「ローゼンタール〈 魔笛 〉」初期の作品

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

blog_import_515362a749384

 

 

初期の〈魔笛〉は数種類

ローゼンタール〈魔笛〉の初期には、現在の
〈 ゴールド 〉と〈 ホワイト 〉以外に
何種類かのものがありました。

 

モーツァルトのオペラ「魔笛」の登場人物の主要な人、
それぞれにあわせてビョルン・ビンブラッドが
デザインしたものと思われます。

 

それはそれは、贅沢なものでした。

 

 

ゴールドとホワイト

そして現在のローゼンタール〈 魔笛 〉は
ゴールドとホワイトの2種類があります。

 

この2つは、やはり残るべくして残った
「究極のシンプルな美」という気がします。

 

blog_import_515364355e57b

 

 

私が初めて〈魔笛〉と出会った1993年当時には
まだ「パパゲーノ」がありました。

 

オペラ「魔笛」の登場人物の名前である「パパゲーノ」
は、白のベースにゴールドの小さな葉っぱのような
連続模様を散らしたとても愛らしいもの。

 

私は、ゴールドとホワイトのカップを揃えた後に、
いつかはパパゲーノも加えようと思っていたのですが
その後、なくなってしまって残念でした。

 

 

なくなってしまった理由……

ローゼンタール〈魔笛〉のゴールドとホワイト以外の
ものがなくなってしまった理由はわかりませんが
登場人物ごとにデザインの違う食器を全て揃えられる
人はそんなに多くはないと思われます。

 

また、それ以上に作る側、ローゼンタール社にとっても、
この価格でそこまで凝りに凝ったものを制作するのは大変
なことでしょう。

 

膨大なパターン一つを考えても、何種類かの〈魔笛〉を
製作し続けることは、ローゼンタール社にとって
とてつもなく大変なことに思われます。

 

 

121101kurowasan

 

 

かくして、ローゼンタール〈 魔笛 〉の神髄であり
象徴ともいえる〈 ゴールド 〉と〈 ホワイト 〉が
現在も輝かしく生き続けることになりました。

 

今もこの素晴らしい食器を超えた器を
骨董品としてでなく手にすることができる
というのは、なんと幸せなことでしょう!

 

 

130421lupicia

 




スポンサードリンク



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください