「赤坂駅」と「赤坂見附駅」、先にできたのは?

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140416akasakaeki

 

 

「赤坂」の名前のつく駅

千代田線の小さな旅も終了して
「赤坂」に帰ってきました。

 

駅名で赤坂と名前のつく駅は、東京メトロの
千代田線の「赤坂」と、同じく銀座線及び
丸ノ内線の「赤坂見附」の2つがあります。

 

赤坂サカスへ行くには千代田線の「赤坂駅」が近いです。
「赤坂駅」の3b 出口をでて階段をのぼると
そこはもう赤坂サカスの敷地内ですから。

 

 

140401sakasutakisakura「赤坂駅」3b の出口を出ると、春は滝桜が

 

 

 

201407TBSgoya夏はゴーヤのカーテン

 

 

141126akasakasakasusuketorinku冬はスケートリンクが見えます。

 

 

この「赤坂駅」と「赤坂見附駅」は
どちらが先に出来たのかといいますと……、
ホーム等を見れば一目瞭然ですね。

 

千代田線の方がはるかに新しいので
先に出来たのは「赤坂見附駅」の方。

 

 

150811cheesecakesirotae「赤坂見附駅」のすぐそばにある「しろたえ」のチーズケーキ

 

 

 

「赤坂見附駅」

「赤坂見附駅」は、住所でいいますと赤坂3丁目にあり
1938(昭和13)年、11月18日に営業を開始しています。

 

最初に開通したのは現在、銀座線と呼ばれている線で
1959(昭和34)年、3月15日には丸ノ内線が開業。

 

現在は「赤坂見附駅」からちょっと、といいますか
かなり歩いた場所に「永田町駅」があります。

 

この駅は東京メトロの、有楽町線、半蔵門線、南北線
の3線が乗り入れている駅ですが、名前の通り
千代田区の永田町にある駅です。

 

ところがこの「永田町駅」、「赤坂見附駅」
と同じ駅としての扱いになっています。

 

 

赤坂駅と赤坂見附の中間にある
「松月」の白玉ぜんざい

 

 

(ちょっと話は逸れますが、丸の内線ができた
当初、現在の「銀座」駅は、「西銀座」という
駅名だったことが、泉麻人さんの『銀ぶら百年
〜イズミ式銀座街並細見〜』に書かれていました)

 

丸ノ内線の開業から20年後の1979(昭和54)年、
9月21日 に半蔵門線の「永田町駅」が開業し
「赤坂見附駅」と乗り換え業務を開始。
と同時に有楽町線とも乗り換え業務も開始しています。

 

その後の1997(平成9)年、9月30日には
南北線の「永田町駅」もできて、3つの
線の乗り換えが可能になりました。

 

 

150827umayaこちらも「赤坂見附駅」の近く「うまや」

 

 

 

5路線乗り入れは東京メトロ最多

東京メトロではこの5路線(銀座線、丸ノ内線、
半蔵門線、有楽町線、南北線)を、定期等の
扱いにおいて同一の駅とみなしています。

 

なお、1つの駅に5路線の乗り入れることに
なるのは、東京メトロの駅の中では最多だそう。

 

2014年の東京メトロの各駅乗降人員に
よりますと、1日平均銀座線・丸ノ内線を
足した「赤坂見附駅」では「109,472人」。

 

半蔵門線・有楽町線・南北線の
「永田町」は「65,296人」、合計では
「174,758人」ということになりますね。

 

 

150622kuzumochi「赤坂駅」のそばにある「相模屋」のくず餅

 

 

 

「赤坂駅」

一方、千代田線の「赤坂駅」は
千代田線1つのみでホームも1つしかありません。

 

住所は赤坂サカスと同じ、赤坂5丁目にあり1972
(昭和47)年、10月20日 に赤坂駅として開業しました。
「赤坂見附駅」ができた34年も後のことだったのですね。

 

東京メトロの1日の平均乗降人員、2014年度では
「86,518人」と「赤坂見附駅」よりも少ない人数です。

 

 

130715TBSnatusakasuこの階段をのぼった先が赤坂サカス

 

 

 

「赤坂駅」「赤坂見附駅」「永田町駅」

「赤坂駅」(赤坂5丁目)
千代田線 1972(昭和47)年、10月20日
1日の乗降客平均(2014年度) 86,518人

 

「赤坂見附駅」(赤坂3丁目)
銀座線  1938(昭和13)年、11月18日
丸ノ内線 1959(昭和34)年、3月15日
1日の乗降客平均(2014年度) 109,472人

 

「永田町駅」(千代田区永田町)
半蔵門線 1979(昭和54)年、9月21日
有楽町線      
南北線  1997(平成9)年、9月30日
1日の乗降客平均(2014年度) 65,296人

 

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