花びら染

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夢の(?)「花びら染」

実はまだ、私は花びら染めをしたこと
がなく、私にとっては幻の花びら染です。

 

理由は、染物をできるほどの花びらが
手に入らないから、という情けない
事情から。

 

植物を使っての染物でしたら
30年程前からよくしていましたが。
玉ねぎの皮をためておいたりしてね。

 

 

 

 

 

花びら染

用意するもの

シルクスカーフ(白) 15g
花びら        50g
食用酢         500cc
ネット、輪ゴム

 

 

材料は、シルクスカーフ1枚分です。
材質は、シルクやウールが一番染まり
やすいですが、綿や麻でも大丈夫。
化学繊維は染まりません。

 

用意する花びらは、色の濃い
ものがよいようです。
黄色や白の花はダメです。

 

花びらの量は、染めたい布の重さの
2倍ほどと書いてあるもの、3〜5倍
というもの等、さまざまです。

 

 

 

 

乾燥した花びらを使う場合は
2〜3倍でもよいとのこと。
少しずつ冷凍しておくのもいいですね。

 

美しく咲いている時は、眺めて充分に
楽しみ、花が終わりかかったら染めも
の材料にしましょう。

 

目の細かいネットがない場合は
ストッキングでも大丈夫。

 

お酢は500ccとありますが、酢酸を使う
場合は、1/10、50ccでOKです。

 

 

 

 

 

花びら染の染め方

1 花びら50gを、目の詰まったネットに
 入れて、口を輪ゴムで縛っておきます。

 

2 3リットルのボウルに、ネット入りの
 花びらと、お酢(500cc)、水(500cc)
 を入れます。

 

3 ゴム手袋をして、花びらがドロドロに
 なるまでよく揉みます。

 

 

 

 

4 さらに、水1リットルを加えた後に、
 湿らせたスカーフを入れます。

 

5 弱火でかけて温度を上げてゆき
 40〜50℃で火を止めます。
 その間(10分位)も花びらをよく揉み
 耐えられない熱さになったらやめる。

 

6 ボウルにラップを被せて、2時間
 から一晩ほど放置し、時々混ぜます。
 これはお部屋にお酢の匂いが
 充満しないためです。

 

7 流水でスカーフをよく洗い、風通し
 の良い日陰で干して、当て布をかけて
 アイロンをかければ出来上がり。

(参照/箕輪直子「花びら染め」誠文堂新光社)

 

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