「紫いも」と「安納いも」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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中も紫色! 

普通のさつまいものつもりで買って
きたので、切った時に驚きました。

 

私が今回買った「紫いも」は
中もまわりの皮も同じような紫色でした
が、こんな「紫いも」もあるようです。

 

 

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種子島ゴールド「紫いも」を
加熱して半分にしたもの
(写真/「ココロの居場所」)

 

 

種子島ゴールドの「紫いも」という
ようですが、すごく鮮やかな紫色ですね。

 

が種子島ゴールドの方の「紫いも」の色は
矢車菊などのようなお花の紫色に見えます。

 

 

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(写真/「かぎけん」)

 

 

中は鮮やかな紫色ですが、皮はといいます
とごくふつうのお芋の色、まるでジャガイモ
のような外見というのもおもしろいです。

 

 

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種子島ゴールド「紫いも」
(写真/「ココロの居場所」)

 

 

 

 中がオレンジ色の「安納芋」

紫いものように、切ってみると中の色が
普通のさつまいもと異なっているお芋は

 

紫色以外にオレンジ色の
「安納芋(あんのういも)」があります。

 

 

161206annoimo              種子島の安納いも

 

 

今日、御紹介の「紫いも」と「安納芋」は
種子島を代表するさつまいもです。

 

 

 

「安納芋」が日本に来たのは戦後

「安納芋」が日本にやってきたのは
意外にも新しく、戦後になってからだそうです。

 

北米から種子島に導入され
栽培試験場での改良が続けられました。

 

安納地区の農家から種芋を入手したことに因んで
「安納芋」と呼ばれるようになったとか。

 

糖度が非常に高くて、15度から16度もあります。
これは収穫時の値で、その後低温貯蔵庫
などで置くことにより、この値は
さらに高くなるそうです。

 

 

 

「安納芋」と「紫いも」の葉っぱ 

こちらが「安納芋」の葉っぱです。

 

 

0015(写真/「安納芋栽培の様子1」)

 

 

緑色の葉っぱの中に、紫色
がかった葉っぱが見えますね?
これは「安納芋」幼い葉っぱで
次第に緑色になるそうです。

 

そして次の葉っぱは「紫いも」のもの。

 

 

0016(写真/「安納芋栽培の様子1」)

 

 

「安納芋」と「紫いも」は、ちょっと
親戚みたいに思っていたのですが
葉っぱの形は全然違いますね。

 

 

 

紫色はアントシアニンの色

今回、私が買った「紫いも」ですが
1枚目の写真ではわからないのですが、

 

お芋を切ってしばらくすると
切り口の円の外側近くから白い液体が
少し、プツプツと吹き出してきました。
いちじくのようでした。

 

「紫いも」のこの紫色は
アントシアニンの色です。

 

ブルーベリーや赤ワインなどに
含まれている青紫色をした
ポリフェノールの一種ですね。

 

そしてブルーベリーといえば
目に良いものとして知られていますので
紫いももその効果があるようです。

 




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