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ラベンダー
抗けいれん作用、鎮静作用、抗不安作用
ラベンダーには、抗けいれん作用、
鎮静作用、抗不安作用があること
がわかっています。
ラベンダーの香りを嗅いだ時に
体の中で起こっていることは……
*ラベンダーの香りをかぐ
* ↓
*平均血圧、最低血圧、唾液
*アミラーゼ活性が優位に低下
* ↓
*副交感神経が優位となり
*リラックスした気分になる
「ラベンダー(ラバンジン・グロッソ)」
ということのようです。
これはラベンダーの香りを含んだ
湿布を30分間添付した際も同様で、
交感神経の緊張が低下し、副交感
神経の活動が高くなったことが
示唆される結果となっています。
人間ではなくラットの実験では
ラベンダーのニオイ刺激により
交感神経活動を抑制し、摂食量
と体重が増加したとの研究結果
もあるようです。
ラベンダー・ティーツリー
炎症抑制
ラベンダーやティートリーの精油には
肥満細胞からのヒスタミンやプラスタ
グランジンなどの,
「炎症物質の分泌を抑制」したり、
「サイトカインの生産を抑制」
する効果もあります。
精油は、直接免疫系に作用して炎症
を抑制することが報告されています。
(「サイトカイン」とは
*主に免疫系細胞から分泌される
*タンパク質で、極めて微量で生理作用
*を示し、細胞間の情報伝達を担う)
ティーつチーの花(左)と葉(右)
ラベンダー、ティートリー
抗菌効果
ラベンダーやティートリーには
抗菌効果があることもわかっています。
ティートリーは、
* 大腸菌・表皮ブドウ球菌
* に対して抗菌効果を示し、
ラベンダーは、
* 大腸菌にはティートリーと
* 同程度の抗菌効果を持つものの
* ブドウ球菌には効果がない
ということです。
(参照/「福岡県立大学看護学研究紀要」)
ティーツリー
アルツハイマー患者に好影響
テルピネン-4-オールが多く含まれる
ティートリーオイルを用いて2か月間
芳香療法行い脳波を用いて検討した結果、
高次脳機能に影響を及ぼし、特に
前頭葉機能を高める可能性がある
ことが示唆されました。
(アロマテラピー学雑誌11(1)12-16)
「脳波」と「周波数」
* 脳波 周波数
_________________
γ波(ガンマー波) 30 Hz以上
* 怒りや、興奮状態
_________________
β波(ベータ波) 14〜25 Hz
目を開けたり、計算したりしている時
_________________
α波(アルファ波) 8〜13 Hz
開眼時に後頭部に分布し、出現量は
精神的緊張や意識の程度で変動
10〜13Hzの周波数は、気分が安定し
リラックス時に増加し、緊張時は減少
_________________
θ波(シータ波) 4〜 7Hz
*浅い睡眠状態、意識はかなり低下
_________________
δ波(デルタ波) 0.5〜3.5 Hz
* 深い睡眠状態、意識はない
「ラベンダー」
ラベンダー 脳波への影響
ラベンダーのニオイ刺激によって
気分が安定しリラックスした状態
の時に出る「α波(アルファ波)」が
増加することが実験でわかりました。
また、ラベンダーの香りが情報処理能力
に何らかの影響を及ぼす可能性が高い
ことが考えられるということです。
これはラベンダーの成分の一つである
リナロールの働きと考えられています
が、その作用機序は現在ははっきりと
してはいないようです。
* (参照/「関西医療大学大学院」)
「グレープフルーツ」
心地よいと感じる精油
ガン患者の睡眠障害改善と疼痛緩和
ガンの治療は、患者自身の選択肢が
限られている厳しい治療ともいいます。
外来でガン治療を受けている患者たち
の協力を得て行った実験によりますと
精油は睡眠障害の改善と、疼痛の緩和
に効果が認められたということです。
男女ともに心地よい香りと感じた精油
は、柑橘系のグレープフルーツでした。
自分が心地よいと感じた精油でアロマ
テラピートリートメントを受けた夜は
リラックスして、心地よい眠りと、疼痛
の緩和を感じられたという報告です。