ブログ「ドクターヒロのリアル・サイエンス」から
* TUEET(量子エネルギー学会)
* およびパレオ協会主催
* 医学博士 脳外科専門医
「新型コロナウイルス感染爆発のカラクリ」
(一部を抜粋しています)
CDC「PCR検査で検出されたウイルスの遺伝子は、
感染性のウイルスの存在を示しているとは限らない」
PCR検査は、皆さんの上気道や下気道の検体(分泌液)
から新型コロナウイルス(SARS-COV-2)の遺伝子
(RNA)を検出する目的で行われています。
米国疾病予防センター(CDC)のオフィシャルに
掲載されている新型コロナウイルス(SARS-COV-2)
に対するPCR検査の概要が公開されています。
その36ページの注意事項に、“Detection of viral RNA
may not indicate the presence of infectious virus or that
2019-nCoV is the causative agent for clinical symptoms.”
という文章があります。
これは、「PCR検査で検出されたウイルスの遺伝子は、
感染性のウイルスの存在を示しているとは限らないし、
新型コロナウイルスが臨床症状(肺炎など)の原因
とは限らない。」と正直に述べているのです。
そもそも何の遺伝子を見ているのか誰も分からない
実際に検出されている遺伝子(RNA)が、培養細胞
由来(検体をある細胞に振りかけて培養したものを
グシャグシャにしたものを調べている)なのか、
バクテリア由来なのか、つまりそもそも何の遺伝子
を見ているのか誰も分からないのです。
ちなみに、バクテリアの中にもウイルス(バクテリ
オファージと呼ばれる)の遺伝子が入っています。
元来、PCR検査は、ある遺伝子の部分を増幅させる
検査であって、ウイルスの存在自体を検出するもの
ではありません。
つまり、PCR検査陽性=新型コロナウイルス
(SARS-COV-2)感染とは言えないのです。
ましてや、PCR検査陽性をもって、新型コロナウイ
ルス(SARS-COV-2)が肺炎などを引き起こすこと
は証明できません。
測定用キット「陽性でもコロナと診断してはいけない」
新型コロナウイルス(SARS-COV-2)の測定用
のPCRキット(SARS-CoV-2 Coronavirus Multiplex
RT-qPCR Kit)の説明書にも以下のように注意
喚起しています。
“” it should not be used as the only evidence
for clinicaldiagnosis and treatment“
“The detection results should not be directly
used as the evidence for clinical diagnosis”
これは、PCRキットの検査の結果、陽性で
あっても、これをもって新型コロナウイルス
感染症(COVID-19)と診断してはいけないし、
ましてや治療の根拠としてはいけないという
警告です。
診断には、武漢と関連や、他の検査も考慮
臨床症状、武漢への出入り(武漢に出入りした
感染者への接触)や他の検査結果を組み合わせ
て診断しなければならないと述べているのです。
しかも、武漢や感染者とのリンクは全く関係
のない人に検査をやりまくっているのです。
これはWHOの診断基準さえも満たしていない
ことになります。
他の検査方法と言っても、医療現場の現況
では、以前もお伝えした胸部CT検査くらい
しかありません。
この胸部CTでも、(略)新型コロナウイルス
感染症(COVID-19)のみに特徴的な所見など
はないのです。
コロナ以外の様々なウイルスにも陽性になる
また、この新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)用PCRキット。
他の様々なウイルスでも陽性になる
ことが記載されています。
それらのウイルスとは、
・Influenza A Virus (H1N1),
・Influenza B Virus (Yamagata),
・Respiratory Syncytial Virus (type B),
・Respiratory Adenovirus (type 3, type 7),
・Parainfluenza Virus (type 2),
・Mycoplasma Pneumoniae,
・Chlamydia Pneumoniae
などです。
インフルエンザウイルスや通常の風邪ウイ
ルスの感染者が今回の新型コロナウイルス
感染症(COVID-19)にカウントされている
ということです。
パンデミックラッパにご注意
検査というものが、本来は条件付きであ
り、いかに不確実なものであるかという
リアルサイエンスを知ると、これからも
継続する“パンデミックラッパ”にもう
惑わされることはなくなるでしょう。