「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
ツイッター見かけた素敵はお話
数日前にツイッターで、こんなに素敵なお話が
呟かれていましたので、皆さんにも是非お伝え
したいと思いました。
それがこちらのツイートです。
「あいこむ♡飲食店オーナー 2019年10月18日
クラスで初潮の出血に気付かずかに服を
汚してしまった女の子、息子が見つけて
自分の上着脱いで隠してあげたそう。
気付いたのが息子だけやったんで
そっと先生に報告して女の子は
恥ずかしい思いをせずにすんだそう。
生理の時も包み隠さずに状況を伝えて
きてたし、息子はすぐに生理って
わかったって。
息子は生理痛のことも知ってるから、
その子がお礼言ってきた時に
『体調大丈夫?無理すんなよ。』って
声掛けれたらしい。
生理って恥ずかしいかもしれんけど、
親がきちんと教えてあげてたら性教育
で習わなくても男の子も生理について
学べるんやで。
子を持つ母親は、毎月のチャンスを
逃さないで欲しい」
上記のツイートへの返信の数々
「愛華レイラ 2019年10月18日
息子くん偉いですね!
いっぱい息子くんを褒めてください。
なかなかできることではありません。
性教育の大切さを示す貴重な実例ですね」
「りん 2019年10月18日
F F外から失礼します!
私も息子たちに正しく理解させようと
小学生の頃から教えてきました。
なので同じ部活動の女の子からは
生理でしんどいって息子だけには
打ち明けられるって言われたと…
元夫が生理中の私を冷やかしたのが
きっかけでした!
ステキ」
「千寿 2019年10月18日
ほんとそれですよね!
わざわざ、かしこまって教えなくても
『生理やしだるいわ~』とか会話で
出ていれば、男の子でも当たり前の
感覚って持てるんですよね。
願わくば、長ーい未来の世の中で、
生理が恥ずかしいっていう感覚も
男女関係なく、無くなってくれたら
いいですね~」
「なお@戦略的パートタイマー 2019年10月18日
FF外から失礼します。
息子さん超絶男前ですね!!!
うちの息子幼稚園年長で、どうやって
伝えようかと最近考えてましたが、
包み隠さず教えようと思えました
体調気遣える男に育ってほしい」
「papipu 2019年10月18日
素敵😭💖
1歳児の娘が私が出血すると、ナプキンを
棚から出して袋を開封して渡してくれる
のですが、それってどうなのって悩んで
ました。
連れション(一緒にトイレ)するのを
辞めないとなって思ってました。
あとから気持ち悪いと不快な思い出に
したらダメだなって思ってたので
また考えさせられました!」
「めっくお家で稼ぐママ 2019年10月18日
泣きそうになってしまうくらい…
当たり前にできるって素敵です……」
「息子が可愛すぎて仕方ない 2019年10月18日
イケメン過ぎる‥!!
素晴らしい育て方をしてくださり
ありがとうございます♡
私はクラスの男子にからかわれて
少しトラウマがあるので、息子さんの
ような男性が当たり前になることを
祈ります」
この方々の返信に、私も全く同意見です。
なんてに素敵な男の子と、
素晴らしいお母さんなのでしょう。
今、思い出したこと
これを読んだ時には忘れていたのですが
今、ブログを書いていて20代の時に、これと
は真逆の体験をしたことを思い出しました。
その日、私は作ったお菓子を両手で抱えて
タクシーに乗ると、反対側のシートがごく少量
の血液で汚れているのが見えました。
白いレースの上を、少々厚手の透明ビニール
を覆ったシートは、布だったら吸い込まれ
ているであろう血液が、ビニールの上で
弾かれたように乗っています。
前に乗った人が怪我でもしていたのでしょうか。
私は両手で持ったお菓子に気を取られて
いたこともあり、そのわずかな血液が服に
ついたことに気がつきませんでした。
目的地に着いて1〜2時間が過ぎた頃、
私の母親に近い年齢の女性が、私を見て
「洋服が汚れている」と言ったのです。
「男性には見せられない」
そして、その部屋に唯一いた男性の名前を出して
「これは、〇〇さんには見せらなれない」と
少々、意味ありげな口調で付け加えました。
洋服が汚れていると教えてくれ女性は
当時、50代だったと思います。
「男性には見せられない服の汚れ」という言葉
を使ったことにより、それが生理の血液だとの
イメージを周りの人に与えることになりました。
「TVのCMでやるのは、ちょっとね……」
またこんなこともありました。
一緒に市民活動をしている、少し年上
の女性と、数年前に話した時のこと。
彼女は、生理用のナプキンをTVのCMでするのは
「ちょっとね」と顔をしかめて言ったのです。
「どうして? 陰々滅々恥ずべき穢れ、
という扱いよりずっといいじゃない」
と少々驚いた私は彼女に言いましたが。
風邪薬のCMはOKで、生理用ナプキンはNG、
なんて変ですし普通に流れるのは、ある意味
「いい世の中になった」ということですよね。
私の中にもあったよ
とずっと思ってきたのですが、実は今日の
ツイッターでの話をこのブログに書くこと
を、一瞬ためらった私がいたのも事実でした。
この一瞬のためらいが、実は生理用ナプキン
のCMをTVでするのはどうも……、と思う
彼女と地続きであり、場所が少しだけ
離れいるに過ぎないと気づいたのです。
であればこそなお、この素敵な男の子の
話をブログで紹介しようと強く思い
これを書くことにしました。
「性教育」と構えるのではなく
以前、スウェーデン(だったと思いますが)の
性教育の本で、性教育は早ければ早いほどいい
と書いてあり、私はいくら何でも
それはないでしょう?、と思いました。
ところが何年も経つうちに納得したのです。
例えば、今日のツイートに対しての返信の
中の「papipu」さんの、
「1歳児の娘が私が出血すると、ナプキンを
棚から出して袋を開封して渡してくれる」
というお話。
これはもう、性教育だ何だという以前に
必要なものを用意してくれる、優しさに
溢れるお手伝いです。
もしかしたら大人たちは、性教育に対して
少々構えすぎているのかもしれませんね。
今年の6月28日のツイッターに「モーマ」さん
という方が、こんなことを書いていらした
ことを記憶しています。
「ビックリしたんだけど、小さいうちから
性教育をしておけば『性教育=特別なもの』
じゃなくなるんだよね。
日常生活の中で性のことを当たり前に話せる
環境って大事。
『性の絵本』のおかげで、我が家の性教育
は好スタートを切ったと私は思ってます。
たきれいさん、素敵な絵本をありがとう
ございます」
本当に、本当に嫌な記憶
今は違うと思いますが、私が小学生の大昔、
男の子は外で遊ぶ時間にし、女の子だけが
薄暗い部屋でスライド(か何か)を見せられ
て生理について教えられて記憶があります。
あれは本当に嫌でした。
先生方の口調も、男子には悟られないように
という雰囲気も、それら全てが恥ずかしいこと
であり、隠さなければいけないことのようで。
現在は全く違っていることを願うばかり
ですが、なぜあんな風だったんでしょうね?
別に全然、恥ずかしいことではなく
むしろ、生理がない方が心配なのに。
ところで現時点での素朴な疑問ですが、洋服に
血液がついていた場合、ケガの血より生理の血
の方が恥ずかしいと思うのはなぜでしょう?
素晴らしい教育をしたお母さんのツイート
のおかげで、私の中にも潜んでいたヘンテコ
な歪みに気づくことができました。
本当にありがとうございました!
それにしても本当に紳士ですね、彼は……。