Covid-19危機に関する G ヴァンデン ボッシュの分析 

「なぜ私たちはいつも、失敗から
  学ばなければならないのか?

 Covid-19の危機に関する私の分析
 から得られた結論と教訓のまとめ

     Why do we always need
       to lean things the way?

       Summary,key lessons
     learned and conclusions
        from GVB’s analysis of
      the  Covid-19 crisis)」

               G ヴァンデン ボッシュ
*      Geert Vanden Bossche Ph.D. DVM

 

世界的に最も才能のあるワクチン製作者

ケント獣医学部で DVMを取得し、シュトゥットガルト
のホーエンハイム大学でウイルス学の博士号を取得。
その後、ベルリン自由大学とホーエンハイム大学
でウイルス学、免疫学、分子生物学のポスドクと
して研究を受け、非常勤講師を務める。
その後、ワクチン産業に転身。
ウイルス学と微生物学の認定を受けており、30以上
の著書があり、いくつかの特許出願の発明者でもある。

・グラクソスミスクラインノバルティス
ワクチン&診断
  研究プログラムディレクター、
  補助剤リーダー・部長

・ソルベイ・バイオロジカル
  インフルワクチンの世界
  プロジェクトディレクター

・ビル &メリンダ・ゲイツ財団
  世界健康、ワクチン開発の
  上級プログラムオフィサー

・GAVIアライアンス
  プログラム・マネージャー

・UNIVAC
  イノベーションチーフ、
科学 科学オフィサー

・ドイツ感染研究センター(DZIF)
  ワクチン開発局長

・VARECO
  管理ディレクター


         Geert Vanden Bosscheが
            4月22日に投稿した動画
              翻訳 マーマレードさん

            (文字起こし 一部省略・変更)

 

 

 

高率の感染症→自然免疫低下→高発症率+重症化

それは、基本的には、集団において
感染症が高率に広がっている場合には常に
通常であればその感染から人々を守っている
自然免疫を低下させてしまう、ということです。

そして、この感染率の高さと、この本来
守られている人の自然免疫の低下は発症率
をあげ、重症化させることにつながります。
これは重要なことだと思います。

 

集団内の感染率が低い→感染力の強い変異株増殖

一方で、対照的に、もう一つ重要なことは
集団内の感染率が低いことは、より感染力
の強い変異株の増殖につながるということです。

これから私が読み上げるこれらの結論の
背後に、科学的な議論にあまり興味が
ない人たちは、これらか何が起こるかを
ずっと見ていてくれればいいのです。

今後、数週間のうちに様々な国で何が起こるのか。
現在、 Covid-19の危機はまだ続いており
一部の国ではさらに激化しています。

 

無症候性キャリアが変異株の温床に

では、その結論というのは何でしょう。
まず第一に無症候性キャリアは、より関連性の
ある変異株の温床となることは避けられません。

つまりSARS-COV-2は、症状のない方法で
ある程度人々に感染することで
集団の中で永続します。

このような無症候性の感染者はウイルスを
排出することができ、これが最終的には、
より多くの感染性のある変異株につながります。

 

厳格な感染予防策が生み出す感染力の強い変異株

2つ目の結論は、厳格な感染予防策を大量
に実施すると、より感染力の強い変異株の
出現が促進され、若年層のような本来で
あれば感染から保護されている層にとって
脅威となるということです。

集団の感染率が高ければ高いほど、もちろん
感染性の高い変異株がある場合は集団の中で
の感染率が上がります。

これは、本来であれば人々を守っている自然抗体
を媒介とした自然免疫の低下につながります。

例えば、若年層、つまり本来感染から
守られている層、パンデミックの初期には
感染から守られていた層のことです。

なぜなら、彼らは十分な自然免疫
を持っているからです。

そこに、厳しい感染予防策を実施すれば
より感染力の強い変異株の出現を
助長することになります。

それが昨年末からの私たちが実際に目に
してきたことで突然、厳格な感染防止対策
を実施してから約10ヶ月後、全く突然に
感染症の高い変異株が現れたのです。

 

