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このおせんべいの名前も「歌舞伎揚」?
今日のおせんべいは、名前を見て買いました。
「ひとくち歌舞伎揚」という名前の
「歌舞伎揚」の部分に注目して。
私は「歌舞伎揚」というのは
昨日、御紹介した「株式会社天乃屋」の
登録商標だと思っていました。
それなのに、「ひとくち歌舞伎揚」も
「歌舞伎揚」を名乗っているという
ことは、違ったのかな?、と。
「歌舞伎揚」という名前はすでに、一つのおせんべい
のジャンル(?)を表す言葉になっているのだろうか
という興味だけでこのおせんべいを買ったのです。
やっぱり「天乃屋」のおせんべいでした!
ところが、うちで製造会社を見ましたら
「歌舞伎揚」と同じ会社の「株式会社天乃屋」
の製品でした。
な〜んだ、そうだったんですね。
でも、ちょっとこの袋、
普通の天乃屋の「歌舞伎揚」とは
感じが全然、違いますよね。
ダイエーやイトーヨーカドーなどのスーパーにある
無印お菓子シリーズのような雰囲気がしませんか?
ということで、「ひとくち歌舞伎揚」はやはり
「天乃屋」のおせんべいではあったのです。
1971年に「歌舞伎揚」商標登録
そこで確かめてみましたら、天乃屋は
「歌舞伎揚」の登録商標を
1971年に取得していました。
翌、1972年には「歌舞伎揚」の意匠登録も
しています。(「株式会社天乃屋 会社概要」)
ところで「商標登録」という言葉は
よく聞きますが、「意匠登録」の方は
あまりなじみがありませんね。
「商標登録」と「意匠登録」
この二つのごく簡単な説明としては
実際に形があるもののデザインを
保護するのが「意匠登録」で
物やサービスを提供する提供者を示す記号を
保護するのが「商標登録」なのだそうです。
(「教えて!goo」)
わかった?
つまり「歌舞伎揚」でいいますと、
歌舞伎揚という名前自体が「商標登録」で
歌舞伎揚のおせんべいの形(紋がついて
いる等の)が、「意匠登録」
というわけなのでしょうか?
天乃屋の「歌舞伎揚」は、想像通りに
商標登録をされているおせんべいでした。