「白いニンジン」に見えるけど違う野菜 「パースニップ」と「ルートパセリ」

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別名がややこしい「パースニップ」

(今日は前回の「パースニップ」のおまけ(?)の記事です。
今日の分を前回にプラスすると、あまりにも長くなってしまうので……)

 

「パースニップ」はアメリカ国立がん研究所が発表したがん予防効果の
ある植物性食品のトップクラスに位置しているということでしたが、

 

「パースニップ」という名前以外にも「オランダボウフウ」、
「清正ニンジン」、「白ニンジン」、「アメリカボウフウ」、
「砂糖ニンジン」等いろいろな別名があるそうです。

 

私はまだ日本で、「パースニップ」に出会ったことはないのですが
もし、日本のスーパーマーケットでパースニップを
「白ニンジン」と称して売っていたら迷ってしまうかもしれません。

 

本当の「白ニンジン」なのか、
あるいはパースニップを、別名の「白ニンジン」と
呼んでいるのか、どちらかわかりませんものね。

 

 

こちらは本当の「白ニンジン」

 

 

ちなみにこちらが本当の「白ニンジン」です。
ちょっと見ると大根のようにも見えますが
葉っぱは確かにニンジン。

 

以前、ブログでも取り上げましたが
ニンジンはいろいろな色があります。
普通のオレンジ色以外に、黄色、紫色、そして白。

 

「京人参」ともいわれる「金時人参」はオレンジ色
というよりは、もう少し赤に近い色ですね。

 

 

いろいろな色のニンジン

 

 

 

「白ニンジン」に似てる「ルートパセリ」

そういえば以前、ハンガリアングラーシュなどに
入れる野菜として「パセリの根(ルートパセリ
Petersilienwurzel  ←  読み方がわからず)」
という、やはり白いニンジンに似ている
お野菜をご覧いただきました。

 

それが次の写真ですが、これはパセリの根
(ルートパセリ)なのだそうです。

 

土の上に出ている葉っぱ部分も、もちろん
食べられますが、地下のこの根菜部
を煮込み料理などに使用します。

 

 

「ルートパセリ(パセリの根 Petersilienwurzel)」(上下とも)

 

 

他の国にもあるのでしょうが、私はこの
「Petersilienwurzel」というパセリの根は
ドイツで暮らしている方のブログで知りました。

 

見かけは「パースニップ」にそっくりですが
それもそもはず「パースニップ」の仲間だそう。

 

ただしこちらは、セロリ風の香りと甘みが
ある「パースニップ」とは違って、苦味
があって匂いもきつい野菜だとのことです。

 

 

「パースニップ( Parsnip)」

 

 

 

「パースニップ」と「ルートパセリ」の違い

味や香りは異なっていても、外見はこんなに
そっくりな「パースニップ」と「ルートパセリ」
ですが、両者の一番の違いといえばサイズだそう。

 

「ルートパセリ」の根菜部分の直径は
約3〜5センチで、長さは20センチほど
であるのに対して

 

「パースニップ」はその
2倍ほどの長さがあるということです。

 

上の写真の一番上にある「パースニップ」は
確かに結構、長さがありそうですが、
小さい方の「パースニップ」は「ルートパセリ」
とさほど違わないような気もしますので
やはり見慣れていないと難しいかも。

 

 


 

 

 

二つを使って作るスープは美味しい

日本のスーパーマーケットで両方の
お野菜が、普通に手に入れられるようになって
もし、どちらがどちらかわからなかったら
思い切って二つとも買ってしまいましょう。

 

「パースニップ」はベビーフードなどに
よく使われる野菜ですし、「パースニップ」
と「ルートパセリ」は一緒にスープを
作っても、とても美味しいそうですから。

 

しかも「ルートパセリ」は、洗わない状態
のままで数ヶ月も保存することができる
ということですので、あまっても安心。

 

とまあ、今日は現代の日本ではあまりというか、
ほとんど役に立たないかもしれない情報
ではありましたが、どうかお許しを。

 




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