黄色いきゅうり

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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黄色いきゅうり?!

ANAインターコンチネンタル東京の2階にある
「ピエール・ガニェール・パン・エ・ガトー」
のマカロニサラダです。

 

こんなふうな四角い透明の入れ物に入っていました。
正面の上の方にある緑色の帯のようなものは
言わずと知れた「きゅうり」ですね。

 

入れ物の後ろの方の右側に、赤いプチトマトが
見えるでしょ?、そのトマトがソファー
がわり(?)にしているのが黄色のきゅうり。

 

 

「マカロニサラダ」ピエール・ガニョール

 

 

 

黄色のきゅうりってあるの?

私は初めて見たので、念のために調べて
みましたら、なんと驚きの事実に遭遇。

 

一般的に売られている緑色のきゅうりは未熟
なうちに採ってしまっているもので、熟すと
黄色になるんですって、きゅうりって!

 

私はまた、ピエール・ガニェールのマカロニ
サラダですので、きゅうりも普通のものと
違って、おしゃれな新種なのかも?
と思ったりもしていたのですが。

 

「フルーツトマト」があるように
「フルーツキュウリ」なんてね。

 

 

 

 

 

「胡瓜」「黄瓜」

きゅうりを漢字で書きますと「胡瓜」ですね。
こちらの「胡瓜」の方が一般的だと思いますが
「黄瓜」、黄色いウリとも書くのだそうです。

 

黄色く完熟したきゅうりは通常の緑色のもの
と違って「青臭さ」は抜けていていいのです
が、苦みや渋みは増しているといいます。

 

苦み等を避けるには、実の中心部を切り
取って食べれば大丈夫だとか。
ただ食べることができるのは、あくまでも
黄色に完熟した後に採ったきゅうりです。

 

きゅうりは結構、腐りやすい野菜でもあり
ますので、緑色のものを保存していて、黄色
に変色した場合は、きゅうりが痛んだため
の変化かもしれませんので、注意が必要。

 

 

こちらは「ゼブラ」という名前のイタリアントマト

 

 

 

昔はフルーツのように食べていた?

今でこそ緑色のきゅうりが普通ですが
昔は、熟した黄色いきゅうりを、果物に
近い感覚で食べていたということです。

 

その後に、甘いマクワウリのようなもの
も出まわるようになって、きゅうりは
「果物」の領域(?)からは撤退します。

 

そういえば、ピエール・ガニェールのこの
マカロニサラダの黄色いきゅうりは、ちょっと
柔らかくてフルーティな感じもしましたよ。

 

 

オレンジ、赤、黄色のパプリカ

 

 

 

パプリカもそうだね

黄色のきゅうりなど初めてだったので
やたらと驚いてしまいましたが
そういえばパプリカもそうですよね?

 

緑色の状態でも採取して売って
いますが、そのまま枝につけて
いると色が変化してきます。

 

そして緑色から変化したパプリカは
味がちょっとフルーティーになると
いうのもきゅうりと同じですし……。

 

 

 

 

そう気づき始めたら、ピーマンもゴーヤも!
みんな緑色から黄色に変化していますね。
ただ上の写真のパプリカは、緑の次はまさか、

 

 → 黄色 → オレンジ → 

 

と変化するなんてことはありませんよね?
例えば、

 

    → 黄色
    → オレンジ
    → 

 

というように、それぞれ別のパプリカ
のような気もするのですが……。
う〜ん、どうなんでしょう?(誰か教えて!)

 

 

ピーマンのなり始め

 

 

 

ピーマンとゴーヤは知ってる!(エラソー)

ピーマンとゴーヤに関しては、実際に
うちで作りましたので実験済みです。

 

上の写真は、ピーマンがなり始めの頃のもの
で、ピーマンの左上の方にある白いものが花。

 

そして下の写真が、収穫直前の赤いピーマンで
先ほどのパプリカの色の変化について疑問は
このピーマンの生育を見ていたからです。

 

 

徐々に赤くなったピーマン

 

 

この赤いピーマンは、緑色の次に黄色や
オレンジというように変化していった
わけではなく、すぐ赤になりました。

 

 

 

ビタミンカラー尽くしのゴーヤ

また、ゴーヤもそうでした。
緑色から黄色、というかオレンジ色に
近い黄色に変化して、その後、赤くなった
ということはありませんでした。

 

ゴーヤは、
   → 黄色 になって終わりで、

ピーマンは、
   →  になって終わりです。

 

 

初めてゴーヤがなりました、ふふふっ

 

 

ゴーヤが緑色から黄色に変わる
のって、すっごく早いんですよ。
あっという間でした。

 

 

