った
お菓子に、ローゼンタール〈魔笛〉ゴールドのお皿。

 

このように使っていただけたとは
本当に有り難い限りです。
ゴールドのお皿といいましても
本当にたくさんありますからね。

 

 

thigurasu131011「ティグレス」
ガトーフェスタハラダ

 

 

それらの中から、ローゼンタール〈魔笛〉を
選んでいただけたことを心から嬉しく思います。
ありがとうございました!

 

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「生あみ」の佃煮 日本橋「貝新」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

tukudanikaisin

 

 

今日は佃煮のことを

昨日(「寒い夜に出会ったあたたかい人」)は
頂いた佃煮のお話をいたしませんでしたので
今日は、ちょっとだけお話をしましょうね。

 

この佃煮屋さん、日本橋「貝新」は
創業がなんと1596年、慶長元年ということです。

 

1596年、慶長元年といえば江戸時代ですが
その当時は「貝新」のお店は日本橋ではなく、
伊勢・桑名にあったそうです。

 

 

日本橋「貝新」の佃煮

 

 

「貝新」が日本橋に処を移したのはほぼ130年前。
現在は、日本橋の室町にお店があります。

 

「日本橋」も「室町」も、言葉だけでも
なんとなく粋な雰囲気を醸し出していますね。

 

今回、頂いたものは、「小柱紅梅煮」
「葉唐辛子」「エビアラレ」「生あみ」
「貝新昆布」の詰め合わせです。

 

 

日本橋「貝新」の佃煮

 

 

この「生あみ」の「あみ」ですが
これって一体何なんでしょう?

 

 

 

「オキアミ」は「アミ」じゃない

とググってみましたら、まずこれが出てきました。
これは「オキアミ」です。

 

「アミ」と名前は似ていますが、違うものだそう。

 

 

250px-Meganyctiphanes_norvegica2オキアミ(写真/「Wikipedia」)

 

 

「オキアミ」は形は「エビ」とも似て
いますが、「エビ」でもないとか。

 

ということは、「オキアミ」は「アミ」
でも「エビ」でもないということですね。

 

 

 

こちらは「オキ」ではなく、「アキアミ」

そしてこちらは「アキアミ」というもの。
「オキ」じゃなくて、「アキ」だそう。

 

名前に「アミ」とつくものの「アキアミ」は
エビ目で、サクラエビ科に分類されるエビの一種。

 

 

220px-Akahige_shiokaraアキアミ(写真/「Wikipedia」)

 

 

 

では、これが「アミ」?

そしてこれが本当の「アミ」ちゃん。
これが一番、不思議系?、でしょうか。

 

 

250px-Mysis2kils アミ(写真/「Wikipedia」)

 

 

こういうものって、写真の撮りかたに
よってもかなり感じが違うとは思いますが。

 

う〜ん、名前に「アミ」がつくものって
いっぱいあって、しかもそれぞれが似ている
ようで違うもので、わからなくなっちゃった……。

 

 

 

「生あみ」=「アキアミ」

しかも、「貝新」の商品内容に書いてあったのは
「あみ」ではなく「生あみ」なんですよね。

 

佃煮なんですからいくらなんでも「生」って
ことはないわけで、と不思議に思って、
「生あみ」でググってみましたら……。
出ていました!

 

「生あみ」って「アキアミ」のこと
なんですって、ふっ〜!

 

 

アキアミ=生あみ

 

 

先ほど、「アキアミ」はアミとついてもエビ目で
サクラエビ科に分類されるとありましたよね。

 

ということは、貝新の「生あみ」と書いてある佃煮は
アミではなく、サクラエビに近いものだったわけです。

 

う〜ん、そういえばここにあげた
「オキアミ」、「アキアミ」、「アミ」の
3つの写真の中でも、「アキアミ」が
一番美味しそうに見えますものね。(!)

 

 

日本橋「貝新」の佃煮(生あみ)

 

 

 

大阪「永田屋」の昆布もおいしかったなぁ

ここで急に思い出しました。

 

ブログにも書きましたが、去年、やはりこの
時期に、同じマンションに住んでいる方から
おいしい昆布の佃煮(「昆布 永田屋」)を
頂いたことを……。

 

そちらは江戸ではなく、上方、大阪の
「永田屋」というお店の昆布でしたが
めちゃめちゃおいしかったです。

 

 

日本橋「貝新」の佃煮(貝新昆布)

 

 

2年連続で、美味しい昆布の佃煮
をいただけたなんて、ラッキー!

 

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