「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
今回は、いつもの衣類等の洗濯ではなく
これは洗っちゃっても大丈夫かな、と
ためらわれるようなもののお洗濯の仕方です。
まずはお家にある確率が高いのではないか
と思われる、シルクやサテンのクッション
カバーの洗濯方法をみてみましょう。
シルク・サテンのクッションカバー
「サテン」ってどんなもの?
その前に、シルクは「絹」ということで
すぐおわかりだと思いますが、サテンは
ちょっと?、かもしれませんね。
「サテン(SATIN)」とは、絹のような光沢
のあるツルツルすべすべした布地のことで
御覧になればすぐ「あれ!」とわかるでしょう。
シルクサテン
この写真は、ジャン=ポール・エヴァン
のケーキ「ショコパッション」ですが、
ってそっちじゃなくて敷いてある布の方ね。
写真が下手(汗!)でツルツルとした
質感と、光沢があまり伝わらないのが
残念ですが、何となくわかるでしょ?
よく「シルクサテン」といいますが
シルク製ではなく、合成繊維や綿で
できているものもあるようです。
日本語だと、繻子(しゅす)と呼ばれて
黒繻子の帯などは、きっとどこかで
見ているはず。
さてこのシルクやサテンのクッションカバー
の洗濯方法ですが、まずはこの特徴的な
美しい光沢をなくさないことが大切です。
1 というわけで洗濯機を使わずに手洗い
* をしますが、洗う前に光沢を保つために
* しばらく「牛乳」につけておきましょう。
2 そして優しく手洗いをしますが、すすぎ
* の水に「ビネガー」と「お砂糖」、ここ
* でもまた「牛乳」を加えます。
3 すすぎが終わったら、タオルを扱うよう
* に絞らないで、折れた線が強くつくよう
* なことがないように干して水を切ります。
4 完全に乾ききらないうちにアイロンを
* かけますが、タオルで挟んで水気をとり
* 裏から当て布をしながらアイロンを
* かけます。
白いレースのカーテンの洗濯方法
1 洗濯の前にあらかじめホコリや
* ゴミを取って、一晩、塩水に
* つけておきます。
2 洗濯で石けんを使う前に、塩気
* を取るためにすすぎます。
3 その後、普通に洗ってから、すすぎ
* の仕上げに、水の中にベーキングパウ
* ダーを加えて、しばらく浸けておきます。
4 干す前に、決して脱水をせずに
* 陰干しをしましょう。
レザー、スエードの手入れ法
普通は、レザーとスエードは洗えませんが
洗えるレザーの場合は手洗いをして、必ず
スプレー式のレザー保護剤をして置きます。
汚れてしまったスエードをきれいにするには
別のスエードの切れ端、あるいはスエード用
ブラシでこすり、表面の毛足を元どおりに
しておきましょう。
皮は呼吸が必要ですので、ビニールで覆ったり
密閉した容器での保管は適しません。
布製のホコリよけカバーがよいですね。
レザーのシミとり方法
ネイルケアで使用する、キューティクル
リムーバーを使います。
キューティクルリムーバーとは、爪の甘皮や
爪周りの角質を処理する時に使うものだとか。
(私は持ってないけど)
硬くなった角質を取るためのキューティクル
リムーバーですので、レザーのシミとりに
いいのですね。
使い方は、シミの部分にキューティクル
リムーバーをすり込んで、10分放置。
キューティクルリムーバーを染み込ませた
布で揉むようにしてシミをとり、シミが
とれたら、よく拭き取りましょう。
スエードのシミとり方法
シミ部分に使うシミ抜き剤
1 お湯(40℃位) 250cc
2 重曹 大さじ2と1/2
3 グリセリン 250cc
4 液体中性洗剤 少々
このシミ抜き剤で、シミを抜いた後
以下のもので洗います。
1 お湯(35〜40℃) 5〜10リットル
2 グリセリン 大さじ1/2
3 重曹 大さじ1/2
4 液体中性洗剤 大さじ1/2
ベルベッドの毛足を立たせる方法
ベルベットもサテン同様、光沢が美しい
ものですが毛足がある分、べちゃっと
ねてしまいがちです。
これの修正方法としては、沸騰したお湯
の入った深いお鍋の上に、ベルベットの
裏側を広げて、湯気を当てます。
お鍋と生地の間は、少なくとも30㎝は
離すように注意してください。
くれぐれも、生地がお湯に触れないように。
アイロンをかけても、ねてしまった毛足は
なおりませんが、この方法ですとドレス
のシワなどがよくとれます。
パンティストッキングを長持ちさせる方法
パンティストッキングを水に浸した後、絞り
ビニール袋に入れて、冷凍庫でカチカチに
凍らせます。
その後、取り出して自然に乾かせればOK
ということですが、これだけで長持ちする
ということですが、どうしてでしょう?
パンティストッキングの伸縮性をますには
すすぎの水に、大さじ2のお酢を入れます。
また洗濯機で洗う時は、古いパンティ
ストッキングの中に入れて、端を結んで
洗うとよいようです。