あっという間に色づいたゴーヤさん

 

ピーマンが、緑色から赤になるのには
少々、時間がかかったように記憶しています。

 

オレンジ黄色(?)になったゴーヤの中
には、こんなに綺麗な赤いタネが入って
いたことにも驚いたものでした。

 

 

熟したゴーヤの中に入っていた
赤い色のタネ

 

 

ちなみに、次の写真はオレンジ黄色になった
ゴーヤの皮の部分を、塩もみにしたものです。

 

 

 

 

ゴーヤって、なんといいましょうか
全てがビタミンカラーで綺麗ですね。
おっと、お花の色を紹介していませんでした。

 

これがゴーヤの花。
ピーマンは白い花でしたが
ゴーヤは鮮やかな黄色です。

 

 

 

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「ラタトゥイユ」と「カポナータ」の違い ラタトゥイユ「ピエール・ガニョール パン・エ・ガトー」 

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151220ratatouille

 

 

パンなのにラタトゥイユ?

ちょっと前のことなのですが、ANAインターコンチ
ネンタルホテル東京の2階にある「ピエールガニョール
パン・ヱ・ガトー」で冒頭の写真のパンを買おうと
した時に、表示されていた文字に驚きました。

 

そこには「ラタトゥイユ」と書かれていたからです。
パンなのに「ラタトゥイユなの?」と。

 

そういえば以前、ここで「穀物バン」と書いてあった
のを、「動物パン」と読んでしまった私は、
「何の動物ですか?」と聞いて「穀物バンです」
と少々冷たく言われたことがありましたっけ……。

 

 

「ピエールガニョール パン・ヱ・ガトー」の
「動物パン」ではなくて「穀物パン」

 

 

こちらがその「ピエールガニョール
パン・ヱ・ガトー」の穀物パンです。

 

「動物パン」だと思い込んでいた時は、カタツムリ
にも似ているし、下を向いているハトのようにも
見えるし……、なんて思ったりして。

 

そんな悲しい過去(?)がありましたので
読み違いではないかと、もう一度よく見てみた
のですが、やっぱり「ラタトゥイユ」です。

 

四角いパンの中にラタトゥイユが
入っているとのことでした。

 

半分に切ったところがこの写真。
コロコロの四角いふわふわパンの中に
ラタトゥイユが結構みっしりと詰まっています。

 

 

151219ratatouille「ピエールガニョール パン・ヱ・ガトー」の
パン「ラタトゥイユ」を半分に切ったところ

 

 

ラタトゥイユとはちょっと関係ありませんが、バター
がたくさん含まれた美味しそうな「ピエールガニョール
パン・ヱ・ガトー」のパン生地、という感じが
この写真でもおわかりいただけるかもしれませんね。

 

 

 

お料理の「ラタトゥイユ」

今日の「ピエールガニョール  パン・エ・ガトー」の
「ラタトゥイユ」ではなく、お料理の「ラタトゥイユ」
あるいは「ラタトゥユ」というのは、フランス南部
プロヴァンス地方のお料理「ratatouille」を指しています。

 

ニースの郷土料理で、夏野菜を煮込んだものですので
私の中では「ラタトゥイユ」は夏のお料理という
イメージがあったのですが、「ピエールガニョール
パン・エ・ガトー」で見たのは年末の真冬。

 

「ラタトゥイユ」の語源は、「Rata(軍隊の
スラングでごった煮)」「かき混ぜる」という
意味の「Touille」という言葉だそうで、書籍に
最初に登場したのは1778年といわれています。

 

 

フランスのプロヴァンス地方
ニース名物のお料理「ラタトゥイユ」

 

 

軍隊のスラングで、ごった煮を意味する「Rata」
がついていることからも察せられるように
元は軍隊や刑務所で出されるお料理だったそう。

 

日本語でも刑務所で出される食事を指して「臭い飯」
などという言葉もありますが、「ラタトゥイユ」
もそのような、あまり褒め言葉とはいえない感じ
で使われることもあるとか。

 

ですから決して高級料理を意味する言葉というわけでは
ないようですが、新鮮な材料と腕自慢のシェフの手に
かかった「ラタトゥイユ」は、ニースの名物とも
いわれる、美味しいお料理に変身します。

 

 

ズッキーニ

 

 

 

しっかり炒めるのが、美味しさの秘密?

