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ズッキーニはカボチャの仲間
今日、御紹介する野菜は黄色いズッキーニです。
ズッキーニは、一見キュウリのように見えますが
カボチャの仲間というのは有名な話。
食材としては1959年代以降
原産地ははっきりわかっていないようですが
アメリカ南部からメキシコのあたりということです。
Wikipediaによりますと、このズッキーニ、
ヨーロッパにはすでに16世紀頃には持ち込まれていた
ようですが、お料理の食材としての人気はいまいち。
ところが、イギリスのお料理研究家、エリザベス
・デイビットが紹介したことから、一躍
お料理の素材としての人気が出たそうです。
それが1950年代〜1960年代ということですので
まだ、新参者(?)の食材なのですね。
色々な名前で呼ばれるズッキーニ
現在一番よく見られる、今日のズッキーニ
のようなきゅうり状のものができたのは
かなり最近のこと。
19世紀後半のイタリアで
改良されたものなのだそうです。
このズッキーニという、おもしろい名前ですが
国によって、違う呼び名で呼ばれています。
「ズッキーニ(zucchini)」というのは、
* アメリカとオーストラリア、
「コーフェット、クルジェット
(courgette)」は、
* イギリスやフランス、
「ズッキーナ(zucchina)」は
これはいかにもという感じで
* イタリア、
「サパージョ イタリアーノ
(zapallo otaloano)」は
* 南米というように。
また、アメリカではズッキーニやその仲間の
夏が旬のものを、
「サマースカッシュ
(summer spuash)」
と呼び、
秋冬が旬のものは、
「ウインタースカッシュ
(winter spuash)」
と呼ぶそうです。
この「スカッシュ(spuash)」という意味は、
カボチャ属の実を意味するということですので
「夏のカボチャ」「冬のカボチャ」と
まんまということになりますね。