「ハッピー離婚式」!?

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

「ハッピー  結婚式  離婚式」

今年ももう残りわずかになってきましたね
今日は「ハッピー離婚式」のお話でもしましょうか。

 

「ハッピー結婚式」ではありませんよ、「離婚式」!
「ハッピー離婚式」という会社は
今年の4月に赤坂8丁目にできました。

 

業務内容は、離婚式の企画・運営。
鈴木えみさんという方が代表ですが、彼女は
日本初の女性「離婚式プランナー」なのだとか。

 

 

 

 

私は、女性初云々の前に、そのような資格が
あることさえ知りませんでしたが、
皆さん知っていました?

 

 

 

「ハッピー離婚式」を作った理由

代表の鈴木さんは、お友達に離婚を伝えられた
時に、戸惑った経験があったといいいます。

 

何と答えたらいいのか、また離婚理由を
聞いてもいいのだろうか、
Facebookで離婚を伝えられた時「イイネ!」
って押すの?、とかね。

 

 

 

 

「SNS上では結婚や出産の報告はできても
離婚したことは、なかない言いづらいもの。
実際に友人等と顔を合わせることで
離婚した本人も報告がしやすいはず」
と語る鈴木さん。

 

また、「決して離婚を勧めているわけではないが
自分のブロデュースする離婚式が、誰かの第二の
人生を明るく、楽しく再スタートできるきっかけ
となってくれたらうれしい」とも。

 

 

 

「最後の共同作業」

さて、肝心の「ハッピー離婚式」では
どのようなことをするのかといいますと……。

 

 

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ハンマーを手に結婚指輪を2人で叩き割る
「最後の共同作業」というプログラムも選べ
ますが、内容や場所などについては自由とのこと。

 

あんなにかたい結婚指輪を叩き割る
ことなんて可能なのでしょうか?
私は、これはちょっと遠慮したいです……。

 

またこの「ハッピー離婚式」は、「旧郎旧婦」
2人揃ってというのが一般的だそうですが
一人での挙式も可能だとか。

 

 

 

 

もう会いたくない「旧郎旧婦」も
いるでしょうからね。

 

とにもかくにも、自分自身の結婚のけじめや
その結婚を祝福してくれた人々に対しての
御報告のための離婚式だということです。

 

 

 

「結婚=幸せ」、でも「離婚=幸せ」

まだ私が20歳位の時のことなのですが
こんなことがありました。

 

 

 

 

初対面の人たちと話をしている時に、一人の
女性が言いました、「離婚したので幸せです」と。

 

聞いていた人は、思わず声をたてて笑ったのです
が、当の彼女は、大まじめに言ったのです。

 

「私にとって結婚は失敗だったので、待ち望んだ
離婚が実現し、やっと幸せになりました」と。

 

 

 

 

確かに失敗だったと思う結婚もあるのでしょう。
20歳の私は、「結婚=幸せ」で「離婚=不幸」
という単純なものではないのだと理解した
ことを思い出します。

 

少なくとも彼女にとっては、「離婚=幸せ」
以外のなにものでもなかったようでした。

 

 

 

子どもは、どう思っているのかな?

一方、離婚する夫婦に子どもがいた場合、
子どもはどう思うのでしょう?

 

 

 

 

かなり前のことですが、こんな
ツイートを見たことがあります。

 

「結婚がよくて、離婚が悪いんじゃなくて、
お母さんが『不幸』なのが子どもはキツい。
少なくとも、私は母が不幸なことに小さな時
から気づいていて、よく不安になっていた」と。

 

離婚した夫婦の子どもが、全て
こんなふうに思うのかはわかりません。

 

 

 

 

 

でも子どもって、お母さんが不幸だと
とっても悲しいということはいえると思います。
お母さんが幸せだと嬉しいんですよね。

 

 

 

私は「ハッピー離婚式」しません!

『日本語俗語辞書』の中に「マルイチ」という言葉
がありますが、「マルイチとは、離婚経験がある
人や離婚をしたこと」をいうのだそうです。

 

「バツイチ」という言葉と、基本的には同じだそう
ですが、「経験した離婚に対して良いイメージで
使われる」言葉で、第三者というよりは当事者が
主に使うという説明がされていました。

 

 

 

 

そう考えてきますと、「ハッピー離婚式」
という言葉も少しも奇異ではなく
すんなりと心に溶け込んでくる気がします。

 

と納得している私がいますが、私は
「ハッピー離婚式」はしません!

 

しないというより、その前の
結婚式が存在しないからね……(涙)。

 

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