「ラタトゥイユ」の作り方を簡単にいってしまいますと
夏野菜(ナス、スッキーニ、ピーマン、パプリカ、
タマネギ、ニンジン)をニンニクとオリーブオイルで
炒めて、白ワイン、ローリエ、ドライオレガノ
などを加えてトマトで煮込んだもの。

 

ベーコンなどを加えることもありますが
味付けの基本は塩とコショウです。
「ラタトゥイユ」について
料理研究家の脇雅世さんは、

 

「ラタトゥイユは『野菜のトマト煮込み』
ではないんです!
野菜をていねいにしっかり炒めてから煮ることで
どの野菜も「主役」の味に仕上がりますよ」

 

とおっしゃっています。
確かに私も以前作った時は、この「野菜をていねいに
しっかり炒め」てが充分ではなく、ちょっとぼやけた
味に仕上がってた経験があります。

 

「ラタトゥイユ」はしっかり炒めることが
ポイントのようですね。

 

 

イタリアのシチリア島および
ナポリの伝統料理「カポナータ」

 

 

ところで上の写真ですが、ちょっと「ラタトゥイユ」
に似ていますが、これは夏野菜をトマトで煮込んだ
もので「カポナータ」という、イタリアのシチリア島、
およびナポリの伝統的なお料理です。

 

「カプナータ(Capunata)」あるいは「カプナティーナ
(Capunatina)」と呼ばれる、シチリアおよびナポリの
伝統料理ですが、イタリア全土でも有名なもので
スペインのカタルーニャ地方からきたということです。

 

「カポナータ」という言葉は、すぐにお料理を提供
することができる「居酒屋」を意味するラテン語の
「カウボーナ」から来ているといいます。

 

 

「カポナータ」に使うシチリア名産のナス
(写真/クサマヒサコの野菜ノート」)

 

 

 

「ラタトゥイユ」と「カポナータ」の違い

      ラタトゥイユ    カポナータ
  * _______________________________________________

 国     フランス      イタリア
     プロバンス地方、   シチリア島、
       ニース      およびナポリ   

 

メイン野菜 (どちらかといえば) (シチリア名産の)
        ズッキーニ      ナス

 

調理法   炒めてから煮込む   ナスを揚げてから煮込む

 

味付け 基本的には塩コショウ  甘酢煮(酢と砂糖)

 

 

なお南イタリアでは「チャンボッタ(Ciambotta)」と
いう、やはり夏野菜の炒め煮があるそうですが、こちら
は野菜の種類が異なる他、最も違う点は甘酸っぱい
味付けにしない、甘酢煮でないことだそうです。

 

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シャンパン・バー「ANAインターコンチネンタルホテル東京3F」アークヒルズ 

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champagnebar

 

 

初めての「シャンパン・バー」

以前から一度行ってみたかったANAホテルの
「シャンパン・バー」に行ってきました。

 

(「シャンパン・バー」
東京都港区赤坂1丁目12番33号
ANAインターコンチネンタルホテル東京 3F
予約・お問い合わせ 03-3505-1185)

 

場所は、東京メトロ南北線の六本木一丁目駅を
降りてすぐの、ANAインターコンチネンタル
ホテル東京の3階にあります。

 

 

img_14シャンパン・バー(写真/
「ANAインターコンチネンタルホテル東京」)

 

 

ANAホテルは、以前「カスケイドカフェ」や
「アトリウムラウンジ(ATRIUM Lounge)」での
アフタヌーンティーなどは御紹介したことがありますね。

 

「シャンパン・バー」に行きたいと思いつつも
一緒に行くお友達がアルコールが飲めなかったり、
お酒がOKな人とは他のお店に行ったりということで
今まで機会がありませんでした。

 

今回は「ルイ・ロデレールを含むシャンパン3種
飲み放題」というディナーを選んでみたのですが
ちょっとだけ予想とは違ってしまった部分もありました。

 

 

150104anaintervontinentalafternoontea同じく3段ですが、こちらはアフタヌーンティー
「アトリウムラウンジ」ANAコンチネンタルホテル東京

 

 

 

お食事は軽め

実は今回は、少々お礼の意味合いを兼ねた食事
だったのですが、当然のことながら、このお店は
「シャンパン・バー」、お食事は本当に軽めでした。

 

予約の段階で、ディナーは3タイプのメニューの中から
前菜、メイン、デザートを選べると書いてありました
ので何となく、お皿の数は少なくても普通の
ディナーを想像してしまったのです。

 

ところが実際にお店で運ばれてきたものは
この写真のような、アフタヌーンティーの時に
お菓子を3段のお皿に並べるが如くに前菜、
メイン、デザートが乗せられているものでした。

 

 

champagnebar「シャンパン・バー」の3段重ねディナー
ANAコンチネンタルホテル東京

 

 

見た瞬間、私は思わず「えっ!」と言ってしまった
のですが、しばらくして、そういうことだったのね
と納得しましたが。

 

 

 

