黒美水温泉「竹の湯」麻布

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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今日は、麻布「竹の湯」

昨日は、地下鉄南北線の「溜池山王」駅アートの
「竹」を御紹介しました。

 

今日は「竹」は「竹」でも「竹の湯」です。

 

千代田線の赤坂駅から地下鉄に乗り
昨日の「竹」のある溜池山王駅で南北線に乗り換えて
2つ目の麻布十番駅でおります。

 

以前から、赤坂には銭湯がないとは聞いていました。
今回あらためて調べてみましたら、本当にそうでした。

 

サウナやエステ風のものはあるようですが
いわゆる銭湯、お風呂屋さんというのはないのですね。

 

調べてみましたら、麻布と青山に1軒ずつあるよう。
「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」というなかで
お風呂屋さんがあるのは、麻布に1軒だけ!

 

 

 

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(写真/「麻布十番未知案内」

 

 

 

今はなくなってしまった「麻布十番温泉」

以前、麻布十番には「麻布十番温泉」という
お風呂屋さんがありました。

 

そばを時々通っていましたから
一度入っておけばよかったなぁ。

 

「麻布十番温泉」は麻布十番1丁目5の22にありました。
麻布十番の駅からも歩いてすぐの場所です。

 

廃業が何時だったか覚えていなかったのですが
今見てみましたら2008年3月31日だそうです。

 

ということはまだ6年しかたっていないのですね。
私の感覚では、もっと前のように感じられますが。

 

当時の閉店のお知らせがWikipediaに載っていました。

 

 

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私はこれを麻布十番温泉の前で読んだ記憶があります。
その時は、ふ〜ん、そうなんだと思ったくらいでした。

 

建物の老朽化は別として
「店主及び従業員の老齢化、後継者難等により……」
ということなのですね。

 

今読んでみますと、何かいろいろもの思う、という感じです。
たった6年しか過ぎていないというのに。

 

 

azabujubanonsenhaigyou廃業時の「麻布十番温泉」

 

 

 

「後悔先に立たず」

麻布十番温泉は、日帰り入浴施設の「
麻布十番温泉」と、温泉の銭湯「越の湯」
という二つの施設があったそうです。

 

1階が「越の湯」で、同じビルの3階が
「麻布十番温泉」で、こちらには
宴会場なども併設された施設でした。

 

温泉の開湯は1949年(昭和24年)で
地下500メートルまでボーリングで掘ったそう。

 

「麻布十番温泉」のあったビルは
1967年(昭和42年)にできています。

 

「麻布十番温泉」ができた当時は、1日に100人以上
のお客さんがいたそうですが、最後の方ではピーク時
の30パーセントほどに利用客が減っていたといいます。

 

この施設で一日のお客さんが30人程度とは驚くばかり。
素人が考えても維持は難しいと察せられますよね。

 

あ〜、行けばよかったなぁ〜!

 

 

 

「竹の湯」は南麻布にあります

ということでやってきました麻布「竹の湯」へ。

 

いままで「あぷりのお茶会」で御紹介したものは
麻布十番1丁目〜3丁目にあったものでしたが
今日の「竹の湯」は南麻布1丁目15の12です。

 

私が行ったのは夜でしたので
冒頭の写真のような感じでした。

 

ここは鉄筋4階建てで、マンションの1階に突然
銭湯がある、という作りがおもしろいので
昼間の写真をつけましょうね。

 

 

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驚くべきことにこの「竹の湯」
創業は1世紀前の、1913年(大正2年)。

 

「ラジウム温泉」として当時ではめずしかった
健康ランド風のものだったそうです。

 

「竹の湯」は、麻布竹谷町銭湯「竹の湯」とだけで
特別に温泉の申請もしていなかったようですが
2002年12月に温泉の許可をとりました。

 

温泉名は「麻布黒美水温泉
(あざぶこくびすいおんせん)」。

 

 

kokubisui黒美水温泉(写真/「竹の湯」)

 

 

「黒美水温泉」

「黒美水」という名前の通り黒い水です。
でも色はつきません。

 

これは太古の植物が変化した物質、
泥炭や海底の泥、火山灰などが地下水
に溶け出している色だということ。

 

そういえば「麻布十番温泉」も
このような色だったそうですよ。

 

コカコーラのような濃い褐色で、塩化ナトリウム、
炭酸水素てトリウム、カルシウム、マグネシウム
などが含まれて、重曹泉という種類に
分類される温泉ということでした。

