個人情報に無頓着な日本人

ブルームバーグニュース日本語版

『個人情報は本人のもの、利用には対価が
支払われるべきーーミレニアル世代が主張』
の動画から書き起こしました。

 

ALICE LIOGIERさん

「IT大手は私たちの個人情報で収入を得て
いるのです。
特定の個人だけを狙っているわけではあり
ませんが、大量の個人情報が取引されている
ことは事実です。
企業は、嘘をつかず、情報を売買している
ことを明示すべきです」

 

 

MOLLY SCHWARTZさん

オンライン上の個人情報も、将来的には
本人の意思で管理できるようになれば
いいと思います。
オフラインでは普通のことです。
私が紙の本を買ったら、私の意思で他の人
い贈ったり、売ったりできます。
つまり、私と購入した本との関係性は、私
自身が把握できます。
ところが電子書籍の場合、私と電子書籍の
間で、何が起きているか不透明です。
私が他で、いつどこで何を読んだのか、
情報が記録されているかもしれません。
情報は売却されかねません。
本人に対価を支払うべきですが、それだけ
では不十分です」
「情報の所有権を本人に帰属され、自分で
管理できるシステムが必要です」

 

 

MOLLY SCHWARTZさん

「今後5年から10年で、状況は変わるでしょう。
個人情報の問題が報じられるにつれ、詳しい
仕組みはわからずとも、一般にも問題意識は
広がっています。
不快なことが起きていると周知されてきました。
今、現在の広告市場は弱っています。
ネット広告は、期待するほどの効果がなく、
いい状況とはいえません。
なぜなら、売買されているのは質の良い情報
ではないからです。
最新情報ではなく、利用価値が低いのです。
しかし、情報の分析精度が向上すれば、状況は
変わると思います。
それが幸せなことかは別として、より需要に
即した広告を表示できるようになるでしょう。
情報の主体である個人のことを、臨機応変に分析
することが可能になるはずです。
今、企業が求めているような、個人とのより深い
関わりがネット上で実現するのです」

 

 

ALICE LIOGIERさん

「米国や英国では、ベンチャー企業新たな取り
組みを始めています。
ネット上の個人情報をどう扱い、保護していく
のかという問題が議論されています。
情報への対価も検討されています。
入力した自分のデータを、自分の意思で企業に
打つことができるのです」

 

 

 

ツイッターから

「Mikaduchi-Hutsunushi 2019年3月9日

日本人はあまりにも個人情報について、
無頓着無知過ぎる。と、いうよりも赤ん坊
レベルか?
それ以前の段階に意識が向かわず、その
理解に至っていないから、個人情報がタダ
同然で垂れ流しされ続けているのかも」

 

 

 

みずほ総研 顧客情報約250万7千件の記録媒体を紛失

「きっこ 2020年7月21日

『みずほフィナンシャルグループの子会社の
みずほ総合研究所は21日、顧客情報約250万7千件
を含む記録媒体を紛失したと発表した』とのこと。
あ~あ、これ、大変なことになるよ」

 

 

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