銚子電鉄ぬれせんべいも大活躍! 新潟ぬれおかき「岩塚製菓」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

120909nureokaki

 

 

「ぬれせんべい」ならぬ「ぬれおかき」

初めて買った「新潟ぬれおかき」です。
「ぬれおせんべい」は以前買ったことが
ありますが、
「ぬれおかき」もあるとは
知りませんでした。

 

お皿の右側がぬれおせんべい、
そして左がぬれおかき。
最初の一つを食べた時の韻書は「お餅みたい」。

 

賞味期限は製造日から3ヵ月弱。
このような袋物のお菓子にしては
短めになっていますが、やはり乾燥
していないからでしょうか。

 

 

 

千葉県銚子市で生まれた「ぬれせんべい」

「ぬれせんべい」「ぬれおかき」はお米が
原料ですので、新潟が発祥の地なのかと
思っていたのですが違うようです。

 

「ぬれせんべい」や「ぬれおかき」のも
う一方の原料、お醤油の産地、千葉県の銚子が
「ぬれせんべい」の誕生の地だそう。

 

千葉県銚子市の柏屋というお店が
「ぬれせんべい」の登録商標を
持っているそうです。

 

 

お醤油の材料

 

 

「柏屋米菓手焼本舗 (ぬれせん誕生の店
・路地裏の柏屋)」このお店では
「ぬれせんべい」は最初、おまけの
商品だったといいます。

 

最初の頃はおまけにつけられた
「ぬれせんべい」に、「湿気っている」
という苦情が多かったとか……。

 

う〜ん、かわいそう。
でも、初めて食べた人がそう思って
しまうのもわかりますね。

 

 

blog_import_515365a414bff「ぬれせんべい」岩塚製菓

 

 

 

銚子電鉄が大変!

また驚いたことには、廃線の危機に直面
していた銚子電鉄を救ったという
「銚子電鉄ぬれせんべい」もあるそう。

 

「銚子電鉄ぬれせんべいオンラインショップ」
も度々、マスメディアに登場している
ということですのでご存知の方も多いかも。

 

経営困難に直面していた銚子電鉄は、1998年
781億円の負債を抱えて自己破産申請をします。
事実上倒産の銚子電鉄を、千葉県と銚子市が支援。

 

そんな状態だった銚子電鉄の、元県議
だった社長が、1億1千万円の借入金の
業務上横領の疑いで逮捕されたのが2006年。

 

その年の11月、銚子電鉄は車両の法定検査の費用
さえ捻出できないという事態に陥ってしまいます。

 

 

左が「ぬれおかき」、右が「ぬれせんべい」
ともに岩塚製菓

 

 

 

銚子電鉄を救おう

2006年11月,ネット上に
「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」
という文章が掲載されたことから、

 

「銚子電鉄ねれせんべい」
の活躍が始まりました。

 

一時は、生産が追いつかないほどの注文
でしたが「銚子電鉄ぬれせんべい」だけの
活躍でまかなえる額ではなく、銚子電鉄の
茨の道はその後も続いているようです。

 

スポンサードリンク