10月の蓮

「あぷりのお茶会」へようこそ!

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折りにふれ、携帯でお花の写真を送ってくださる方います。
御自宅のお庭やあるいは出先などから、
美しいお花の写真が届きます。

 

その方のお庭の蓮が、今年は何としたことか
10月の現在もお花があるそうです。

 

蓮は7、8月が花の時期といわれ、いつもはもうとっくに
花の季節は終わっているはずなのです。

 

9月に、まだ蓮の花が咲き誇っているとの
写真があった後も、花が続いたといいます。

 

 

 

そして先日、今年の最後の花という、気高く凛とした
白い蓮の写真を送ってくださいました。

 

秋も深まりつつあるこの時に、つぼみが開いたその蓮の隣には、
その日の朝日新聞の朝刊の右上
(日にちと一面トップの見出し付近)あたりが、
写真のすみに添えてありました。

 

その対比には思わず微笑んでしまいますが、
とてもいいアイデアですよね、日にちの確定としては。

 

蓮といえば、半世紀ほど前に千葉県の千葉市で、
2千年前のタネから発芽したという有名な
「大賀ハス」がありますね。

 

2千年の間、蓮のタネが深い眠りについていて、
その永い永い眠りから目覚めて頭をもたげるかのように
芽を出すなんて、本当に神秘的ですね。

 

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花柄はお好き?

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可愛い色鮮やかな小花が散ったティーカップ、
あるいは一つのお花をじっくりと描き込んだ
コーヒーカップなど、食器にはお花の模様が多いですね
(食器に限りませんけど)。

 

愛らしくて、誰にも好まれる柄ですものね。
そんな風に、よくある花柄食器ではありますが
私は今まで、花模様の食器は買ったことがありません。

 

「見かけによらず」か、「見かけ通り」かは、
皆様のご判断にお任せしますが。。。

 

一つだけ、ロイヤルコペンハーゲンの
ブルーフルーテッドを持っています。

 

これは花柄といえば花柄ですが、ご存知のように藍一色で、
お花だけを描いたものでもありませんしね。

 

自分で一番最初に買った食器は、大学生の時でした。
入学して3ヶ月ほどたった頃、自宅から大学まで
通うことは、私には無理とだ気づいたからです。

 

もっとも、うちよりもっと大学から遠い人
が平気で通学してはいましたが……。

 

私には体力的に、自宅から通学は無理だと考えて,
一人暮らしをすることになりました。

 

そのために、食器を揃えたのです。
もちろん、ブランドものではありません!

 

暗いというか濁ったベージュ地に、濃い藍色の縁取りがある、
とても二十歳前の女の子が買うものとは思えないような代物。

 

今考えますと本当に地味な、渋すぎる、
あり得ない選択でした。

 

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輸出食器のふしぎ

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初めて衝動買いをした食器セット

かなり前のことなのですが、食器に関して
不思議だなぁ、と思ったことがありました。
それは帝国ホテルのアーケードの
中の食器店に入った時のこと。

 

真っ白な白磁の縁に、ごく細いプラチナの線が
入っただけのシンプルな食器を見つけました。
日本の有名メーカーのものでしたが私は初めて見たもの。

 

その時は食器を探していたわけではありません
でしたし、食器はすでに家にたくさんあります。
収納に困ることは目に見えていたのですが、とても
気に入ってしまったので購入することにしました。

 

しかも1人分5~6ピースで6人分でしたので
はっきりとは覚えていないのですが
全部で40ピース以上あったでしょうか。
結構な量でした。

 

 

 

 

 

輸出専用に作られている日本の食器

「不思議」というのは、その食器は日本では誰でも
知っている有名なメーカーのものだったのですが
輸出専用に作られているもので、日本では
販売されていない製品ということでした。

 

それで今まで見たことがなかったのだと納得。
私はそのメーカーのカタログを見たことがあり
ましたが、それは見覚えがありませんでしたから。

 

こんなに私の好みにドンピシャりのものを
見落としたり忘れたりするはずはありません。
不思議だなぁと思ったのはこのことです。

 

 

 

 

 

「輸出専用」の基準とは?

例えば着るものなどでしたら、日本と外国では
サイズが違うということもあるでしょう。

 

また、ものによっては食習慣の違いにより必要とされる
食器の形が異なるということもあり得るでしょう。
でもその食器はごく普通のコーヒーカップやお皿などです。

 

しかも好みといっても特に日本人にはむかないもの
とは、少なくとも私自身は思いませんでした。
絵柄もなく、色も生地の白磁とわずかプラチナの線のみの
シンプルでスッキリした万人受けするものに思えます。

 

このような基本的なともいえる食器セットが、
最初から輸出向けにのみに作られるということが
私には不思議でなりませんでした。

 

 

 

 

 

今でも大好きです

食器のセットを購入するに際して、このような
衝動買いをしたのはこれが最初で最後の経験でしたが
ということは、それほど気に入っただったのです。

 

とはいえ、引っ越し等で小さな家に移るために
数年後、その食器は泣く泣く未使用のまま
そっくり人に差し上げてしまいました。

 

今はもう、セットではどの食器も購入するつもりは
ありませんが、収納場所があれば一人分は欲しいなぁ
と今でも思うほど、飽きのこない素敵な食器でした。

 

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