アンナ アーモンドシン ビスケット

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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アンナ・カールソンが1920年に作ったビスケット 

スウェーデン王室御用達のシナモン風味の
うす〜いビスケット、アンナ  アーモンドシン
ビスケットです。

 

アンナという名前は、このビスケットを
焼き始めたのが、ストックホルムに住んでいた
アンナ・カールソンという女性だったから。

 

1920年のことでしたが、このビスケットのレシピは
彼女の母親から受け継いだものだったそうです。

 

あまりの評判に、アンナと彼女の妹エマは
このビスケットをいつも焼くようになっていました。

 

そして1929年、アンナとエマは、Artillerigatan
ストリートの少女たちを、上流社会のメイドに
するための学校をつくり、その事業の一環として
ビスケットを販売するパン屋さんを開いたのです。

 

 

141209almondthinsannasアンナ「アーモンドシン ビスケット」

 

 

 

シナモンの香り高いビスケット 

アンナシンのビスケットが入っているパッケージは
有名なターナー・ダックワースデザイン会社
によるもので、中のビスケットが見えるような
デザインになっています。

 

一箱は150グラム入り。
原材料は、小麦粉、砂糖、植物油、転化糖シロップ、
食塩、アーモンド、シナモン、膨張剤、香料。

 

 

141209almondthinsアンナ「アーモンドシン ビスケット」

 

 

アーモンドは粒のままではなく、かなり細かく
砕かれたものが入っていて、スウェーデンの人が
好きだというシナモンが強く香ります。

 

 

 

現在は、ベルギー・ロータスベーカリーの傘下

アンナとエマ姉妹のつくったスウェーデン・
ストックホルムにあるこの会社は、現在は
ベルギーのロータスベーカリーの傘下です。

 

ロータスベーカリーといえば昨年、御紹介した
ビスケット(「オリジナルカラメルビスケット
『ロータス(Lotus)』赤坂エクセルホテル東急」

を作っている会社ですね。

 

 

140202lotusup400ロータス社の「カラメルビスケット」

 

 

 

ロータス社(Lotus Bakeries)

ロータス社は、アンナとエマがベーカリーを作った
1929年から遅れること3年の、1932年に出来た会社。

 

ベルギー  オースト=フランデレン州が本社ですが
ベルギー国内はもとより、オランダ、フランス、
スウェーデンと各国に生産拠点を持つビスケット
メーカーです。

 

アンナとエマが姉妹でベーカリーを作ったのに対して
ロータス社は、Matthieu Booneという兄と弟たち、
Boone3兄弟によって作られたベーカリーだそうですよ。

 

 

141209annasalmondthinsアンナ「アーモンドシン ビスケット」

 

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「鯛のおかしらつき」はなぜ「尾」が先なのか?

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oyakiakasakaaomo131130鯛すがたお焼き 赤坂「青野」

 

 

「鯛のおかしら付き」に関する告白!

「鯛のおかしら付き」という言葉は、日本で暮らし
ている人は、誰でも普通に聞いている言葉ですね。
では、これを漢字で書くと?

 

「鯛の尾頭付き」ですね。
なに当たり前のこと言ってるの?、とお思いでしょう。

 

ですが、実はわたくしめ、数日前まで
「鯛の尾頭付き」ではなく
「鯛のお頭付き」だと思っていました!
いや、本当に。

 

 

150114akasakaaononahabiranochi花びら餅 赤坂「青野」

 

 

 

「花びら餅」を調べて初めて知った「尾頭」

先日、「あぷりのお茶会」で赤坂「青野」
の花びら餅を取り上げました。
「『花びら餅』のゴボウは、鮎に見立てたもの」

 

花びら餅は、宮中のお雑煮を和菓子で表現した
ものであり、ゴボウはそのお雑煮の中に入って
いた鮎を表しているということでした。

 

その記載にある「押し鮎」とはどんなものなのか?、
と画像を探しながら調べている時に
「押し鮎は鮨鮎の尾頭を切り取ったもので…….」
という文章にぶつかりました。

 

押し鮎から頭と尻尾を取ったもの、という意味は
わかるのですが、「尾頭」という言葉は
初めて見たような気がします。

 

 

130421naniwayataiyakimatekiたいやき 麻布十番「浪花家総本店」

 

 

 

順序が逆のような気も……

「尾頭」の順序が反対のように思えました。
鯛の「尾」の方が自然だと思うのですが
なぜ「尾」なのでしょう?

 

試しに、私のパソコンに「おかしら」と入れますと
まず「お頭」が出て、次に「尾かしら」
「男かしら」「緒かしら」等々。
「尾頭」という、二つの文字の
組み合わせとしてはでてきません。

 

 

blog_import_51536251da0fcたいやき 赤坂「青野」

 

 

最初と最後のどちらが重要とはいうことはない
のかもしれませんが、焼いたお魚をお皿に
盛る時も、頭が左側にくるように置きますよね。

 

「頭ー上ー陽ー左」で、「尾ー下ー陰ー右」と。
日本では左の方を、格が上とみなします。

 

切り身ではなく一匹丸ごとの「鯛のお頭付き」
ですよ、ということで「頭」に「お」を
つけて「お頭」となるのかと。

 

でも、頭の方が重要、重要、といったら
尻尾に怒られちゃうかな、尻尾がなかったら、
しまらないじゃない、って。

 

 

oyakiakasakaaono131130鯛すがたお焼き 赤坂「青野」

 

 

 

今まで、どうして気づかなかったのでしょう? 

