フェイスブック ユーザー6億人のパスワードを誰でも読める 

フェイスブックでまた個人情報漏洩

「フェイスブックは、6億人のユーザーのパスワードが
暗号をかけずに保管されていて、2万人の従業員
は、誰でも読めるようになっている」という驚愕の
事実をフェイスブックが認めたということです。

 

同社のエンジニアリング、セキュリティ、および
プライバシー担当副社長のPedro Canahuati
さんによれば、これらのパスワードはフェイスブック
の外部の人は誰も見ることができず、内部で悪用
または不正にアクセスされたという証拠はありません
と語っているそうですが……。

 

Canahuatiさんによりますと、この問題は今年の
初めの定期的なセキュリティーレビューで明らかに
なり、フェイスブックのユーザーのプライバシーと
データを適切に保護しているかどうかについて
一連の論争が続いていたということです。

 

セキュリティーニュースサイト「KrebsOnSecurity.
com」の Brian Krebs さんは、暗号化されて
いないユーザーパスワードを含むアーカイブの問題
は2012年まで遡ると言っています。

 

ソーシャルネットワークによる、ユーザーデータの処理
は、昨年、政治コンサルタント会社の Cambridge
Analytica さんが、8700万人のユーザーの個人情報を
ハイジャックした可能性のあるアプリを使用したこと
を認めて以来、論争のきっかけとなっていました。

 

 

 

2019年4月4日追記

JNN/TBSのニュースによりますと、
フェイスブックの利用者の個人データ5億4000万件
以上が、インターネット上で外部から誰でもアクセス
可能になっていたことがわかりました。

 

これは、アメリカのサイバーセキュリティー会社
が、2019年4月3日に発表したものです。
個人データは、フェイスブックと連携していた
メキシコのアプリ開発会社が「アマゾン・ドット
・コム」のサーバーで保管していたということ。

 

最初の発表では、
「2万人の従業員は、誰でも読めるようになって
いる」ということでしたが、従業員でなくても
誰でもアクセスが可能とは、あまりに杜撰。

 

エンジニアリング、セキュリティ、およびプライ
バシー担当副社長のPedro Canahuatiさんは、
「フェイスブックの外部の人は誰も見ることが
できず、内部で悪用または不正にアクセスされた
という証拠はありません」
と言っていたのはウソだったのです。

 

フェイスブックの個人情報漏洩は、今回に限らず
これまでもなんども報道されていましたが、まだ
使っている人はいるのですね。

 

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