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イチゴはどの部分が甘いのかな?
比較的あまいイチゴ、ちょっと酸っぱいイチゴと
さまざまですが、一粒のイチゴの中でも
甘い部分とそれよりは酸っぱい部分があります。
ヘタの部分と先端の部分、いちごの頭と
尻尾(?)のどちらが甘いか御存知ですか?
私はなんとなく先端の方が酸っぱいと
思ったのですが……。
実は、先端の方が甘いそうです。
イチゴを食べる時は、ヘタを手にもってそのまま
口に入れるというイメージが何となくあります。
ですが、甘さをより感じるためには
反対の食べ方の方がよいそうです。
糖度でいうと2〜3度違うのだとか。
つまり、甘い先端を先に食べてしまうと
その後のヘタの部分は、先端より甘味が
薄れていますので、ちょっと酸っぱく
感じてしまうということなのですね。
また、先のとんがった(三角形・▼)イチゴ
より平べったい(四角形に近い・◼︎)方が
甘いそうですが、それは先端部分が多いから。
「東の女峰、西のとよなか」
少し前は「とよのか」「女峰」という名前のイチゴを
スーパーなどでよく見かけたように記憶していますが
最近は「とちおとめ」「あまおう」などが
店頭によく並んでいますね。
ちなみに「とよのか」は、
1984年(昭和59年)に品種登録をされていて
「女峰」は1985年(昭和60年)です。
この「とよのか(豊の香)」と「女峰」は
「東の『女峰』」、「西の『とよのか』」
といわれるほど、日本のイチゴを二分
するほどの人気だったそうですよ。
そして「とちおとめ」になりますと、平成に
なってからの品種登録で1996年(平成8年)。
「あまおう」はこの4つの中では一番遅く
21世紀になってからの2005年(平成17)
ということになります。
これは、イチゴは10年から20年で世代交代
をしているので、次々に新しい品種が
生まれてくるためなのだそうです。
イチゴはレモンよりもビタミンCが豊富
ビタミンCが豊富な果物で、中位の大きさの
ものでしたら,一日に5つから6つ食べれば
一日に必要なビタミンC、100ミリグラム
をとることができるそうです。
ビタミンCときくと、ついレモンが思い出され
ますが、イチゴの方が含有量が多いのは有名。
ビタミンCイコール、酸っぱいではないよう。
イチゴは可愛くておいしくて
その上、ビタミンCがいっぱいで
みんなに愛される果物ですね。