「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
「二の橋」の袂
麻布通りから「二の橋」を渡って「日向坂」、
オーストラリア大使館などの写真を撮った後に
「二の橋」の袂(たもと)で見つけた「レーベル
カフェ」で一休みすることにしました。
(「レーベルカフェ トーキョー(Label cafe Tokyo)」
*〒108−0073 港区三田1丁目11-49
*レーベルビル1階 03-5444-6677
*火曜定休 9:00〜17:00)
「レーベルカフェ」は、水分不足で疲れた真夏の
夕方に、突然現れたオアシスという感じ。
「日向坂」からお店へと続く、この通路を
見ただけでも、素敵なお店という期待感で
ドキがムネムネしてしまいます。
のどの渇きももちろんですが、お腹も
すいていたので、この写真の左にある椅子の
メニューを見ましたが、残念ながら
この時間はケーキ以外はないようですね。
モーニングセットと、ランチセット、
それ以外はお茶の時間。
朝は9時からオープンしているようですが
夕方の5時に閉まってしまうというのは
ちょっと早い感じもしますが。
カフェでモーニングセットを頂いたのは
一体いつだったか忘れてしまったほど前ですが
今度「レーベルカフェ」で食べてみたいな。
まあ、何はともあれ今日はのどの渇きを潤しに。
どっしりした木のドアを開くと
壁でスペースが少し区切られているように
見える、写真の左の方に入口のドアがあります。
う〜ん、外から見て思った雰囲気通りのお店です。
奇を衒(てら)うような派手なお洒落さではなく
落ち着いた自信を感じさせるセンスの良さという感じ。
入った瞬間の空気感もさることながら
私は何といっても、壁面の一面の大きな曇り
ガラスの醸し出す雰囲気に圧倒されました。
はっきりと見えるわけではないのですが
存在感のある木々たち。
ちょっと森みたいな感じがしますね?
と思うでしょ、ところ違うのですよ。
麻布十番側、麻布通りから見た
「二の橋」はこんな風です。
実は上の写真には、ほんの少しだけ
「レーベルカフェ」が写っています。
左上の高速道路の太い脚の左側に、5ミリほど
見えているのですが、これでは全くわかりません
ので、次の写真をどうぞ。
「日向坂」の方向に向かって、「二の橋」を
三分の一か半分ほど行った所で「レーベルカフェ」
方向を撮ったものです。
この写真では、高速道路の下の右端の中央
あたりに見える建物が「レーベルカフェ」です。
外からですと、先ほどのガラス一面に描かれた
ように写っていた、木々の存在はあまりわからず
あの木は、どこにあるの?という感じ。
でもこうして見ますと、古川は結構大きい川なのですね。
第7代将軍・徳川綱吉が「四の橋」の麻布御殿
(白金御殿)に船で行くことができるように
川幅を1間ほど大きくしたのですものね。
ここからでは、あんなお洒落な「レーベルカフェ」
があるとはとても思えないところも
意外性があって、隠家風でいいのかも。
野菜と豚ひき肉のキーマ風カレー
訪れたこの日は8月14日、お盆期間中だったの
ですが、お休みはあくまで定休の火曜日だけ
ということで通常の営業でした。
さてさて、何にしましょうか?
とメニューとにらめっこ。
ランチは「日替わりプレートごはん」と
「野菜と豚ひき肉のキーマ風カレー」があるようです。
「日替わりプレートごはん」は、10種のおかずと
黒米ごはんに、2日毎に替わる具だくさんスープが
添えられている魅力的なメニュー。
毎日のスープの名前が小さな紙に書かれています。
ランチの時間(11:30〜15:00)はとうに過ぎて
いたのですが、カレーを用意してもらえる
ことになりました、感謝、感謝。
「野菜と豚ひき肉のキーマ風カレー」には
温泉卵かパクチーをのせてもらうことが
できるので、私は温泉卵を選択。
御覧の通り、お米が「日替わりプレートごはん」
同様、黒米でその他の穀物も入っていましたよ。
御飯はかなり柔らかめでしたが、キーマ風
カレーってこういうのなのでしょうか?
飲物は「レーベルカフェ」自家製の
梅シロップをソーダで割ったもの。
冷たいお水割りや、ホットも可能だとか。
甘すぎず、サッパリとして
暑い日にはぴったりの飲物でした。
「レーベルカフェ」自家製の梅シロップソーダ割り
(ボケててごめんなさい)
この「レーベルカフェ」、何かやたらお洒落だなあ
と思っていたら、レーベルクリエーターズという
モノづくりメーカーが作ったカフェだそう。
ふ〜む、やっぱりね。
「レーベルカフェ」のあるビルが
レーベルビルで、上階は会社というつくり。
2004年に生まれた日本のモノづくり
衣・食・住をテーマにした会社です。
壁面の大きなガラスが絵画のような美しさ
「レーベルカフェ」は大阪にもあって、そちらも堂島川
に面したお店だということですが、違うのは
「レーベルカフェ OSAKA」の大きな壁面は
曇りガラスではなく普通の透明のガラスだということ。
外の景色が見えるのも開放感があって、とっても素敵
ですが、麻布の「レーベルカフェ」のガラス窓も
負けず劣らず、独特の雰囲気を醸し出していますよね。
もしかしたら、先ほど外からの写真をご覧いただいた
ように、曇りガラスの窓は、さほど美しくないものを
隠す目的なのかもしれません。
でも、そうであったらなおのこと
極上の仕上がりといった美しさですね。
この日は「レーベルカフェ」に、パソコンを持って
きている女性が2人いましたが、私もパソコンを持って
きて、住み着いてしまいたいほどの心地よさでした。