ついに「大人食堂」も……

「田中龍作 2019年5月1日

令和の第一日目に見たのは、
庶民が食べて行けなくなって
いる光景だった…

まじめに働いているのに食べて
行けない。
明日は我が身。
この国は一体どうなっているのか?

新記事『【仙台発】ついに
「大人食堂」食べられなくなった
非正規労働者』

3ヵ月毎の契約更新という非正規
労働者は、勤め帰りに『大人食堂』
に立ち寄った」

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「立川談四楼 2019年5月3日

『ついに《大人食堂》』を
田中龍作ジャーナルで知る。
子ども食堂は満足に食べられない
子供達のためにできたが、子供達
を養い庇護すべき立場の大人達が
食えなくなっているのだ。
恐るべき非正規雇用と低賃金の世界。
仙台の例が紹介されるが、子ども
食堂同様、大人食堂も各地にできる
と田中氏は予想する」

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「異邦人 2019年5月3日

『非正規労働者は2,100万人
(総務省2018年調べ)。
彼らの平均年収は178万円
(国税庁2016年調べ)だ。
月収にして15万円未満である。
家賃と光熱費を払えば、手元に
残るのは良くて5万円位だろう。
これでどうやって食べて行けと
いうのか』

安倍竹中体制を葬り国を常軌に
戻そう」

 

 

 

 

それでは田中龍作ジャーナルから

「【仙台発】
ついに『大人食堂』
食べられなくなった非正規労働者」
(2019年5月1日)

を転載します。

 

「子供が満足に食べられなくなっ
たのは、大人が食べて行けなく
なったからだった―

仙台市のユニオンとNPO法人が、
今夕、生活に困窮する非正規労働
者や失業者たちに無料で食事を提
供した。
「大人食堂」である。
(主催:仙台けやきユニオン/ NPO法人POSSE)

メニューは「チキンもも肉のトマト煮」
「もやしのナムル」にご飯と味噌汁。
カップラーメンなども提供された。

非正規労働者は2,100万人
(総務省2018年調べ)。
彼らの平均年収は178万円
(国税庁2016年調べ)だ。
月収にして15万円未満である。
家賃と光熱費を払えば、手元に
残るのは良くて5万円位だろう。
これでどうやって食べて行けというのか。

 

 

大人食堂(写真/「田中龍作ジャーナル」)

 

 

主催者によると、これまでの労働
相談は、パワハラや賃金未払いが
中心だった。
だが最近は「家賃が払えない」
「1日2食しか食べられない」と
いった生活相談が増えてきた。
伝統的な労働相談ではなくなった
のだ。

ユニオンがフードバンクと交渉して
食料を調達したこともある、という。

主催者は「労働相談と生活相談を
セットにしなければならなくなった」
と厳しい表情で語った。
仕事と住まいと食は三位一体なので
ある。

 

 

 

 

3ヵ月ごとに契約更新される
非正規労働者の女性(40代)は
『こんなにたくさん食べられる
とは思っていなかった。満足』
と頬をゆるめた。

田中が知る派遣労働者は100円
ショップのおにぎりが、50円に
なる夕方まで待ち、飢えを凌ぐ。

全国各地に『子ども食堂』ができ
たように『大人食堂』が各地に
登場するのは間違いない」

 

 

 

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