 

この黒美水をお風呂場で美馬と木の素朴な感想は
「麻布十番温泉」の説明にもありましたように
「コーラみたい……」でした。

 

コーヒーほどは濃くなくて、紅茶よりは濃い。
アメリカンコーヒーかコーラといったところ。

 

ということは麻布の地は、この黒い水があるのですね。

 

この黒美水は、見た目に感じるほど粘性はなくて
比較的サラサラとしています。

 

「麻布十番温泉」と「竹の湯」両方に入った
経験者によりますと、「麻布十番温泉」の方が
粘性を感じるお湯だったということです。

 

ただし黒美水が出ているのは湯船の蛇口だけで
それぞれの洗い場についているものは違います。

 

 

 

久しぶりの銭湯で……

私は銭湯に最後に行ったのはいつだったか
はっきりとは覚えていないのですが
もしかしたら学生時代かもしれません。

 

学生時代に住んでいた町にあった銭湯に、1,2回。
それ以降は、いわゆる温泉には入浴しましたが
銭湯は行っていないかも。

 

今回、お邪魔した「竹の湯」は
私のイメージの銭湯より少々小振りなものでした。

 

ですが清潔で快適な空間で
お客さんもたくさんいました。

 

また行こっ〜と。

 

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ティーカップ(コーヒーカップ)のバスタブ

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

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ティーカップのバスタブ

去年の夏に、赤坂サカスのBizタワーに貼ってあった
ポスターを紹介したことがありましたね。

 

ティーカップ(コーヒーカップ)の中に、カエルがあたかも
お風呂に入るがごとくに向き合って入っているポスターでした。

 

カエル君ならば、向き合って二人(?)でティーカップに入ることも
可能かもしれませんが、人間ではちょっと無理ですね。

 

 

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……、と思いきや、ありました、ありました。
人間が入ることのできるティーカップ(コーヒーカップ)が!
(今日の1枚目の最初の写真ね)

 

これはオーストラリアのおうちの
バスルームのようですが、素敵ですね。
ティーカップ(コーヒーカップ)のバスタブです。

 

 

 

 広いバスルームとの出会い

形がティーカップ(コーヒーカップ)というのも
とても可愛いですが、それだけではなく
このバスルームの広さが何といってもたまりません。

 

私は、もし家を建てることがあるのならば、
バスルームはでっかくしたい、との夢を抱いています。

 

というのは以前、ドイツに住む友人の家で見た
バスルームがそうだったからです。

 

 

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「まだ100年経っていないから……」

友人は、私が彼女の家に行く直前にフランクフルトに
越したばかりでした。
築何十年かの家を買ったのです。

 

詳しい数字は忘れてしまったのですが、日本だったら
「そんなに古いの?」
といわれるほどの築年数です。

 

しかし、その家を説明する彼女の言葉は
「まだ100年たっていないから……」
でした。

 

私は、彼女のこの言葉を聞いて
日本との違いを感じずにはいられませんでした。

 

うちは彼女の家の半分にも満たない築年数なのですが
私が「築50年近い」と言うと、

 

皆さん「えっ?(そんなに古いの?)」
となりますから。

 

 

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こんなバスルームも素敵ですね。
(写真/「Life Style TOPICS」)

 

 

 

普通の部屋をバスルームに改装

まあ、そんなことはどちらでもいいのですが
その彼女の家の3階に、私は一夏滞在させてもらったことがあります。
20畳近いワンルームのお部屋でした。

 

そのお部屋は、1階、2階とは完全に独立していて
とても広くて快適だったのですが、

 

何といっても私が気に入ったのはバスルーム。
こちらは2階にありました。

 

シャワールームも同じ2階にあったのですが
それとは別にバスルームがあり
広さは15畳はあったと思います。

 

私が気にってしまったバスルームは
この家の以前の持ち主が普通のベッドルームを
をバスルームにリフォームしたようでした。

 

 

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立ちはだかる壁

そのバスルームの広さに、私は魅せらました。
バスルームこそ、この大きさが必要なのだ!

 

私が家を建てるときは、絶対に
でっかいバスルームを作ろう!、と。

 

今でもこの思いは、増すことはあれ減ることはありません。
ですが現在、私はちっちゃなバスルームしか持っていません。

 

でっかいバスルームを持つという理想は
富士山よりも、いえ、エベレストよりも高く高く
私の前にそびえたっているのでありました。

 

現実って……、きびしいです。

 

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