「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
檜坂から東京ミッドタウンを見ると
この写真は、東京ミッドタウン
の後側に接している、檜坂から
東京ミッドタウンを見たものです。
右に高くそびえているのが
ミッドタウン・タワー。
今日は、東京ミッドタウンの方ではなくて
この石垣の紹介をしましょうね。
毛利邸時代のものを再利用した「石垣」
ここ東京ミッドタウンは、以前
長州藩の毛利家のお屋敷だった
ということは前にお話ししました。
毛利邸は明治維新後に軍用地になりま
したが、戦後は米軍に接収されています。
そして返還後は、大部分が防衛庁となりま
したが、庭園部分は1963(昭和38)年から
は檜町公園として解放されています。
その後、防衛庁が移転して跡地が
再開発され、2007年に現在の
東京ミッドタウンになりました。
写真の石垣は、毛利邸時代のものだそうです。
発掘調査で出てきたものを再利用しています。
最初の写真は「M」から撮ったもの
この地図の左の方に、赤い点線が
上から下に走っていますね。
これが外苑東通りで、東京ミッドタウン
の正面側、入口になります。
1枚目の写真はその反対側、地図でいい
ますと「M」の地点から撮ったものです。
この石垣の右側には階段があって
昇るとそこは檜町公園。
江戸に御一緒しませんか?
かたつむりのいた階段を登って檜町公園
に立って右を見ると、冬ですと夜は
イルミネーションが美しい東京ミッド
タウンのスケートリンクが見えます。
そして左は、江戸時代の毛利邸の
庭園をもとにした日本庭園。
右は「東京」、左は「江戸」。
東京ミッドタウンの正面からですと
21世紀の東京しか見えませんが
こちらですと江戸まで見えますよ。
かたつむり君が、ゆっくりとお江戸に
連れて行ってくれそうです。
みなさんも、いらしゃいませんか?
(忠臣蔵『あぐりのお茶会』」)