今日は、先日みた動画の御紹介をしたいと思います。
ここ1,2年で一番衝撃的な動画でした。
タイトルは『スマホ依存の真実 ドーパミンの恐怖』。
「モチベーション博士」さんという方があげて
下さった動画で、以下の説明が添えられています。
「脳内麻薬と言われるドーパミン、
そしてSNS依存の本当の危険性とは?
ドーパミンを分泌させて人々を中毒状態に
するために作られたSNSの危険性。
そんなSNSに、アメリカの識者達が警鐘を
鳴らす動画をまとめました!
SNS依存、スマホ依存の本当の危険性が
語られています」
アメリカの識者たちが警鐘を鳴らす、4分少々
のそれほど長い動画ではありません。
これは動画5本を「モチベーション博士」さん
が1本に編集してくださったようです。
その動画5本のリンクが貼ってありましたので
確認したいことがありクリックをしてみた
のですが、全て削除されていました。
特に私が確かめてみたいと思ったのは、
以下で説明する二つ目の「大きな過ち……」
発言をしているザッカーバーグのもの。
どのようなシチュエーションで述べられた
言葉なのかが非常に気になったので
元動画を見たかったのですが残念です。
4分少々の中に11の発言がありますが、11人
ではなく、重複して話している人もいます。
『スマホ依存の真実 ドーパミンの恐怖』
の書き起こし
1
「我々は機械にコントロールされている」
2
「大きな過ち、私の大きな過ちだった、申し訳ない」
*マーク・エリオット・ザッカーバーグ
*Facebookの共同創業者兼会長兼CEO
3
「中毒状態の人々 これから更にひどくなっていく」
4
「SNS企業はある特殊なエンジニアを雇っている。
彼らはカジノのノウハウを参考に、SNSが
中毒症状を生み出すように設計をする。
人々が中毒状態になるのが彼らの目的なんだ。
それが彼らの利益になるからだ」
5
「全米のスロットマシンの利益は、野球、映画、
テーマパークの合計利益よりも多い。
スロットは他のどのギャンブルよりも中毒にさせる。
それも数倍の速さで中毒にさせる。
その理由を話すと、レバーを引くと、賞品が
当たったり当たらなかったりする。
結果がランダムになればなるほど、中毒状態になる。
そして、スマホが我々のスロットマシンなんだ。
携帯を確認するたびにスロットのレバーを引いて
いるんだ『何が当たった?』ってね。
問題なのは、このスロットマシンメカニズムが
最も中毒になりやすいこと。」
6
「あなたは気づいていないが、あなたは機械に
コントロールされている」
7
「これらは全てドーパミンによるものだ。
ドーパミンはパフォーマンスを上げ、喜びを
感じさせるが、その一方、ありえないほど
中毒性がある」
8
「SNSや携帯を使うとどうなるか。
ドーパミンが分泌される、だから通知を見ると
気持ちいいんだ」
9
「スタンフォード大の教授の研究で、
『Maybe』の魔法というものがある。
もしかしたら誰かから連絡がきてるかも、
と携帯を見る。
そして通知が来た時にテンションが上がる、
それがドーパミン。
通知を見た瞬間、ドーパミンは400%まで
跳ね上がる。
コカイン使用時と同じレベルのドーパミン量だ。
でも面白いのが、ドーパミンを日常的にあげる
他のもの、例えばお酒などは年齢制限があるが
SNSは?」
10
「近年の研究でわかってきたのは、注意が散乱
された時間が増えると、事あるごとに携帯を
気にしていると、永久的に集中力を下げる
ことが判明した。
社会で生きるために本当に必要な能力が
失われるんだ」
11
「FacebookをはじめとしたSNS開発の意図は、
いかに時間と注意をSNS上で消費させるかだ。
だからドーパミンを出させる仕掛けを作った。
誰かにいいねやコメントされると、ドーパミン
の効果でさらに投稿したくなる。
そしてさらにいいねやコメントが増えるという
社会評価のツーぷに落とし込むんだ。
開発者、投資者、俺、マークザッカーバーグ、
インスタの創業者、全員こうなることは
わかっていたんだ。
それでも、あえて作ったんだ。」
*Facebook 初代CEO ショーン・パーカー
私が特に怖いと思ったのは10番の
「注意が散乱された時間が増えると、事ある
ごとに携帯を気にしていると、永久的に集中力
を下げることが判明」
という事実です。
こんなに大きな代償を払わなければならない
ことを使用している私たちは自覚している
とは思えません。
その上、この識者の発言は、単に科学者たち
が分析して非難しているというだけではなく、
まさに作り出した人たち、Facwbookの初代CEO
であるショーン・パーカーと、現在のCEOの
マイク・ザッカーバーグ自身がその通りである
ことを自ら説明していることです。
それも、魅力的なものを作り出したいと願うあまり
「結果的に依存症を生み出すことになってしまい
反省している」
というのではなく
「最初から依存症を作ろうとして専門家達で
作り上げた」
という事実。
「永久的に集中力を下げることが判明。
社会で生きるために本当に必要な能力が
失われ」てしまった人は、どうなるのでしょう?
言葉がありません。