大規模ワクチン接種が変異株を繁殖→ワクチン耐性変異株に

3つ目の結論です。
大規模なワクチン接種キャンペーンは
さらに感染力の強い変異株の繁殖を促進し
最終的には、ワクチン耐性変異株となるでしょう。

また、集団ワクチン接種は、さらに感染力
の強い変異株の繁殖を促進するので、
したがって(4つ目の結論)高齢者や脆弱な
人々を対象としての集団予防接種キャンペーン
は、若年層または本来であれば自然に感染から
守られていた層にとって、より強い脅威となります。

そして、それはまさに……
この層(高齢者層)にワクチンを接種する
ことは集団接種キャンペーン開始前に
すでに集団内で循環していた感染性変異株
が、さらに繁殖することにつながります。

集団ワクチン接種は、これらの変異株の繁殖
を促進し、感染力がさらに強くなるため
若年層や、その他の自然に保護されている
層にとってより強い脅威となるのです。

(5つ目)高齢者層に続いて、若年層への
集団ワクチン接種が行われると、これらの
グループにはさらに大きな脅威になります。
若い年齢層にとっても同様です。

これは、次のような事実によります。
まず第一に、先ほど申し上げたように
高齢者への集団ワクチン接種は、すでに
広がっている感染性の高い変異株を
さらに感染性の強いものにします。

そのため人口における感染圧力
はまだ増え続けるでしょう。

 

若年層へのワクチン接種は自然抗体の保護を阻害

そして何といっても若い年齢層に
ワクチンを接種することは、もちろん
自然抗体による保護を阻害します。

若い年齢層で生成される特異抗体は
自然抗体がウイルスを中和すること、
ウイルスを捕獲することをますます
妨げることになります。

そして自然免疫の低下と、高齢者への
集団ワクチン接種によって生じる感染率
の高い状態の組み合わせは、最終的には
若い年齢層に非常に高い脅威をもたらす
ことになるでしょう。

 

集団ワクチン接種は予防対策の効果を劇的に低下

第6には、集団ワクチン接種は感染予防
対策の効果を劇的に低下させます。

ワクチンを打てば打つほど、集団接種
を進めれば進めるほど、感染防止対策
の効果が低くなります。

もちろん、完全なロックダウンを行い、
ウイルスがもはや人から人へ広がること
ができない状態になった場合は別です。

しかし、中途半端なロックダウンや
単に感染防止対策の強化をするだけでは
集団予防接種の効果はほとんどありません。

 

ワクチンに対するウイルス耐性が全ての人の脅威に

(最後の結論)高齢者やその他の脆弱な層
におけるワクチン耐性、つまりワクチンに
対するウイルスの耐性は、勿論それらの
グループに脅威を与えるだけではなく、ワクチン
を接種していない人にも脅威になります。

繰り返しますが、人々がワクチンに対して
耐性を持ってしまうとウイルスの増殖と
ウイルスの人から人への拡大を支える
ことができるようになるからです。

これはまさに、集団の感染圧力を高め
ワクチンを接種していない人の自然免疫を
低下させ、これらのグループの罹患率や
死亡率が高まるということになります。

 

集団接種は何の効果もない

私の結論では、Covid-19の集団予防接種が
集団レベルにおいて、幾らかでも有益な
効果をもたらしたという証拠はありません。

もちろん少なくとも、個人に対しの効果、
個人レベルでの効果はあります。
ですがこれは、一過性のものと思います。

そしてすでに見てきたように、重症化を防ぐ
効果でさえも低下してきているという証拠が
増えています。

そうであっても、臨床試験で有効性
と安全性が証明されています。
それは間違いありません。

臨床試験の安全性というものは、その臨床
試験の行われた状況と期間においてのみ
評価できます。

そして今、二次的な反応や安全性
の問題が現れてきています。

これはもちろん、今より多くの人が
これらのワクチンを受けていることにより
そしてまさに、フォローアップの
期間が延長されたところです。

しかし原則として、これらのワクチンは
臨床試験で有効性と安全性が証明されています。

 

集団接種が防御したものは何一つない

それにもかかわらず、集団ワクチン接種が
パンデミック下に行われた場合に、集団を
防御できることを示すものは何一つありません。

反対に私は、次のように考えています。
集団予防接種は、健康な免疫状態の
自然免疫の部分の侵食を促進する一方で
適応免疫がその部分を補うことを妨げます。

この集団予防接種を実施して以来、私たちは
感染力の高い変異株による感染が劇的に増加
していることを目の当たりにしています。

 

