「私の性別は私が決める」アルゼンチン、デンマーク 

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 デンマークで性別変更に関する法案可決

一昨日は、「男女格差ランキング2014年」の
日本の順位の低さに
驚きつつも、実は人のことは
言えない
ほど私自身の中の思い込みもひどかった、
というお話をさせていただきました……(汗!)。

 

今日は「性別」そのもののお話です。
これもつい先日、ツイッターに出ていたもの
なのですが、デンマークで自己申告のみで性別を
変更できるという法案が可決されたそうです。

 

今、それに関する情報をググってみたのですが
検索の仕方が適当でないのか見つかりませんでした
ので、今日はツイッターに出ていたことだけを
お知らせしましょう。

 

 

 

 

「日本時間で6月11日、デンマークの国会で
自己申告のみによる性別変更を認める法案が可決。

 

役所に自己申告して、さらに6か月後に申告書を
再確認すると法的な性別登録が変更になるそう。

 

外科手術、医師による診断は不要。
世界ではアルゼンチンに続いて2国目。
『私の性別は私が決める』が標語でした」
           (Kensuke  L. K)

 

ということです。
普段、あまり考えない事柄ですので
ちょっとビックリしましたが、考えて
みれば別に不思議ではないかもですよね。
私の性別は私が決めるというのは
あたりまえのことですから。

 

 

 

 

 

2017年7月25日 追記

上の記事を書いたのは2014年の6月でしたが
今日、2017年7月25日夜のツイッターに、
参議院議員の*福島みずほさんがデンマーク
の性同一障害の人の性別転換*に関して
ツイートしていましたので、ご紹介します。

 

ここのツイートの内容が、2014年6月にデンマーク
で可決された法案の内容ではないかと思います。
記事を書いてから丸3年も経っていますが。

 

NYダウ、金や石油の値段というのは
瞬時に世界を駆け巡っているのに対して
このようなことはなかなか入ってきませんね。

 

「福島みずほ‏ @mizuhofukushima
今日は、デンマーク大使館の職員に性同一性障害の
人が性別を転換するデンマークの手続きなどを
弁護士会の人たちとヒアリング。
メールで転換を通知すれば転換できる。
手術も認定も必要ない。
18歳以上の本人の申し出だけで可能」

 

とのことでした。
あまりに簡単で驚くほどですが、やはりこれも
考えてみればあたりまえのことですよね。
自分自身に関する事実を伝えるだけなのですから)

 

 

 

 

 

性別変更夫婦の間に赤ちゃん誕生

それでは次に、今のことに少々関連のある
アルゼンチンでのニュースを御紹介しましょう。

 

今年の1月21日の朝日新聞デジタルの記事です。
(サンパウロ 岩田誠司)

 

アルゼンチンの性別変更をした夫婦に
赤ちゃんが生まれたというニュース。
見出しには「『夫』が出産」と。

 

2013年12月に、夫婦のいずれもが性別変更をした
夫婦の間に,女の子が生まれたというお話です。

 

 

 

 

これは、アルゼンチンの性別変更をした人同士
の夫婦のお話ですが、私は日本の同様の夫婦を
TVのドキュメンタリーで見たことがあります。

 

つまり現在、夫と呼ばれる人は女性として生まれ
自分の性に違和感を感じて男性として生きている人。
妻は、それと全く反対のパターン。

 

ですから夫の登録(戸籍)上の性別は「女」で、
妻のそれは「男」ということです。

 

たまたま両者の登録上の性別と、自身で認識している
性別が反対だったために、登録上では「男女」の結び
つきという扱いになり、日本での法律婚が可能でした。

 

それに対して、アルゼンチンの場合は、今回の報道では
たまたま両者が正反対という夫婦でしたが、そうでなく
一方だけであってもアルゼンチンでは可能なのですよね。

 

 

 

 

 

「夫」が出産

今回の報道は,そのアルゼンチンの夫婦に
子どもが生まれたという話題です。
しかも「夫」が出産。

 

出産したアレクシス・タボルダさん(27)
は女性として生まれ、

 

配偶者のカレン・ブルセラリオさん(28)
は男性として生まれています。

 

いずれも幼少期から、自らの性に
違和感を感じていたといいます。

 

 

 

 

ホルモン治療などで容姿を変えて
登録上の性別も変更。
2011年の秋に結婚していたそうです。

 

ただ、それぞれの性器は残していた
ということで、女性から性別を変えた
「夫」が帝王切開で無事に出産しました。

 

「妻」の夢をかなえた、と出産した「夫」
は喜んでいるとか。
というめでたいお話でした!

 

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