「クッキー」と「ショートブレッド」の違い ショートブレッド「ウォーカー(Walkers)」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

rosenthal,ateki140614walkers

 

 

「ショートブレッド」と「クッキー」

ウォーカー(Walker)のチョコレートチップの
ショートブレッドです。

 

「あぷりのお茶会」ではキャンベルの「ショート
ブレッド」を御紹介したことがありましたね。

 

 

120810CAMPBELLSキャンベルの「ショートブレッド」

 

 

 

「ショートブレッド」と「クッキー」 材料の違い

クッキーとショートブレッドは、一見とても似て
いますが材料、作り方ともに違うものだそうです。

 

ショーットブレッドは、
「小麦粉、砂糖、バター、塩」の4つだけで作ります。
クッキーは、これに卵やミルクなどを使いますね。

 

 

 

作り方の違い

またクッキーの作り方としては
練ったバター → 砂糖 → 卵 → 小麦粉
の順番に加えていきます。

 

一方、ショートブレッドの場合は
小麦粉にバターを直接入れる → 砂糖
という順番になります。

 

 

ウォーカーの「ショートブレッド」

 

 

 

作り方の違いが見かけにも 

つまりクッキーは、柔らかいバターに他の材料を
加えながら混ぜ合わせるという感じですね。

 

ところがショートブレッドの方は、まず小麦粉
にバターを入れてしまうのが大きな特徴。
ということは、ぼそぼそ状態で
お砂糖を入れるということ。

 

これらの作り方の違いが、出来上がりの
形状の違いにも現れているようです。

 

 

140614walkersup-398x299ウォーカーの「ショートブレッド」

 

 

 

イギリスでは「クッキー」 と言わない?

ウォカーのサイトを見ますと「クッキー」
という言葉は使用していません。

 

昨日の「『クッキー』と『ビスケット』の違い
ムーンライト『森永』」
にも書きましたように、

 

「日本で『クッキー』と呼んでいるものを
イギリスでは『クッキー』と言わない」のですね。

 

つぎのような写真のお菓子も、ウォカーのサイト
では「ビスケット」という括りになっています。

 

 

bisuketto2ウォーカーの「ショートブレッド」

 

 

日本ですと,これは「ビスケット」というよりは
「クッキー」と称されるものだと思います。

 

 

 

「キャンベル」と「ウォーカー」

キャンベルは1830年に,ドナルド・キャンベル
によってつくられたスコットランドで
最も古くからあるショートブレッドのメーカー。

 

その約70年後、今日、御紹介のウォーカーが
1898年に、スコッチウイスキーのメッカである
スペインサイドの小さな村で生まれました。

 

ジョセフ・ウォーカーの
「世界最高のショートブレッドを作ること」
の夢の実現を目指して。

 

それから100年以上の月日が流れ
現在では世界50カ国以上でウ、ォーカーの
ショートブレッドは愛されています。

 

良質の原材料にこだわったジョセフ・ウォーカー
の伝統のレシピは、今でもかわらずに守り
続けられているのです。(「株式会社日食」)

 

 

キャンベルの「ショートブレッド」

 

 

なお、今回初めて聞いた言葉ですが
日本では「ショートブレッドといえば
ウォーカー」といわれているそうな。

 

日本ではキャンベルより
ウォーカーのほうが有名なのですね。

 

私はキャンベルは、ずっと前から知っていたの
ですが、ウォーカーは今回、初めて知りました。

 

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「クッキー」と「ビスケット」の違い ムーンライト「森永」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

140614moonright

 

 

「ムーンライト」はクッキー

森永の「ムーンライト」ですが
これはビスケットでしょうか
あるいはクッキーでしょうか?

 

と考えていましたら、「ムーンライト」
の箱に書いてありました。
森永の「ムーンライト」はクッキーだそうです。

 

 

140614munraito「森永」ムーンライトクッキー

 

 

 


「クッキー」と「ビスケット」の違い

ところで、このクッキーとビスケットの呼び方
ですが、どこでわかれるのでしょうか?

 

私自身は、外見が固めのものはビスケット、
柔らかめのものはクッキーかな?
と勝手に思っていましたが。

 

そもそも、ビスケットという意味は
「2度焼く」という意味ですよね。

 

 

「アーティザン」ツーバイツービスケット(イギリス)

 

 

 

ということで私には、ビスケットは保存の
ためにかたく焼いてあるもので、自分では
作らないというイメージがありました。

 

一方、クッキーはといいますと、自分でも焼ける
比較的柔らかめの、ぼそっとしたお菓子という感じ。

 

 

「アーティザン」ツーバイツービスケット(イギリス)

 

 

 

ビスケット協会(略)で決めました

クッキーとビスケットの違いについては
いろいろいわれていますが、一応の
決まりがあることはあるそうです。

 

「一般社団法人全国ビスケット協会
Japan Biscuit Association」が決めたものです。

 

 

アンナ「アーモンドビスケット」(スウェーデン)

 

 

ビスケットとは、
「小麦粉、糖類、食用油脂および食塩」
を原料として焼いたお菓子のこと。

 

ビスケットの中でも、
「手作り風の外観」があり
「糖類と油脂の割合が、全体の40パーセント以上」
のものをクッキーと呼ぶそうです。

 

「糖質と油脂の割合が,全体の40パーセント以上」
という数値で、はっきりしているのはわかりやすい
のですが、もう一つの方の「手作り風の外観」
というのはちょっと曖昧ですよね。

 

 

「ウェイトローズ」ナイスビスケット(イギリス)

 

 

 

あくまでも日本だけの決まりね

これを決めた「一般社団法人全国ビスケット協会」
は、1926年に出来ているのですが、その時の
名称は「全国ビスケット協会」でした。

 

その後、何度か名称を変更していますが
現在の名称になったのは2012年のこと。

 

当然のことながら、この協会に入っていなければ
ここにあげた基準を守らなくてもいいそうです。
とはいえ、ほとんどの会社は加入しているようですが。

 

 

上の「ウェイトローズ」のナイスビスケットで
と意義とで作った鯉のぼり

 

 

そしてこの決まりは「一般社団法人全国ビスケット
協会」という日本の団体が決めたものですので
あくまでも日本国内のみでのこと。

 

また外国でも、クッキーやビスケットの呼び方が
ビシッと決まっているものでもないようですよ。

 

 

「メルバ 」ブラウニークッキー(オランダ)

 

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