高接種国の罹患率と死亡率の高さ

フルスピードでワクチンを接種している
多くの国や、既にかなり高いレベルまで
接種率が上がっている多くの国でです。

それだけではなく、私たちは何より
これらの国で罹患率と死亡率の大きな波が
押し寄せてくることを目撃しています。

典型例、イスラエルやイギリスのような
集団ワクチン接種の効果があったではないか
とみなさんが指摘する典型例があります。

これらの国で現在見られる現象は、集団ワクチン
接種キャンペーンの成功とは全く関係がありません。

そして従来方式のワクチン開発
がどんどん進められています。

しかし、これほどこれらのワクチンが
有効であると確信できるのであれば
不思議に思う人も現れるかもしれません。

なぜ、様々なワクチン、 Sタンパク質の変異
に対するワクチンだけではなく、コンセプト
の異なるタイプのワクチンまで様々なものが
開発されているのはなぜだろう、と。

 

変異株の抑制も、集団免疫の形成もできない

私の視点からこれらのワクチンを見ますと
少なくともSタンパク質を標的にしている限り
これらのワクチンは自然感染による免疫を
模倣しているに過ぎず、従来型のワクチンと
考えられます。

これらのワクチンに殺菌(ウイルス)
作用はありません。
殺菌作用のある免疫を誘発することはありません。

ですから私の考えでは、これらのワクチンでは
感染力の強い変異株を抑制することもできないし、
ワクチン接種の最終目標として提唱されている
適応免疫による集団免疫の形成もできません。

もし今、集団ワクチンを接種している国では
本当に地獄のような状況で、感染率や疾病率
の改善は見られないという論争をするなら
勿論、それは十分な数の人々にワクチンを
接種していないからだということは簡単です。

私たちはこの集団ワクチン接種を続ける
必要があります、接種率を高めて最終的
には効果が出るまで続ける必要があります、
ということは簡単です。

 

集団接種は変異株を出現させ、自然免疫をなくすだけ

私が言いたいのは、大量の集団ワクチン
接種は何もしないということです。

第一に、より感染力の強い変異株
の出現を促進すること。

第二に、強い自然免疫によって本来であれば
守られていた人々の死亡率や罹患率を増やし、
高める他は何もしないということです。

それは、この2つが関連しているからです。
もちろん、より感染力を持つ変異株
は集団の感染率を高めます。

そして感染率が高いことは、最終的には
それまで守られていた人々の自然免疫を
蝕むことになります。
特に若い人たちのことです。

それだけではなく、健康な人たち、
健康な状態の人たちのことです。
本来であればハイレベルであった
自然抗体の効果が失われます。

このことに関して、質問と議論が終わらない
ので問題を整理するために私は、客観的な
基準を定義することを求めてきました。

より感染力のある免疫逃避変異株が
適応性を増したことを示す、信頼
できる指標としての客観的基準です。

だから、もし同意していただけるなら
(4つ目の項目)
より感染性の高い免疫逃避変異株の
適合性が高まっていることを明確に
示す指標は何か示してください。

そしてこの基準が得られれば、次に非常に
重要な質問について考えることができます。

この基準と、このパンデミックに私たちが及ぼ
している外部影響、例えば薬剤や非薬剤的介入、
つまり、集団ワクチン接種や厳重な感染予防
対策、それらによって私たちがこのパンデミ
ックに及ぼしている影響との間に真の相関関係
があるかどうかを調査して、明らかにできる
方法は何か、という非常に重要な質問です。

 

ワクチンに対する完全な抵抗性が生じた時

私が恐れている予想は、残念ながら保健当局
が集団予防接種の惨状を認めるのはワクチン
に対する完全な抵抗性が生じた時でしょう。

そして、ワクチンに対する完全な抵抗性が
生じた時には、膨大な罹患率と死亡率が
発生することになります。

ワクチンを接種した人はもちろんそうです。
なぜなら、ワクチン抵抗株に対しては
ワクチンで得た抵抗は機能しません。

しかもそれでもなお、それらの抗体は
ワクチン接種者の自然免疫力を抑制します。

そうすると感染圧がものすごく上がり
ワクチンを接種していない人も強めら
れた病気にさらされることになります。

そして私が恐れていることは、いつ、この
ことが実現してしまうのかということです。

残念ながら、当局は何かが間違っていたと
認めることになるだろうと私は予測しています。

 

