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「ひきこもり」の定義
「ひきこもり」の定義として厚生労働省では
「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との
交流をほとんどせずに、6か月以上自宅にひき
こもっている状態」と説明しています。
1 普段は家にいるが、近所のコンビニなど
* には出かける
2 自室からは出るが、家からは出ない
3 自室からほとんど出ない
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4 普段は家にいるが、自分の趣味に関する
* 用事の時だけ外出する(準ひきこもり)
1〜3にあてはまる人が「狭義」のひきこもり、
で、4も含めたものが「広義」のひきこもりです。
「ひきこもり」の原因
1 人間関係によるストレス
学生ですといじめ、職場ではトラブルを
起こした等が原因となって家から出なく
なってしまうケースです。
また新しい環境に上手になじめない
ことも原因となったりします。
2 不登校からそのままひきこもりに
学校に行かなくなったのをきっかけに
そのまま引きこもってしまうケース。
3 就職活動がうまくいかないことから
望んだ会社に就職できない等の理由から
ひきこもりになってしまうケースです。
4 受験に失敗
大学受験だけではなく、高校受験でも
おきますが、初めての大きな挫折と
感じる人も多いのかもしれません。
5 うつ病
ストレスからうつ病を発症し、ひきこ
もりになってしまうというケースです。
6 ゲームやインターネットに依存
ゲームやインターネットを楽しんでいるうち
に依存症になり、次第に学校や職場を休み
がちになって、ひきこもってしまう人。
7 特に理由がない
内閣府のひきこもりの調査で「ひきこもりの
状態になったきっかけ」という質問に対し、
「理由ない」と答えている人々もいます。
ですが本人が気づいていないだけで、何かしら
理由があると思った方がいいと自らも不登校
の経験を持つ小幡和輝さんは書いています。
ひきこもりを解決する方法
1 ひきこもりを認める
親としては焦り、悩むのは仕方のないこと
とは思いますが、まずはひきこもりを認め
てあげるのが大切。
その上で原因を聞き出し、解決法を考える
のがいいようです。
2 本人から話を聞く
一刻も早い解決を、と望むあまり焦って
詰問をすることがないようにしましょう。
原因を話すことが難しいと思っている
ひきこもりの人は多いものです。
まずは、話せる環境づくりが大切。
3 家族で会話できる環境を増やす
ひきこもってしまった人にとっては、家族
が唯一のコミュニケーションの相手です。
食事やテレビを見るなどを一緒にできる
場を多くつくり話す環境を整えることが
重要ですが、ただすぐにひきこもりを
話題にすることは避けたほうが賢明。
4 成功体験をつめるようにする
ひきこもりの子は、往々にして自信がないこと
が多いもの、子どもが取り組んだことに進歩
が見られたような場合は褒めてあげましょう。
成功体験を1つでも多く経験できることで
自信がついていきますので、取り組んだ内容
は勉学に限らず、ゲーム等の一般には遊びと
考えられることでも。
5 お金の話をする
最近はひきこもり脱出のために
「お金の話をする」という対策が
注目を集めているそうです。
お金のプロであるファイナンシャル
プランナーが、将来にかかるお金に
ついて説明し、
「働かないと将来が大変ですよ」ではなく、
「少しでいいから働けば、今よりいい生活が
できる」と社会復帰の後押しをするとのこと。
これを、私自身がひきこもりで説明されたと
したら、もっとひきこもりが重傷になりそう
な気もするのですが、そこはファイナンシャル
プランナーの説明の仕方なのでしょうか?
6 病院やカウンセリングに連れて行く
本人にその意思があった場合は
病院等に連れて行くのも有効です。
時には、本人の自覚はなくても精神的な
病気が関わっている可能性もあります。
本人が乗り気ではない時は、両親だけ
であっても、実際にどのような治療法が
あるのか等の確認ができると思います。
7 おこづかいを与える
お金を使うために外出するように
誘導する方法。
ただし、一度おこづかいを渡すと、際限
なく要求される可能性もありますので
一定の金額を設定しておくことが必要です。
8 ひきこもりで生計を立てられるようにする
ひきこもり状態でも生計が立てられる
ようにすることで、大きく変わります。
特に近年は、インターネットビジネスも
ありますので、ひきこもったままで仕事
をすることも可能です。
9 人を自宅に招く
家族以外と話す機会の少なくなっている
ひきこもりの人に、積極的に外の人間と
話す回数を増やして社会復帰へ促します。
ただ、招く人は誰でもよいわけではなく
学校の先生や友人など、あまり近すぎる
関係の人には劣等感を感じてしまい、かえ
って逆効果になることもあるといいますので
遠い関係の人から始めるのがいいようです。
(参照/「小幡和輝 オフィシャルブログ」)