バターを使うか否かによって形が違う「クロワッサン」 クロワッサン「ピエール・ガニェール」

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「クロワッサン」

今日のクロワッサンは、ANAイン
ターコンチネンタルホテル東京の
2階にある「ピエール・ガニョール
パン・エ・ガトー」のものです。

 

パンというのは一緒のオーブンで
焼いても焼き色が個々に微妙に
異なるものですね。

 

ですからこのクロワッサン一つを見て
云々は出来ないと思うのですが、

 

「ピエール・ガニョール パン・
エ・ガトー」のクロワッサンの色
は、ちょっと色が独特のような
気がします。
材料や、原料の加減なのでしょうか。

 

 

「メゾンカイザー」のクロワッサン

 

 

 


クロワッサンは20世紀になってできたもの

クロワッサンについては
「17世紀のウィーンで、トルコ軍
の侵入を知らせたパン職人の働き
を愛でて、トルコの象徴である
三日月型のパンが作られるよう
になった」

 

 

torukokokki

 

 

というお話があるようですが
これはあくまで「お話」で
あって事実とは異なるようです。

 

現在のクロワッサンのレシピである
バターを生地に折り込んであるもの
が広まったのは、意外にも20世紀
なってからだということ。

 

 

 

「バター」か「その他の油脂」かで形が違う

そして現在でもフランスでは
クロワッサンに「バター」を折り込ん
であるのか、あるいは「他の油脂」
なのかによって、両者の形が
異なっているそうです。

 

バターの方を、
クロワッサン・オ・ブール
(croissant au beurre)」といい、

 

その他の油脂の方を、
クロワッサン・オルディネール
(croissant ordinare)」と
呼んでいます。

 

バターで作った
「クロワッサン・オ・ブール」
は、両端がまっすぐの
いわば菱形です。

 

 

12 10 5 kurowasan「クロワッサン・オ・ブール」まっすぐ(菱形)のクロワッサン
「ドミニク・サブロン麻布十番店」

 

 

それ以外の油脂で作った
「クロワッサン・オルディネール
(croissant ordinare)」は、両端
が曲がっている、いわゆる三日月形
をしています。

 

 

160329kurowassan「「クロワッサン・オルディネール」
三日月形のクロワッサン
「成城石井アークヒルズ店」

 

 

オルディネールとは、日常の、普通
のというような意味だそうです。

 

 

 

今日の「クロワッサン」

ピエール・ガニェールの
「クロワッサン」は
クロワッサン・オ・ブール
(croissant au beurre)ですね。

 

原料にもこだわっているのでしょう。
バターの味が深いです。

 

さすがにおいしいです、
「ピエール・ガニョールパン・
エ・ガトー」のクロワッサンはっ。

 

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