この世で一番、縁の深い命

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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今日、1月13日はあぷりのお誕生日です。

 

生きていたら、9歳になりました。
母を別にすれば、この世で私と一番
縁の深かった命はあぷりだと思います。

 

6年半、私のそばにいてくれたことに
ただただ感謝です。

 

 

 

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麻布十番(ずっと前から)

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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初めてなのに初めてでないみたい

麻布十番は、私の大好きな街です。
でも麻布十番についてのイメージは、もしか
したら皆さんと違うかもしれませんが。

 

麻布十番について、多くの人が抱くイメージは
どのようなものでしょうか。
おしゃれな街でしょうか?

 

たしかにそうではありますが
私にとっては,不思議名くらい
必要なものがある街でもあります。

 

流行の最先端のおしゃれなものではなく
生活の必需品でありながら、かつだんだん
街から消えつつあるもの、という意味です。

 

ここで麻布といっているのは、麻布十番の
それも1~3丁目という狭い範囲内のこと
ですが。

 

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手縫いの絹糸

以前私が住んでいた町には
越した当初は手に入った絹糸が
十数年ほどの間になくなりました。

 

閉店してしまったお店はともかく
営業していながら、扱わなくなった
というパターンです。

 

需要と供給ですから、仕方がない
といえば仕方ないことなのですが。

 

私が個人的に麻布十番の中心地、と呼んで
いるパティオの「ラ・ボエーム」の向かい側
にひっそりとあるお店にはそれがあります。

 

半世紀前から営業しているのではないか
という佇まいの地味な手芸店「クマイ」。

 

 

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ライ麦パン「ポンパドウル」麻布十番店

 

 

その「クマイ」の照明が、3.11の地震の
直後に抑えめになったことがありました。

 

節電モードのさなかに、「クマイ」
に買い物にいった時のことです。

 

「暖房を入れてなくて、すみませんね……」
と「クマイ」のご主人が言いました。

 

「そんなこと、全然いいです。
ただ、このお店をずっと続けてください」と。

 

(追記:残念なことに2014年8月31日
に「クマイ」は閉店してしまいました)

 

 

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ペンキも!

絹糸だけではありません。
私は五年に一度くらいの割で
家中のペンキ塗りをしていました。

 

その時に使うペンキを買っていたお店も
いつのまにかコンビニになってしまいました。

 

スーパーマーケットでには置いてある
ものの扱うサイズが、手のひらに乗る
ようなものになり使い物にはなりません。

 

 

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あんみつ 麻布十番「浪花家総本店」

 

 

 

漆塗り製品の塗り替えも

そうそう、五年ほど前には、漆塗りの
塗り替えをお願いしたお店もありました。

 

歩いていて大好きな漆器が目に入ったので
ついお店に入り見ているうちに、そんな話
になり塗り直しをお願いすることに。

 

その他にも、食品やお香の炭、等々
一つずつあげるときりがありません
ので、ここらへんでやめましょう。

 

ですが、欲しいものが調達できて便利
だからというだけが、私が麻布十番を
好きな理由ではありません。

 

麻布十番は私にとって「魔法の街」
なのかもしれません。

 

 

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ずっと前から

大学をでた直後の頃のこと、私はしばらく
西麻布に通っていたことがありました。

 

その時は麻布十番の駅を利用してでは
なく、六本木の駅から歩いていました。

 

それから十数年後、また麻布
に通うようになりました。

以前の場所と、2度目に通うように
なった場所と歩いて20分位の距離、
と思っていました。

 

ところが引っ越しの時に、ふっと目に
したものでその2つの場所が、ほぼ
同じ場所だと分かったのです。

 

 

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もっと前から……

そこは、いつも歩いている麻布十番商店街
からちょっと曲がった数メートル先。

 

建物が変わり、風景が違って見える
ものの、そういえばそうでした。

 

だから、初めて来た時から麻布十番
が懐かしく、自分の住む街のような
気がしたのでしょうか。

 

そうかもしれません。
でも、そうじゃないかもしれません。

 

そんな最近のことではなく
もっともっと昔のことかも。

 

 

130421naniwayataiyakimateki           たいやき 「浪花家総本店」

 

 

麻布には越せなかったけど

こんなに麻布十番に恋いこがれていたのに、
残念ながら越すことは出来ませんでした。

 

一度は、契約をしながらも理由があって解約。
そのことについては、またいつか……。

 

今日で今年も終わりです。
今年はどの方にとっても、生涯忘れ
られない年になってしまいました。

 

来年は全ての人が安心して
暮らせる年になりますように!

 

 

 

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