日本も犬猫殺処分ゼロに!

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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日本も殺処分ゼロを目指そうよ

昨日は、サンリオのキティちゃんが「ネコ」か
「女の子」
で口角泡を飛ばしてしまいましたが。

 

この「Kitty」とは子ネコちゃんという意味ですよね。
幼児語で、日本語でいうと「にゃんこ」とかね。

 

 

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今年の5月11日、12日に
「イギリスの動物保護の取り組み」
「ドイツ・アメリカの動物保護の取り組み」

をお話しさせていただいたことがありました。

 

これは参議院会館での
「犬猫殺処分をめぐる諸外国の取り組み」
という勉強会に参加した時の
御報告でもありました。

 

 

 

臨時国会で議員連盟ができそう

そして先月、8月28日に参議院講堂で
「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護
議員連盟(仮称)設立準備会」
が開かれました。

 

現在、国会は閉会中ですので正式な発足は
秋の臨時国会を予定しているそうです。

 

これは超党派、全ての党の議員が参加して
殺処分ゼロ目指すというもの。

 

呼びかけ人であり、事務局長に就任予定の
社民党の福島瑞穂参議院議員は
こんな話をしてくれました。

 

 

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見たこともないような途方にくれた顔

福島瑞穂さんが10歳位の時に
保健所に連れて行かれた隣りのイヌを
父親と引き取りに行ったそうです。

 

カツという名前だったそのイヌは
前足をオリにかけ、今まで見たことがない
ような途方にくれた顔をしていた、と。

 

幸いそのイヌは、福島さんと父親とで
連れて帰ることができました。

 

しかし、みんなでかわいがっていた野良犬が
保健所に連れて行かれ、友達同士で助けようと
するも叶わず、殺されてしまったという話も。

 

これは、当日参加された
女優のさとう珠緒さんのお話。

 

また、同じく参加された映画監督の
岩井俊二さんは、死を待っている状態の
2匹の猫を連れ帰って現在は、大切な
家族として共に暮らしていらっしゃるとか。

 

 

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10年前の半数以下に

現在でも日本では、一昨年、2012年で
16万匹もの犬猫の殺処分がされている
ということは以前にお話ししましたね。
「ドイツ・アメリカの動物保護の取り組み」

 

当日の資料によりますと
1974年、昭和49年度の犬猫殺処分数は
なんと122万匹もあったのです。

 

わずか10年前の2004年、
平成16年度が39万5千匹。

 

10年前からみますと
2012年度は半数以下になっています。

 

ということは、もっと意識をたかめる
ことで殺処分ゼロに限りなく近づけ、到達
することは、充分に可能だと思われます。

 

 

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たくさんのキティちゃんが……

現在(2012年度)の殺処分数、16万2千匹
ですが、そのうちの約76パーセントを
ネコが占めていて、12,3万匹になります。

 

その12,3万匹のうち、61パーセントの
7万5千匹が幼齢の個体、ということは
離乳前の子ネコ。

 

2012年度は、75000匹の離乳前の子ネコ、
赤ちゃんネコが二酸化炭素を使用した
処分方法で数分から数十分、苦しみ
ながら殺されました。

 

まさに、苦しみながら殺されるためだけに
生まれてきたようなキティちゃん達……。
どうか、殺処分ゼロが実現しますように。

 

 

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