インドにおける第2波

それではこの曲線について簡単に説明します。
インドのような国での第2波がどのようなものか。

第1波とは離れています。
しかし私たちの国で起きていることと比較すると
第2はより顕著な波には、若者も含まれていて
その波はかなり遅れてやってきました。

時間的にみれば第1波とより深刻な第2波
の間には数か月の期間があります。

この波には、若い人たちが含まれました。
例えばインドではそうです。

 

コロナウイルス感染状況
一番下の線 インド

 

この部分を見てください。( A
感染圧が低いにもかかわらず、このプラトー
(定常状態)がありますが、かなり急に上昇
していることがわかります。
これは第1波の数か月続きました。

私は実際に、集団ワクチン接種がより感染力
のある変異株の出現を促進し、促進したことが
インドでのこの急激な感染率の上昇につながっ
た可能性がとても高いと思います。

より感染性のある変異株が広まっていたり、
発生していたりすると感染率が高くなります。

そしてそれこそが、集団ワクチン接種
が行なっていることだと考えます。

このように感染圧力が高い状況において
は、驚くべきことではありません。

インドで見られているように、それまでは
疾患から守られていた人々の自然免疫が、
全く当然に大幅に低下し、今やこの大きな
感染の波に一部となることは驚くべきこと
ではありません。

 

第1波の終わる前から始まる第2波

他の国、例えばブラジル、チリ、ウルグアイ
では前の波が終わる前から、第2波の非常に
急激な上昇が見られました。

通常は第1波は終わるのです。
下がってプラトーとなり、
その後第2波が現れるのです。

しかし、今は集団ワクチンを接種しています。
それはこの辺り(B)で始まりました。

 

コロナウイルス感染状況
一番高い線 ウルグアイ  次の緑線 チリ
オレンジ線 ブラジル

 

集団ワクチン接種は、既に高い感染力を
持っていた株、つまり、この国で既に
広がっていたブラジル株の感染力を高める
ことに、ここでも貢献しているのです。

集団予防接種をすることで、さらに
この株の感染力を高めています。

となると、若い人も含まれる第2波が、
前の波が落ち着いた直後、いいえ、その前
に起こったとしても不思議ではありません。

では、成功例とされている国ではどうでしょうか。
そうですね、例えばイギリス、イスラエル、
アメリカもそうなると期待されていました。
しかしアメリカでは、再び傾きが上向いています。

 

ワクチン接種の成功例と思われているが、間違い

ここではイギリスとイスラエルの
ケースを見てみましょう。

これがワクチンの成功例とされた急激な減少です。
しかし、ワクチンの成功例とは
全く違うのではないでしょうか?

なぜなら、ここでは感染のピーク時に
集団ワクチン接種を開始しています。

そして、この感染症のピークは、前回の波
の結果として高い感受性を得てしまった、
疾患に対して脆弱になった人々を如実に
反映しています。

彼らは、以前の感染、つまり無症候性感染で
得た不十分なS特異抗体によって、自然抗体
が抑制されたのです。

そのような人たちが今回発症し、抗体を獲得し、
それによって疾患から守られるようになる一方で、
無症候性感染者である残りの部分は、まだ十分な
自然抗体を持ち、ウイルスが高速で広がるのを
防ぐことができます。

どういうことでしょう?
今でも、ウイルスは集団の中で循環していま
すが、それは無症候感染者の間においてです。

そのような人は、ウイルスを拡散しますが
そのウイルスの量は少ないのです。

非常に多くの、相当数の人が既に感染し、
発症した後では、無症候性に感染した人々
は集団のより少ない部分を占めています。

彼らによるウイルスの拡散は
遅いので、感染率が下がります。

 