当然ですが、メインはシャンパン

これに対して、写真は撮り忘れてしまいましたが、肝心
のシャンパンの方は、最初から3つのシャンパングラス
がテーブルにセットされているという具合で、今更
ながらここは「シャンパン・バー」なのだと思った次第。

 

はじめは驚いたものの、お値段を考えて
みましたら当然でした。

 

ただ、御一緒した方に、お礼のお食事をとお誘い
しながら、きちんとしたディナーとは
いいがたかったのが申し訳ないかぎりです。

 

「シャンパン・バー」は、昼食との兼ね合いで、夕食は
軽くしたいなどという方には、おあつらえ向きですね。
中にはアルコールを飲む時は
食事はどちらでもいいという方もいますし。

 

 

160103ritzcarltontowersシャンパン「タワーズ」
ザ・リッツカールトン東京

 

 

 

男性だけでは入店できません

先ほども書きましたように私は「シャンパン・バー」、
および他のホテルのバーもほとんど経験がないので
わからないのですが、ここのお店は
男性のみの入店は不可なのだそうです。

 

男性も女性と一緒ならばもちろんOKで
女性の場合は、一人でも入店できるのですが
他のお店もそうなのでしょうか?

 

私には「シャンパン・バー」に一人で来る
という選択肢は存在していなかったのですが
私たちが訪れた日にいらっしゃいましたよ、
お一人で来ている女性が。

 

 

140130shanpanシャンパン「アジュールフォーティーファイブ」
ザ・リッツカールトン東京

 

 

 

一人でゆっくりシャンパンを楽しむ女性

私たちは一番早い5時の予約で「シャンパン・バー」
に訪れましたが、その女性はもう少し遅く
お見えになったようです。

 

60代か70代位の和服をお召しになった女性で、
お一人で静かに、おそらく私たちと同じ
ディナーを召し上がっていらしたよう。

 

ふ〜ん、そうなのかぁ、一人もありなのだ、
というか、大人の女の人という感じがしましたね。
シャンパンがお好きなのかもしれません。

 

私もシャンパンは大好きですが、できるかなぁ?
ちょっと貫禄不足、修行が足りないという気も。
一人で優雅に、シャンパングラスを
傾ける日が私にもくるでしょうか?

 

 

champagne140703シャンパン「デリ&カフェ」
(ザ・リッツカールトン東京)

 

 

 

ルロ・ロデレール(LOUIS ROEDERER)

そして、何よりメインのシャンパンですが
「ルイ・ロデレール含むシャンパン3種飲み放題」
のルイ・ロデレールは、1776年につくられた
老舗シャンパーニュメゾン。

 

1876年に、ロシア皇帝・アレクサンドル2世の
要望により、ルイ・ロデレール2世の手によって
作られたシャンパーニュは、現在のルイ・ロデレール
「クリスタル」のもとになったものです。

 

シャンパンを飲まない人でも、ドンペリなどは
よく耳にすると思いますが、ルイ・ロデレールは
派手なコマーシャルを好まず、ひたすら品質を
保つことに専念しているためか、誰でもが
知るシャンパンではありませんね。

 

 

effervescence_3

 

 

 

シャンパーニュメゾン・トップ50の第1位

いわば本物を愛する真のワイン好きに選ばれる
メソンともいわれ、2013年のフランスのワイン雑誌
『La Revue du Vin de France』では、シャンパーニュ
メゾン・トップ50のうちで第1位に輝きました。

 

これは68メゾン、700アイテムの中から50のシャンパー
ニュ・メゾンを選んだもので、ルイ・ロデレールの後に
ボランジェ、ドン・ペリニヨン、クリュッグ、サロン
というという名だたるメゾンが続いています。

 

第1位に選ばれた理由としては、
「ブドウの特徴をよく表現している」
「工業製品のような造りでない」
「ブドウ栽培を最重要とし、全体の15パーセント
の畑でオーガニックの農法、ビオディナミ農法を
実践している」等々。

 

 

budoubatakeブドウ畑

 

 

また、昨年2015年の『ワインエンスージアスト』誌の
「ワイン・スター・アワード2015」には、ルイ・
ロデレールの製造責任者のジャン・パティスト・
レ・カイヨン氏が受賞しています。

 

今回「シャンパン・バー」に一緒に行った方は
気を遣わなくてはいけない方ではありませんでしたが、
やはりお友達とは違って、シャンパンの味わいには
あまり集中してなかったというのが正直なところです。

 

ということで是非もう一度、ルイ・ロデレールを
味わいに、「シャンパン・バー」に出かけられ
たらと思うのですが……。
でも、一人ではまだ無理かな?

 

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