中には「『おかしら』付きは『尾頭』ではなく
『お頭』、日本語では頭と尾が来た場合、
頭が先にきます」という方もいらっしゃいました。
ですが「お頭」派は少数で、「尾頭」が圧倒的。

 

現時点での私は、「鯛のお頭付き」の「お」を
「尾」に兼ねて使っているうちに、いつの間にか
こちらが圧倒的な勢力(?)を持ってしまった
のではないか、と密かに思っていますが……、違うのかなぁ。

 

とにもかくにも私は、「鯛のおかしら付き」は
「鯛のお頭付き」と信じて疑わずに、何十年も
この日本で、日本人をやっていたのです。

 

こんな簡単な、ごく普通に使っている言葉の
漢字を知らなかったとは、あまりに驚き過ぎて
恥ずかしさを感じないほど。(!)

 

いや〜、皆さん知っていました?、
と聞くのはやめましょう。
知っていたに決まっているものね……(滝汗)。

 

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ヘルシー御膳「やさい家めい」麻布十番店

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「やさい家めい」麻布十番店

麻布十番の「やさい家めい」でお友達とランチ。
この「やさい家めい」、今日18日に日本テレビの
「おしゃれイズム」という番組に登場するそうです。

 

うちはTVがないので「おしゃれイズム」
という番組は知らないのですが。

 

「やさい家めい」は「日本の畑伝道師」渡邉明さんが
作ったお店で表参道ヒルズが本家です。
「やさい家」だけに本店ではなく本家なんですね。

 

渡邉明さんの会社「イートウォーク」はこの他に
青山、二子玉川、大坂、福岡等、日本各地に
多くのお店がありまた、昨年はインドネシア
(ジャカルタ)にも出店しました。

 

 

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麻布十番店は、お野菜居酒屋だった!

それらのお店は、フォーマルダイニング、
クイックパスタのお店、シャンパンバーなど
形態も様々。

 

今日の麻布十番店はカジュアルダイニングという
位置づけで「お野菜居酒屋」だということです。

 

えっ、居酒屋さんだったの?、と少々驚き。
私は、敷居が高すぎない和食のお店
という感じで捉えていましたので。

 

 

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ランチで気づきませんでしたが、そういわれてみれば
お店の作りが居酒屋さんという気もするかなぁ。

 

でもバリバリ居酒屋風ではないと思います。
(といいつつ、居酒屋さんはそんなに知りません)

 

お店自体は地下にありますが、写真で
おわかりのように、建物の外側が吹き抜け
になっているので、開放感も充分。

 

 

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お野菜にこだわったお店

「やさい家めい」という店名と「日本の畑伝道師」
という言葉からでも、お野菜に力を入れている
ことがわかりますね。

 

けれどベジタリアンのお店というわけではありません。
今日のランチの中にも、一番向こうのちょっと
大振りの容れ物に入っているのはお肉。

 

日本各地の契約農家から、毎日新鮮な
お野菜が届けられるそうです。

 

 

 

「イートウォーク」

麻布十番の「やさい家めい」の関連店は
渡邉明が代表取締役の「イートウォーク」
という会社に属しています。

 

「イートウォーク(eatwalk)」とは、
Eat(食べる)+ Walk (歩く)で
eatwalk(食べ歩き)ということ。
う〜ん、まんま。

 

 

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確かにヘルシー

今回、私達が頂いたものは「ヘルシー御膳」。
色々なお野菜料理に玄米御飯と
とろろ汁などがついています。

 

実は私は、話に夢中になっていて
お味の印象は少々ぼんやりとして……。

 

写真には写っていませんが、食べている途中で
熱々の蓮根を使ったお料理を持ってきてくれました。

 

こういう熱々の一皿を用意して
くれるのは、気が利いていますね。
私は、これが一番美味しく感じました。

 

 

 

ポットに入ったお茶が嬉しい

デザートは、白ごまのアイスクリームとフルーツ。

 

 

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デザートの時の「さいか茶」という
お茶がとても香り高いものでした。

 

「彩香茶」と書くのでしょうか?
ローズヒップやお花が入っているお茶です。

 

御覧のようにお茶を一人一つ、小さめのポットに
入れてくれるのもいいですね。

 

 

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テーブルにもお茶と、予約席の名前入りカード

そういえば、デザートのお茶だけではなく
お食事の時もテーブル毎にお茶の入った
ポットがあったような気もします。

 

そして、これもまた写真を撮り忘れてしまい
ましたが、テーブルには可愛いハリネズミが
置いてあり、そこには予約席と私の名前が。

 

アルコールも頂かず、本当にランチだけ
だったのですが「お待ちしていました」
という丁寧さが感じられるお店でした。

 

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