誤ったサクセスストーリー

これは実際のところ、集団予防接種
とは関係ありません。

例えば、ここイギリスでは数週間のうち、
2〜3週間で感染が50%減少しました。

一方、その時点でのワクチン接種率
は、やっと2〜10%でした。

これは例えば、このように非常に高い
感染率の上昇を示したチリに比べ、
非常に低いワクチン接種率でした。

チリがこのような状況になった時、
その時のワクチン接種率は約40%でした。

ですから、これがワクチン接種の
せいだとはいうことはできません。

しかしこのことは、誤ったサクセス
ストーリーを人々に印象づけています。

それは、これらの国では、パンデミック
のピーク時に集団ワクチン接種を開始し
それだけで感染が減少したという
誤ったサクセスストーリーです。

そして当然、このような感染率の低い
プラトー(定常状態)となります。

これは単に、集団ワクチン接種の影響も
加わったことにより、さらに感染力の
強い変異株が育てられている状態を
反映しているに過ぎません。

既に感染性のある株が広がっていました。
集団ワクチン接種は、さらに、それらの
変異株の感染力を高め、耐性を持つまで
進化させるでしょう。

そしてイギリスやイスラエルのような国では
そのために突然、感染が急増することがあるでしょう。

で、要するに重要なことは何か、
『より多くの人がワクチン接種をすれば
ウイルスの増殖はより少なくなり、したがって、
より感染性のある変異株も少なくなる』
というマントラ(主張、スローガン、呪文)。

 

自然淘汰

これは全く当てはまりません。
このマントラは忘れてください、間違っています。

なぜかといえば、進化生物学の最も基本的
なメカニズムを考慮していないからです。
それは、自然淘汰です。

自然淘汰は、しばしば適者生存と説明されます。
最も適合性の高い株、変異株が最も
適応しているものが選択されます。

そして、ウイルスの株間の競争
において有利になるのです。

だからこの自然淘汰は、言い換えれば
感染力の強い変異株の生存と伝播を促進します。

それは間接的に、以前は自然に守られて
いた人々の罹患率や死亡率を高めます。

したがって、このマントラは適用しないのです。
ワクチン接種を進めるとなおさら、
感受性の高い変異株を選択して適応させる
ことになるため、感染性は劇的に上昇する
ことになります。

そしてそれらは、罹患率や死亡率
を高める原因となります。

特に、自然免疫が抑制されてしまった人々、
パンデミックの初期においては自然免疫で
守られていた人々においてです。

 

「ワクチン接種をやめてください」

だから私は、皆さんに呼びかけ続けているのです。
集団ワクチン接種をやめてほしいと
懇願し続けているのです。

これが WHOへの最初の呼びかけでした。
「集団ワクチン接種を中止してください」
私はこれに、特に若年層に対しての
ワクチン接種を中止することを加えます。
なぜなら、これは本当に大惨事になるからです。

集団ワクチン接種は、より感染性の高い
変異株の生成を促進して彼らの自然免疫
を低下させることで、若年層にもすでに
非常に有害な影響を与えています。

 

若年層の接種で特異抗体獲得→自然免疫の抑制

しかし、それだけはなく、何よりワクチン
を若年層に接種することで、彼らは長く
持続する特異抗体を獲得します。
それは、自然免疫を抑制するのです。

そしてそのため、ワクチンに完全に
耐性のある変異株が現れた時には
若者たちには何も残っていない。

彼らの、ワクチンによって獲得
された抗体はもう役に立ちません。

しかも同時に、この長期に持続する
ワクチン抗体の活性化により、彼らの
自然免疫は長期間にわたって抑制されます。

 

  WHOへの呼びかけ

そこで、WHOへの2度目の呼びかけでは、
私は3つの項目に集中したタスクフォース
の設置をお願いしました。

第一に、ウイルス 変異株を
根絶するワクチンの開発。

このような状況を克服するのに
他の方法を思いつきません。

次に、早期治療に重点を置くこと。
少なくとも疾患の非常に
初期の段階で治療すること。

それにより、彼らが入院して、人工呼吸器
を必要とすることがないようにするのです。

そして私が呼びかけたこのタスクフォース
の3つ目の項目は、健康と自然免疫に注力
することでした。

健康であること、健康なライフスタイル、
健康的な食生活、健康的な生活習慣、などなど
それらは自然抗体が良い状態にあることと
相関しています。

だから、良いライフスタイル、健康的な
生活を送ることはとても大切です。

 

