「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
「人と飲物、そして文化」
ここのところ「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」は
ココアやコーヒーといった飲物の話題が続いています。
(「ポリフェノールを赤ワインより多く含むココア」
「インスタントココア(swiss miss)」
「おいしいインスタント・コーヒーの淹れ方」
「インスタント・コーヒーを発明したのは
日本人だった!?」)
だからというわけでもありませんが、22日の
土曜日に、赤坂のドイツ文化会館での飲物に
関するイベントに行って参りました。
(東京都港区赤坂7-5-56 tel.03-3584-3201)
「人と飲物、そして文化(The Art of Drinking)」
というタイトルでドイツ及び、周辺の国の飲物が
楽しめるドリンクマーケットがドイツ文化会館内
はもちろん、入口にも設えてありびっくり。
このドイツ文化会館の写真で、一団低くなって
いる部分に、たくさんのテーブルや椅子がセット
され、ビールやフランクフルトのお店が出ていて
私がついた時にはもう人がいっぱいでした。
ドイツ文化会館のホスピタリティー
飲物に関しての基調講演やシンポジウム、
歌やフラメンコなどのパフォーマンスと
盛りだくさんのプログラム。
しかも会場に入れない人のために、あらゆる
ところに椅子が用意され、会場での様子を映し
出すTVと、同時通訳が聞けるスピーカーが
セットされていた心配りには驚くほどでした。
飲物やパフォーマンスの楽しさは
もちろんのことでしたが今回、私は
ドイツ文化会館のこの心遣いに感動。
一年前にも映画(「フィンスターワールド」)
を見に行きましたが、訪れる人を温かくもてなす
心をドイツ文化会館ではいつも感じます。
フランチャコルタのスパークリングワイン
それでは早速、最初のワインの御紹介をしましょう。
このポスターの右下、イタリアが緑色で
描かれていますが、そこに添えられている
写真のワインを頂きました。
「コンタディ・カスタルディ(Contadi Castaldi)」
というワイナリーの発泡酒。
イタリアのロンバルディア州、フランチャコルタ
地区で作られる発泡性ワインだけが
「フランチャコルタ」と名のることができるそうです。
今回、頂いたのは、
「フランチャコルタ ロゼ ヴィンテージ」。
瓶内で40カ月熟成をしただけあって
以前飲んだ安価なスプマンテより
かなり穏やかなまろやかさを感じました。
この写真の一番左側の瓶です。
シャンパーニュより厳しい醸造規定
瓶内二次発酵というのは、あの有名な
シャンパーニュと同じですが、フランチャコルタ
の方がジャンパーニュより醸造規定は厳しいそう。
そのかいあって現在では、上質なスパークリング
ワインの産地として世界で知られるように
なってきているようです。
基調講演が始まる前、そろそろあたりが
暗くなり始めた時に、フランチャコルタの
ワインを持ってお庭でとった写真がこちら。
もう一度、飲んでみたいほどの
おいしいスパークリングワインでしたよ。