「日進ワールドデリカテッセン インターナショナル スーパーマーケット」麻布十番

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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「日本一のスーパー」?

今日のコーヒーも前回のレンズ豆と同様、麻布十番の
日進ワールドデリカテッセンで買ったものですが
このスーパーの正式名は
「NISSIN World Delicatessen International
Supermarke」です。

 

(「日進ワールドデリカテッセン」
106-0044 東京都港区東麻布2-34-2
03-3583-4586   AM8:30〜PM9:00
         365日営業の年中無休)

 

日進ワールドデリカテッセンについては、こんな
ふうに書かれたものがネットでは見受けられます。

 

「日本一のスーパーと噂される日進ワールド
デリカテッセン」
「お客さんの約7割が外国人のインターナショナル
マーケット」
「日進ハムが経営する外人だらけのハイソサエティ
な感じのスーパーマーケット」などなど。

 

これらを読んだ時、「えっ! そうなの?」
というのが私の正直な感想でした。

 

というのは建物が結構古くて、おしゃれとか
ハイソサエティという言葉には、ちょっと
ほど遠いような気もしていたからです。

 

 

160524iigurakoenお店からは東京タワーも見えます

 

 

 

魚介類と野菜等の冷凍品が豊富

とはいえ売り場面積は広いですし、何より
色々な国の食品が、所狭しと置いてあって
ありとあらゆるものが揃っているのは事実です。

 

隣りの別館・アネックス(ANNEX)には、外国の洗剤
や家庭用雑貨、メッセージカードなどもあり、また残念
ながら欲しいと思いつつも、いつも見るだけのガーデ
ニング&フラワーショップの麻布ガーデンもあります。

 

アラスカ産や、その他の日本からかなり離れた場所の
冷凍白身魚の切り身や、国名は忘れてしまいましたが
アジア産の加工した海老料理も試したことがあります
(これは私にはちょっとニンニクがきつめでしたが)。

 

そしてまだ一度も買っていませんが、いつか
必ず買うのだ!と心に固く決めている冷凍の
オマール海老もありますしね。

 

 

kangaruカンガルーを食べるのはちょっと抵抗がありますが……

 

 

 

カンガルーやワニも取り揃えています!

そういえば去年、インドのナンとはちょっと違うよう
でしたが、冷凍のナンに似ているパンを、本当にもう、
これでもか!という位カートに積んでいるおじさんが
いて、周囲の人たちも愉しげに見ていましたっけ。
多分、大きな冷凍ががおうちにあるのでしょうね。

 

また、日進ハムが経営するだけあって
お肉類もかなり充実しています。

 

私は最近はこちらに限らず、お肉売り場には
あまり近づかないのでよくわからないのですが
七面鳥などのジビエは当たり前、カンガルーや
ワニも取り揃えているのだとか(!)。

 

と書いてきますと、日本一かどうかはわかりませんが
様々な国の食品を幅広く豊富に取り揃えてあり
「International Supermarke」
と呼ぶに相応しいお店であることは事実ですね。

 

 

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シュワちゃん、御用達?

3階は「WORLD WIDE WINE」ということで
広いスペース全部がワインを中心とした
巨大なリカー専門フロアーとなっています。

 

数ヶ月前にお友達とシャンパンを買いに行った時、
彼女が店内表示を見て「英語だ…..」「あっ、
シュワルツェネッガー……」とつぶやいたのです。
それを聞いて私は初めて気づきました。

 

お客さんへのお知らせと思われる事柄が英語で
表記され、壁に貼ってあり、シュワルツェネッガー
が来店した時の写真も添えられていました。

 

それらが全く目に入っていなかったとは
私にとって英語は「文字」ではなく
「模様」扱いなのだと改めて気づいた次第です。

 

 

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日進ワールドデリカテッセンのコーヒー

そんな日進ワールドデリカテッセンで、今回は
何の変哲もないコーヒーを買ったというのも
誠に芸のない話ではありますが、日々の暮らし
というものは、そんなもの(でしょ?)。

 

コーヒーも色々な種類のものがあったのですが
ここはあえて「NISSIN  WORLD  DELICATESSEN」
の「European Coffee」と書いてあるものを購入。

 

「品名    レギュラーコーヒー(粉)
原材料名  コーヒー豆
生豆生産国 ブラジル、タンザニア、他」

 

などと袋に書いてあり、販売者は当然のことながら
「日進畜産工業株式会社」と記載されています
(「畜産」なんですね)。
製造者を見てみますと「第一コーヒー株式会社」。

 

 

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焙煎は御近所の「第一コーヒー株式会社」

日進畜産工業株式会社の住所が、
      東京都港区東麻布2-34-11
第一コーヒー株式会社は、
      東京都港区東麻布3-10-1

 

ということで、お隣というほどではありませんが
第一コーヒー株式会社は、日進ワールド
デリカテッセンの2,3軒先にある会社です。

 

最初は、日進ワールドデリカテッセンのコーヒー
製造部なのかなとも思ったのですが、そうでは
なく、第一コーヒー株式会社の本社でした。

 

御近所のよしみ(?)で日進ワールドデリカ
テッセン版コーヒを焙煎しているのでしょうか?