呼びかけに対して何の反応もなし

でもやはり、最初の呼びかけにも、2回目
の呼びかけにも何の反応もありませんでした。

私の最後の呼びかけは、ナチュラルキラー
細胞( NK細胞)をベースにしたワクチンの
開発を大至急進めることです。

なぜでしょうか?
無症候性感染者の中では、ウイルスは疾患
のごく初期に、NK細胞によって完全に排除
されることがわかっています。

実際のところ、殺菌免疫を誘発するような
ワクチンであれば、どのようなものでも
かまいません。

ですが現実的には、私には NK細胞ベース
のワクチンの他には考えられません。

そこで私は、この件に関して
協力を申し出てきました。
ですが、それにも反応はありませんでした。

勿論、ファクトチェッカーでは、私は悪質な
人間であるとみなされレッテルづけられました。

そして、NK細胞ベースのワクチンの開発を提唱
していることも悪質であるとみなされています。

けれども私は、これが本当にベスト
な方法だと心から思っています。

そして個人的な利益や儲けなど一切なし
にこのようなワクチンの開発に喜んで
協力できるとしか言いようがありません。

 

種の壁を越えるSタンパク質

また他の脊椎動物も同様に感染する
かどうかもわかっていません。

例えば養豚・養鶏業のように狭い空間に
動物が集中しているような場所で、家畜の
状況がどうなっているのかわかっていません。

出現している変異株は全て
Sタンパク質が変異しています。

Sタンパク質の変異は、種の壁を越える
原因となることがわかっています。

ですから、これらの変異株のいずれか、
いずれかの家畜を宿主として
しまう可能性がないとは言えません。

だからこそ、私はワクチンのことを話しています。
そのような動物種にも、ワクチン接種
を行う必要があるかもしれません。

 

抗 S抗体を検査する家庭用血清検査キット

そして、次のものを大至急は開発
することも重要だと思います。

人々が、抗 S抗体を持っているかどうかを
自分で検査できる、信頼性の高い家庭用
血清検査キットです。

基本的には、抗S抗体を持っていない場合は、
自然免疫が損なわれていないと考えてよいでしょう。

そして何より、あなたがよい健康状態にあって、
この検査で陰性であれば、あなたの自然抗体は
抗S抗体によって妨げられたはおらず、
良好な状態にあるといえます。

勿論、検査キットは信頼できるもの
でなければなりません。

何故ならば、偽陰性の結果を
出すわけにはいかないからです。

しかしもしそれで自然抗体が抑制されて
おらず、あなたの健康状態は良好なので
あれば、そのような方は基本的には、
どんな種類の感染性変異株にも
重症化することなく対処できるはずです。

 

私の結論が正しいかは数週間後にわかる

それでは「なぜ私たちはいつも、失敗から
学ばなければならないのか?」ということです。

私はきちんと下調べをした上で予測をし、
私の結論が当てはまるのではないかと
危惧しています。

誰もが、私の結論が正しいか、次の
数週間のうちに確認できるでしょう。

しかし私は、ここで自分の宿題を終えました。
私のメッセージは非常に明確だったと思います。

そして、私たちは自分自身に問いかけます。
なぜ、このような苦しみを経験しなければ
ならないのか、なぜ前もって学ばないのか。
私たちは、なぜ大災害が起こって初めて学ぶのか。

そうですね、そうなるのは
いくつかの理由があるでしょう。

 

なぜ失敗から学ばなければならないのか

まず第一に、この結論に関しては
多くの未解決の問題があります。

それで私は、自分のウィブサイトに
いくつかの質問を載せました。
未解決の質問も、また言及されて
いない質問もあります。

そしてそれはいつも、とても非常に危険です。
非常に大きな集団に対して
介入を行うことは非常に危険です。

非常に大きな集団に対して、大規模な
介入を行うことは予防接種であれ、感染
予防対策であれ、起こっていることについて
真に理解しているのでなければ、そして
いくつかの基本的、かつ非常に重要な質問に
答えられないのであれば、非常に危険です。

このような質問には、従来のワクチン接種に
基づいた単純なマントラでは答えられません。

 

ウェブサイト上で質問の回答

私のウェブサイトでは、そのような
質問のいくつかに言及しています。
いくつかをここに挙げてみます。

なぜ、集団ワクチン接種を開始した後、
突然、感染性の変異株が増加するのか。

なぜある国では成功しても、
他の国では成功しないのか。

これについては、ある程度説明しました。
集団ワクチン接種の効果を誤って解釈
しているのではないかということです。

なぜ今日、カーブの予測ができなくなったのか。
疫学者の声を聞いてみれば
彼らはそれを知らないのです。

カーブが上がるか下がるか、プラトーと
なるか、彼らにはもうわからないのです。

なぜ最初の波は小さかったのに、その後に
突然大きな病気の波が押し寄せてくるのか。
しかも、そこには多くの若い人
たちが含まれるのはなぜか。

例えば、無症状の感染者は、どの
ようにしてウイルスを除去するのか。

私はこれは、 NK細胞によると確信しています。
しかしこれについては一般的な合意も
なければ、議論さえなされていません。

ですから、これはまず多くの未解決の
問題をテーブルの上に置くことです。

 

