ドイツ出生届に「第3の性」 

2018年8月16日 東京新聞

ドイツ政府は15日、出生届の性別欄に、男女以外の
「第3の性」を加える法改正の素案を閣議決定した。
染色体の状況や身体的特徴から性別が明らかでない
場合、多様性を意味する「ディバース」という項目
を選べるようにする。
年内の施行を目指す。
これまでは「男性」「女性」「(いずれにも)指定
せず」の3択で、これに「ディバース」を加える。
連邦憲法裁が昨年、出生届城は女性とされている
ものの、大序双方の特徴を持つ原告が起こした裁判
で「従来の区分けは人格権の侵害だ」と判決で認定。
これを受け、政府が対応した。
政府は今後、出生届以外の各種手続き面でも第3の性
に配慮した法整備を進める方針。

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