 

この第一コーヒー株式会社は、全日本コーヒー
商工組合連合会に所属しているのですが、そこの
サイトにコーヒー情報がちょっとおもしろかったので
次回に少しだけ御紹介しましょうね。

 

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レンズ豆「日進ワールドデリカテッセン インターナショナル スーパーマーケット」麻布 

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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ヒュースケンの落馬したあたりに建つスーバー

写真のお皿にのっているのは「レンズ豆」です。
大豆をギュッと潰したかのように見える
「レンズ豆」ですがmもちろん潰れている
わけではなくて、これが正しい形。

 

この「レンズ豆」を買ったのは、先日お話をした
「中の橋」で襲撃されたヒュースケンが倒れた場所
と思われるあたりに現在、建っているスーパー
マーケット、日進ワールドデリカテッセンです。

 

(日進ワールドデリカテッセン
〒106-0044 東京都港区東麻布2-34-2
Tel.03-3583-4586
365日年中無休
営業時間は、AM 8:30~PM 9:00)

 

元旦はお休みだったような気もするのですが
サイトによりますと、「365日」と明記して
ありますので、営業していたのですね、きっと。

 

 

nakanohashi)が日進ワールドデリカテッセンのある場所

 

 

地図のほぼ真ん中あたりに見える
黄緑色の()のあたり。
麻布十番の駅から歩いて5分もかかりません。

 

 

 

オレンジ(赤)色は皮なし「レンズ豆」

「レンズ豆」(学名 Lens culinaris)は豆科
ヒラマメ属の一年草で、英語では「lentil」といい
和名は「ヒラマメ」で「扁豆」と書きます。
西アジアが原産地といわれ、
000年以上前から栽培されていたそう。

 

今回購入した「レンズ豆」はチェニジア産で
東京港区南青山にある、EMSインターナショナル
トレーディング株式会社が輸入したものです。

 

 

akarenzu_up_260皮をむいてあるオレンジ(赤)色の「レンズ豆」

 

 

日進ワールドデリカテッセンには、今日御紹介の
薄茶色の「レンズ豆」と、オレンジ(赤)色の
「レンズ豆」の2種類がありました。

 

薄茶色の方は皮付きで、オレンジ(赤)は
皮をとったものだということです。

 

といいましても、今日の薄茶色の「レンズ豆」
の皮をとったものが、オレンジ(赤)色の
「レンズ豆」になるわけではありません。

 

同じ種類の皮付き、皮なしということ
ではなくて、種類が違うようですね。

 

 

160324lens皮付きの薄茶色の「レンズ豆」

 

 

 

「レンズ豆」の名前

この豆の名前の由来は、お豆の真ん中が
ぷっくり膨らんでいて、あたかも凸レンズ
のようだから、つけられたのではありませんよ。

 

実は反対なのです!(←ここ重要!! )

 

つまり、凸レンズより「レンズ豆」の方が先に
名づけられていて、後にできた凸レンズがこの豆に
似ているのでレンズと命名されたというわけ。

 

 

ひよこ豆

 

 

そういえば以前紹介したヒヨコ豆も、ヒヨコに似て
いるから名づけられたのではありませんでしたね。

 

ヒヨコに似ている、と言われれば
そう思ってしまいそうな形をしていますが
これが違うのです。

 

お豆の名前って結構、おもしろいですね。
「ひよこ豆の名前の由来はひよこに
似ているからではない!?」

 

 

141126hiyokomamerosenthalmatekiヒヨコ豆

 

 

 

「ガラスのレンズ」→「レンズ」

「レンズ豆」は2000年以上前から栽培されていたこと
がわかっていますが、凸レンズの方はといいますと、
これもまた紀元前3世紀頃、今から2300年以上前
に出来ていたのではないかと言われています。

 

この数字だけですと、凸レンズの方が「レンズ豆」
よりも古いということになってしまいますが、
まあ「レンズ豆」が栽培されていたのは2000年
「以上前」ということですので……。

 

インドやバビロニア(現在のイラクのあたり)、
ローマ、エジプト、中国に、水晶やガラスで作られた
凸レンズが誕生していましたが、どのように使用され
ていたのかは、はっきりとはわかっていないそう。

 

ただ、太陽の光を集めて火をおこす道具
「火とりレンズ」として使われていた
ということは間違いがないようです。

 

13世紀末になるとレンズは、眼鏡として
利用されるようになりました。

 

レンズは、当時ヨーロッパの家庭でよく食べられていた
「レンズ豆」の形に似ていることから「ガラスのレンズ」
と呼んでいたものが、次第に「ガラスの」がとれて
「レンズ」とだけいうようになったとのことです。

 

 

tyukahunokayu131124スープにも最適な「レンズ豆」

 

 

 

水に戻す必要のない「レンズ豆」

「レンズ豆」は鉄やビタミンB群、食物繊維
を豊富に含むスグレモノで、ジャガイモに
比べると数倍も多いということです。

 

特筆すべきは何といっても、お豆なのに
調理前に水戻しがいらないこと。

 

大豆でもインゲン豆でも、お料理をする
前日から水につけておくことが必要ですが
「レンズ豆」に限ってはその必要がありません。

 

こんなに便利に利用できる上、皮付きですと
酸化もしにくく、保存は1年以上常温で可能です、

 

調理をすればすぐに柔らかくなって、皮も気に
ならないので、カレーやスープなどの煮込み料理や、
サラダなど様々の料理に活躍してくれること
請け合いの「レンズ豆」を今日はご紹介しました。

 

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