ガラスの羽を持つ蝶「ツマジロスカシマダラ」 袱紗の中の優雅なかくれんぼ

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

blog_import_515368e03e6a61

 

 

ガラスの羽

この透明な羽を持つ蝶々の名は
「ツマジロスカシマダラ」。

 

ガラスの羽を持つ蝶ともいわれているそうです。
向うが透いて見えていますね。

 

すっご~いと驚きましたが
そういえばトンボや鈴虫もそうですね。

 

 

 

袱紗の中に

実は昨日、御覧いただきまし帛紗の中には
「源氏香」)蝶々や鈴虫が隠れていました。

 

そもそもあの縦5本線をつないだ図を
なぜ「源氏香」というのかといいますと
それぞれの形を源氏五十四帖の巻の名
になぞらえているからなのです。

 

パターンNo.1、No.2と、機械的に呼ぶので
はなく「横笛」「初音」というようにね。

 

 

 

130312hukusa

 

    夕顔                                

    空蝉    胡蝶                   

    鈴虫   

    朝顔 

 

 

 

優雅なかくれんぼ

昨日の帛紗には、5つの源氏香
の図が散らされていました。

 

昨日説明をいたしました
右上の図は「夕顔」です。
左の一番下にあるものは「朝顔」。

 

そしてその間にある3つのものは
「空蝉」、「胡蝶」と「鈴虫」。

 

 

 

 

夕顔と朝顔の間に、蝉や蝶々、鈴虫が隠されて
いたといいますか、表されていたのですね。

 

5本の縦の線と、いくつかの短い横線。
これが様々なもの、ここでは
花や虫を表していたということ。

 

ちょっと暗号文みたいで、おもしろいですね。

 

スポンサードリンク




「源氏香」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

130312hukusa

 

 

 御家流宗家継承のお披露目

昨日は、香道には「志野流」と
「御家(おいえ)流」の2つの流派が
あるとお話しましたね。
「『聞香(もんこう)香炉の中に入っているもの』」

 

今日の帛紗はその流派の一つ、御家流の
宗家継承のお披露目(という名前でしたか、
正式な名称は忘れてしまったのですが)
の時に頂いたものです。

 

全体に配されている丸い形は
三條西家の家紋「八つ丁字」だと思います。

 

その他に5つ散らしてある模様が
「源氏香」の図。

 

模様が見えやすいようにちょっと
白っぽく写していますが、「香染め」と
いって本当の色はもう少しベージュ色です。

 

 

130313tamuke

 

 

 

様々なものに使われている「源氏香」

「源氏香」は香道の中でも有名な組香で、
その模様はさまざまなものにつかわれて
いますので、皆さんもどこかで御覧に
なったことがあると思います。

 

着物や帯のような布のものから
お茶碗、漆器、扇等に。

 

先日、地下鉄で私の前に座っていた男の
人が、ラフなシャツを着ていたのですが
そのシャツの模様がなんと源氏香!

 

源氏香の模様が、上から下まで縦について
いたのには、さすがにちょっと驚きました。
このようなものにまで源氏香が
使われているとは……、とね。

 

 

 

源氏香

お香の組香である「源氏香」では
全部で5回香りを聞きます。

 

その5回全てが異なった香りなのか
反対に全部一緒か、あるいは2、3、4種類
の香りが出るのかを当てるのものです。

 

縦の5本線は,最初の香りから5
度目の香りまでをあらわしています
(数え方は右からです)。

 

もし、5つの香りが全部違う香りだ
と思ったならば、5本の縦線は
そのままで、上部の横線は引きません。

 

反対に全部が同じ香りだと思えば
5本の線を上を全てつなげます。

 

写真の帛紗の右上の源氏香の図で
いいますと、2番目と3番目が同じ香り
ですので、2と3の上を横線でつなぎます。
こんなふうにね。

 

 

yugao-1

 

 

あとの、最初と、四番目、五番目の香りは、
それぞれ別の香りだと思ったならば
横線は引かずに、そのままにしておきます。

 

つまり今回は、4種類の香木が
出たということになります。
ねっ?、面白いゲームでしょ。

 

この源氏香のような「組香」は
江戸時代に盛んになったということです。

 

スポンサードリンク




聞香(もんこう) 香炉の中に入っているもの

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

130313tamuke

 

 

香炉の中に入っているもの

昨日の聞香炉(「手向けの香」)の
中には、灰の他に上の写真の3つが
香炉の中に入っていました。

 

左から、「香炭団」、「銀葉(ぎんよう)」、
そして右は香りの本体である「香木」。

 

当然のことながら、この香木は
色々な種類の香り、香木を使います。

 

今回の香木の大きさは、みぎぃさん
にも言われてしまいましたが
ちょっと小さ過ぎましたね。

 

本来は、これよりもう少し
大きいものを使います。
とはいえ、基本的に香木はそれほど
大きなものではありません。

 

 

130312ginyou左から
「香炭団」・「銀葉(ぎんよう)」・「香木」

 

 

 

順番

先ず最初に、左の香炭団に火を
つけてから、灰の中に埋めます。
この灰も専用の「香炉灰」
というものがあります。
(今回使用しているものは違いますが)

 

次に真中の雲母で出来ている
「銀葉(ぎんよう)」をのせて
その上に香木を置きます。

 

 

 

 

この灰には、専用の道具を使って
筋のような模様をつけます。
写真の左の方の灰ですと、筋がついて
いるのが御覧になれるでしょうか?

 

私は超下手なので、本当は
もっともっと美しいものです。

 

こんなに稚拙なものは本来ブログに
載せてはいけないのですが、説明の為に
感じだけわかった頂けましたら……。

 

 

130312monkou

 

 

 

香席で使った香木 

そしてこの香炉が順番にまわされて
その香りを聞き分けるゲームの
ようなものをするのが香道です。

 

お稽古が終わった後に、その日にたいた
香木を頂いてきたものが下の写真。

 

1つの香木がお席を一巡した後に
すぐ別の香木にかえますので
まだ香りが聞けるからです。

 

 

130312takigara

 

 

 

「御家流」と「志野流」

香道の歴史は、婆娑羅(ばさら)大名と
いわれた佐々木道誉が残した香木を、
足利義政が三条西実隆に分類するよう
命じたことから始まるといいます。

 

宮中の香木を管理する御香所(おこうどころ)
にいた三条西実隆と、その門下の志野宗信
がそれに携わっています。

 

その流れから香道には
志野流と御家流があるのです。

 

スポンサードリンク