港区歴史フォーラム「忠臣蔵」

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「港区歴史フォーラム」

港区歴史フォーラムの「忠臣蔵」に行ってきました。
主催は港区で、共催が港区観光協会と東京新聞です。

 

財団法人中央義士会理事長、中島康夫さん
のお話や、歌舞伎俳優の市川春猿さんの
トークなどがありました。

 

市川春猿さんが、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」
には、他の演目にはない色々な決まりごとが
あるということを教えてくれました。

 

 

 

 

 

他の演目にはない決まりごと

例えば、ある場面では、客席からは
見えない場所に、侍姿の人がたくさん
控えているということなどを……。

 

この侍姿の人たちというのは、お客さん
には全く見えないのですが、きちんと
衣装を整えているそうです。
不思議ですね。

 

 

 

 

 

拍子木の打ち方

観客にもわかることとしては、幕が
あがる前の拍子木の打ち方の違いが
あるということなどを話してくれました。

 

普通の拍子木の打ち方といいますと、

 

A「◯  ◯  ◯  ◯ ……」
B「 ◯  ◯   ◯  ◯ ◯◯◯◯……」

 

というように、Aのように拍子木を
等間隔に打ったあとにBが続きます。

 

 

瑶泉院の実家である三次浅野家
(赤坂6丁目)の近くで咲いていた椿

 

 

しかしこれが「仮名手本忠臣蔵」
の場合ですと

 

Aの等間隔部がかなり長いです。
47回も打つそうです。

 

そして後に、

 

B「 ◯  ◯   ◯  ◯ ◯◯◯◯……」

 

となるようです。
(下手な説明で、通じるでしょうか?)

 

おもしろいですね。
今度「仮名手本忠臣蔵」を見る機会が
あったら是非確かめてみたいと思います。

 

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「本物」「ニセモノ」7  四十七士の手紙「赤垣源蔵」

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四十七士のニセモノ手紙

今日は、忠臣蔵の討入りの日なので
赤穂義士に因んだ「本物」「ニセモノ」
をご紹介しましょう。

 

私は最近まで見たことがなかったのですが
四十七士の書いた手紙、それもニセモノが
かなり世間にはびこっており、高額で
取引されているそうです。

 

それらを実際に見たとしても、私には
本物か否かなどの判断はとてもできません。

 

それ以前に、日本語で書いてあると
いうのに残念ながら読むことすら
できませんし……(涙)。

 

 

 

 

 

署名が「赤垣源蔵」

ですが先日、ニセモノの手紙の写真を
見せていただいた中に、一つだけ明らかに
ニセモノとわかるものがありました。

 

わかった理由は、書いた人の名前にあります。
「赤垣源蔵」と署名がしてあったからです。

 

四十七士の中で、彼は有名な方に入ると
思いますが、その理由は講談
「赤垣源蔵徳利の別れ」が有名だからですね。

 

講談で語られた彼の名前が「赤垣源蔵」
だったので、その名前が人口に膾炙して
しまいました。

 

もちろん私はその講談を聞いたことは
ないのですが、いつの間にか「赤垣源蔵」
という名前は覚えてしまっていますから。

 

でも、本当の名前は「赤垣源蔵」ではなくて
「赤埴源蔵(あかばね  げんぞう)」なのです。

 

 

四十七士の一人「赤垣源蔵」
の手紙(ニセモノ)

 

 

 

「赤埴源蔵」が「赤垣源蔵」と間違われた理由

「赤埴源蔵」が「赤垣源蔵」と
間違われるようになった理由としては、

 

「あかばね(赤埴)」の「埴」という字が
珍しいことと、崩し字で書いてある「埴」
の字を「垣」と間違えてしまったことに
よるのではないだろうか、

 

と中央義士会の中島理事長は
おっしゃっています。

 

ねっ?
だから「ニセモノ」!

 

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浅野内匠頭切腹の地「田村右京大夫邸跡」

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コーヒーカップを1つ

初めて、ローゼンタール 〈魔笛〉 の
食器を割ってしまいました。
20年近く使って、初めてのことです。

 

たくさんの食器を割ってしまう私に
とっては、今まで〈魔笛〉の食器を一つも
割らなかったというのは、超が10個位ついて
しまうほど画期的であり得ないこと。

 

コーヒーカップを落とした後に、ひびが
入っているのに気づいた時は、変な言い方
ですがほっとしたような気がしました。
「ああ、やっと割れたんだね」というような……。

 

といいますのは、このコーヒーカップは
何度落としてもぶつけても、本当に
不思議なほどに 割れなかったからです。

 

 

 

 

 

ローゼンタール〈魔笛〉は丈夫ですが

〈魔笛〉 は、実は見かけよりかなり丈夫
なのですが、かといって当然のことですが
決して割れないというわけではありません。

 

ベランダのコンクリートに何度か落として
割れなかった話をした時に、「コフィア」の
マスター
はおっしゃいました。「奇跡的!」と。

 

その 〈魔笛〉 が、やっと割れました。
もちろん、嬉しいというわけではないのですが
残念というよりは、やはりお疲れ様でした
という表現が近いような気もするのです。

 

 

 

 

 

ついていない日ではなく

そういえば、今日は購入してから
一ヵ月もたっていない草履の鼻緒が
出先で雨の降るなか切れてしまいました。

 

またショップで使用するつもりの
京都から取り寄せた水引も、間違った
長さのものが送られてきてしまい、
結局使うことができませんでした。

 

と書きますと、まるで「ついていない日」
のように思われるかもしれませんが
決してそうではないのです。

 

 

現在工事中の浅野内匠頭長矩切腹
の地、田村右京大夫邸のあった場所

 

 

 

不思議な安堵感

私の心は何とも例えようがないほどの
不思議な穏やかさで満ちています。

 

今日は、用事があって浅野内匠頭
が切腹した場所に行きました。
丁度、工事中でしたが。

 

写真のクレーンがV字になっているあたり
が、浅野内匠頭長矩が切腹をした場所
である、田村右京大夫邸のあった所。

 

一時撤去されていて、現在はこの地にはない
石碑も、来年には戻るということです。

 

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