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赤プリ最後のクリスマスツリー
一年前のことです。
赤坂プリンスホテルで、
クリスマスツリーの点灯式が行われました。
ご存知のように赤プリは、
今年の3月いっぱいで営業を終了しています。
ですから去年の点灯式は、赤プリ最後の
クリスマスツリー点灯式でしたので行ってみました。
説明によりますと、何十メートル(正確には覚えていませんが)
かの巨大ツリーだとういうことです。
ニューヨークのロックフェラー・センターのツリーのような
ツリーなのかな?(ワクワクワク)。
勿論、ニューヨークのロックフェラー・センターの
ツリーも見たことはないのですけれどね。
たくさんの人でツリーが見えない
当日、私は少し遅れて赤プリに着きました。
沢山の人でした。
最後だから特別なのか、毎年そうだったのがはわかりませんが。
プログラムは進行して、ツリーの点灯式が近くなりました。
私はその場所に着いた時から、ツリーを探したのですが、沢山の人の
後ろで、巨大だというツリーの一部さえ見ることができませんでした。
そして、いよいよカウントダウンが始まりました。
「……3、2、1」
「え”っ?」
その巨大ツリーは、私の想像していたような
ツリーではありませんでした。
実際の巨大なもみの木ではなく、赤プリの建物の窓の色を
赤や緑に点灯することで、木をかたち作り、建物全体で
クリスマスツリーをつくりあげたものだったのです。
あ~、人に言わないでよかったなぁ。。(ホッ。)
一瞬、拍子抜けがしたのも事実です。
実際のモミの木ではなく、これだったのだ、と。
朝まで続いたリハーサル
でもすぐに昨夜のことがよみがえりました。
冬の夕方5時は、もう暗くなります。
あたりが暗くなったと同時に、赤プリの建物にさまざまな光線を当て、
窓の色を瞬時に変えて、点灯式のリハーサルをしていたのです。
それは翌朝、夜があけるまで続いていたようでした。
当日のたった数分間のために、長い練習があったのですね。
その後、赤プリのメルマガでクリスマスツリーの記事を読みました。
そこには私の予想もしなかったことが書かれていたのです。
ツリーをかたち作る赤や緑の窓の色を変えるのは全て手動であり
それらはホテルのスタッフが手でしていたということでした。
私は電動だと思い込んでいましたので,本当に驚きました。
今年は、見えない……
人がたくさん来ていた点灯式の日からクリスマスまで、
毎日夕方5時頃になると赤坂プリンスホテルの建物全体で作り出して
いる大きなクリスマスツリーが、毎日あらわれました。
それらも全て、スタッフがいろいろな部屋を
駆け回ってつくっていたということです。
メルマガには
「この時期は、体のあちこちに傷が出来るんです」
とも書いてありました。
今年は、赤坂プリンスホテルの建物自体はまだありますが
あのお茶目なかわいいクリスマスツリーは見えません。