「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
赤坂エクセルホテルで出会った「ゆるキャラ」
昨日、御紹介した「ロータス オリジナル カラメル
ビスケット」を真ん中にして、男性二人と私が
「赤坂エクセルホテル東急」のラウンジのテーブル
に向き合って話していた時のことです。
二人の男性とは、その時が初対面。
初対面ではありましたが、仕事上のことで
かなり深刻な話をいきなり話す、という
変なシチュエーション。
正面に座っている彼らに話している時、
私の視界の端に何かがこちらに向かって
歩いているのが見えました。
いわゆる「ゆるキャラ」でした。
プックリとした体が邪魔をして、廊下を
スムーズに通ることがででずに
よちよち歩き(?)をしています。
私は吹き出しそうになりましたが
いくらなんでも仕事で初対面の人、それも
かなり深刻な話をしている人の前です。
そのうちに「ゆるキャラ」は
私たちのそばを通り過ぎました。
私の前にいた男性二人は、彼らの視界に
突然現れた「ゆるキャラ」に
思わず「なんだあれ〜!」と……。
前置きが長くなりましたが、今日の
お話はTBSのブーナちゃんのことです。
「ゆるキャラ」の定義とは?
ブーナちゃんが「ゆるキャラ」か否かは
少々微妙ではあります。
そもそも「ゆるキャラ」ということばは
Wikipedia によりますと、漫画家でエッセイスト
のみうらじゅんさんが命名したものだそう。
みうらじゅんさんの「ゆるキャラ」三条件とは、
1 郷土愛に満ち溢れ強いメッセージ性がある。
2 立ち居振る舞いが不安定かつユニークである。
3 愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている。
これに加えて
「原則として着ぐるみ化されていること」。
プロフェッショナルが行うリサーチや
商品開発ではなく、行政や市民といった
素人の作るキャラクターゆえの「ゆるさ」。
郷土愛ゆえに「いろいろなものを盛り込み
すぎて、説明されないと何がなんだか
わからなくて笑いを誘うような」ところ。
突っ込みどころ満載の「とんちんかんな」
ところ、なども挙げています。
ブーブ君、ブーナちゃんは「ゆるキャラ」ではない?
2009年には、NTTドコモの「ひつじのしつじくん」
のような大企業のキャラクターも
「ゆるキャラまつり」に参加を認められるなど
「ゆるキャラ」の門戸も広くなりつつあるよう。
「ゆるキャラ」といえば私など、「ひこにゃん」
や「くまもん」位しか知らないのですが。
ところがなんと、大手イベントの一つ
「ゆるキャラまつり in 彦根」は
昨年より「ゆるキャラ」という言葉を使わずに
「ご当地キャラ博 in 彦根」へ改名。
と思わず「ゆるキャラ」を熱く語りすぎて
しまいましたが、ひこにゃんではなく
ブーナちゃんです、ブーナちゃん!
あの可愛い女の子のブーナちゃんが……!
以前、TBSのキャラクターである
黒い男の子は「ブーブ君(Boobu)」で、
ピンク色の女の子は「ブーナちゃん(Boona)」
だと紹介しました。
そしてこのブーブ君・ブーナちゃんは
「ブタでもない、クマでもない、
架空のキャラクター」だということも。
先日のこと、夕暮れ時にTBSの玄関の
前で、ブーナちゃんに会いました。
真冬のせいか、ブーナちゃんは左の
お耳に、毛糸の帽子をかぶっていました。
かぶっているというよりは、耳に
引っ掛けているという感じでしたが。
私が赤坂駅の方からTBSの玄関に向かって
歩いていると、ちょうど玄関から
ブーナちゃんが出てくるところでした。
二人の男性と一緒です。
両端に男性がいて、真ん中にブーナちゃん。
3人は一列に並んでいるのではなく、ほんの少し
だけブーナちゃんが後ろにいて、二人の男性の肩に
手をかけていたような、いなかったような……。
ですが問題は、ブーナちゃんの手ではなく
ブーナちゃんの歩き方です!
毛糸の帽子を左の耳に引っ掛けて
二人の男性と歩いてくるブーナちゃんの歩き方は
まさに おっさん 、男性だったのです!!
去年は暑い中、あんなことこんなことと
可愛いしぐさをしてくれたブーナちゃんが……!
去年の夏、TBSの玄関の前を通り過ぎる時に
ブーナちゃんがいたので、写真を撮っていい?
と聞くとポーズとってくれました
性別なんて関係ない(!?)
ブーナちゃんはブーナちゃん!
それから数日が過ぎました。
東京は20年ぶりという大雪が降った2日後のこと。
その日も前回と同じような時刻と場所で
ブーナちゃんに出会いました。
今回は、ADらしき男の人と一緒。
今年の冬のホワイトサカスのスケートリンク
は「TOYOTOWN」と名前が付けられている
ことはお話ししましたが、
ブーナちゃんは、そのスケートリンクに
面しているステージに向かっていました。
ブーナちゃんは、ADさんに左手をとってもらい
まだ雪がたくさん残っているステージにのぼります。
その歩き方も、少々男の人っぽくはありましたが
まあそれは、雪で滑らないように注意している
歩き方、ともいえるかもしれません。
ステージにはカメラマン他、何人かの人が
ブーナちゃんを待っています。
スケートリンクで滑っていた女の人たちが
ブーナちゃんを見つけます。
ブーナちゃんは、ちょっと恥ずかし
そうにしながらも、嬉しそうな素振りで
女の人たちと握手をしていました。
女の人たちは一様に
「ブーナちゃん、かわいい〜!」と
言っていたのはいうまでもありません。
ブーナちゃんの秘密!?
そう、ブーナちゃんは本当に可愛い女の子なのです。
ですが、私は知っているのです。
ブーナちゃんの中の人が、男の人であることを!
ところで、ブーナちゃんには度々出会う
のですが、ここ一年ほどブーブ君には
全く会ったことがありません、
私がたまたま会わないだけでしょうか?
ブーブ君、病に臥せっているなどと
いうことではないといいのですが……。
一人でがんばっている(ように見える)ブーナ
ちゃんが、あんなに可愛い仕草ができるというのは
鏡を見ながら練習でもしているのでしょうね。
ブーナちゃんの中のおにーさん、お疲れさま〜!