 WHOに盲目的に従っている専門家

第二に、今の時代、人の意見に
耳を貸すことはありません。

公式に認められた専門家でなかったり、
世界的な評価を得ていなかったり、
教授でなかったり、十分な数の出版物
を持っていなかったりすると
人はあなたの話を聞かない。

ですから、グローバルな健康問題を
解決することというより、むしろ
人の経歴や実績に注目しているのです。

そして、これらの資格を持っていないから
といって頭脳がないわけでも、きちんと
課題ができないわけでもありません。

だから何事も失敗から学ばなければなら
ないと思うのは、今の時代は生物学の
基本原理よりも、技術に重きが置かれて
いるからだと思います。

また、私たちはあまりにもタコツボ化しがちです。
誰もが自分の専門分野を持っています。
一方でグローバルな健康問題を解決するような
複雑な問題を解決するのには学術的な
アプローチが必要です。

進化生物学を参考にしなければなりません。
免疫学から、ワクチン学から、
ウイルス学からその他いろいろです。

私たちは集中しすぎて、それが十分にできていません。
自分たちの専門に固執しすぎています。

また、私たちの社会は、集団行動や
集団心理とでも言うべきものをますます発達
させていると思います、集団免疫ではなく。

そうして見えてくるのは、政治家は主要な
専門家に盲目的に従い、主要な専門家は
WHOに盲目的に従っている世界です。

そしてWHOは、彼らのグローバルな
使命に固執しているようなものです。

しかし結局のところ、人々の選択の余地はありません。
集団のリーダーたちが、行っている
ことに従うしかありません。

フランス語で言うところの「行儀よく、美しく、
でも黙ってワクチンを接種しなさい」です。

そしてそれは、確かに受け入れ
がたい心理状況であります。

 

呼びかけに生じたファクトチェッカー

私たちは、このような社会や情勢の
中で生きていかなければなりません。

たとえそれが科学に基づいたものであっても
異なる意見が許されていないような今の状況です。

だから私は、本当に連帯を求めて呼びかけました。
がその代わりに、生物学に無知なファクト
チェッカーを何人も背負うことになりました。

この人たちはかなりの恥知らずです。
反対意見を封じ込めるために政治的に仕組まれた
努力に盲目的に参加しているということです。

たとえそれが科学的根拠に
基づくものであったとしてもです。

彼らはバッシング、暴露、ウェブサイトの検閲、
複数の異なるメディアを通じた科学的情報の
発信を妨げることを目的としています。

これは……本当に残念なことです。
しかもそれだけではありません。

自分の名声や評判、所属機関をかさにわざわざ
象牙の塔から私を批判してきた専門家もいます。
学術的な議論を戦わせるかわりに、です。

これまでに、学術的議論に招かれたことは
度々ありましたが、オフィスに座って
ファクトチェッカーと話し、自分の
意見を述べることは簡単です。

そのファクトチェッカーを郵便配達員として
使い、その意見をあなたに突きつけるのです。

それは何の足しにもならないし
何の価値もありません。

私たちが目にしているものは、連帯ではなく
集団予防接種キャンペーンを推進する連合体、
利害関係のある人たちの連合体です。

政治的、商業的、あるいは風評的な利益の
ために全てがお互いの背後に隠れています。
だから、これは止めなければならないと思います。

そして私は、再び同僚や専門家に呼びかけています。
私の国だけではありません。
このような稚拙で偽善的な態度を捨て、破壊的な
方法ではなく建設的な方法で協力することが必要です。

それが、私の予想の本質だと思います。
なぜなら、このままではハッピーエンド
にはならないと思うからです。

事態は、ワクチンという単語が、ワクチン
という用語が医学用語として禁止される
ところまで行くのではないでしょうか。

私たちワクチン研究者は、ワクチン接種の
有効性や利益を人々に納得してもらうため、
多くの注意を払い、多くの時間とエネルギー
を費やしてきました。

このような努力は完全に無駄になると思います。
これほど多くの反ワクチン主義者
がいたことはありません
パンデミックが終わる頃には確実に増えるでしょう。

 

「ワクチン」という言葉を「CIPIF」に置き換える提案

そこで私は、従来型ワクチンを指す、ワクチン
という言葉を置き換えることを提案します。

それは
「conditional  immune protection inducing formulationl
条件付き免疫保護誘導製剤」
長い言葉ですが、着後としてCIPIFはどうでしょうか。

条件付き(conditional)ということが重要です。
なぜ重要かといえば、従来のワクチンは
非常に役立つものです、非常に便利です。

しかしそれは、ある条件が満たされた
場合にのみ有効なのです。

なぜ、こんなことを言うのかといえば、
自然感染による免疫を模倣するだけの
従来のワクチンは、一定の条件が満た
された場合においてのみ有効だからです。

いくつかの例を挙げると、潜伏期間中の人
にエボラ出血熱のウイルスベクターを使った
ワクチンを接種した例。

リンク方式で行われたワクチン治験では、
患者と接触のあった潜伏期間中と考えられる人
にウイルスベクターワクチンを接種しました。
これは悲惨な結果になりました。

そして今、パンデミックの最中に従来型
のワクチンを用いて集団接種を行うという
新しい例があります。

そしてそれは本当に、全体の状況をはるかに、
はるかに悪化させてしまう非常に悪いアイデアです。

 

助けてくれている方に感謝を

それでは、この場を借りて、この科学的な
メッセージを広めるために様々な方法で
これまで私を助けてくれた人々、
そして今も私を助けてくれている人々に
感謝を述べたいと思います。

また、主要な放送プラットフォームを利用して、
ポッドキャストやライブストリームでメッセージ
を配信してくれた人もいます。
このような方々のご協力には大変感謝しています。

また、反ワクチンプラットフォームとラベルづけ
されたプラットフォームの使用は避けました。

なぜなら、私のメッセージはワクチン接種に
反対するものではなく、不適当な条件下での
ワクチン接種に反対するものだからです。

 

神様ができないなら、私たち人類が実現する必要があります

特に甥っ子と義理の兄には感謝したいと思います。
彼らはこの狂気との戦い、そして科学と正義を
勝ち取るための戦いに、完全にボランティアで
無条件に後方支援をし、私を信頼、信用し、
献身的に支えてくれています。

ただ実のところ、このようになって
私はみなさんの顔を見る勇気がありません。

なぜなら、私が言ったことは信じられ
ないほど悪いニュースだからです。

ですから、何も言わないという選択肢もあります。
黙っていれば、私の人生は
もっと楽になっていたでしょう。

しかし、私が知っていること、そして現在
この世界で起こっていることを見て、
そして流れを変えるチャンスは極めて小さい
ことをわかってもなお、これをみなさんに
お伝えすることは、シンプルに
道徳的な義務であると感じました。

そして、最後に大事なことがあります。
私は無宗教です。
が、率直に言って奇跡を期待していますし、
神様ができないなら、私たち人類は
これを実現する必要があります。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 WHOへの呼びかけ

WHOの親愛なる同僚たちへ
私の名前はGeert Vanden Boschです。
私の経歴は獣医学です。
私は微生物学と感染症の認定専門家です。
ウイルス学の博士号を取得しており
人間のワクチン学の分野で
長年のキャリアを持っています。
COVID-19パンデミックへの人間の介入
が、ウイルスの免疫回避をいかに推進
しているかについて、科学的議論の場を
直ちに設けるよう強く訴えます。

私を科学的公聴会に呼び、それを一般に
公開し、この件について世界中の科学者
に公開してください。

予防ワクチンを使用した集団予防接種と
厳格な感染予防措置の影響を無視、また
は否定することは驚くべき大失策です。

私の悲痛な叫びに耳を傾けてください。
そして何よりもまず、罹患率と致死性の
津波を緩和するために、科学的に正当化
された戦略を検討しましょう。

また、確実に現れてる感染力がより強力な
変異種を根絶するための戦略を考えましょう。
人類を代表して、私の呼びかけを
検討していただきありがとうございます。

 

 

 

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