アンヴィ「ジャン=ポール・エヴァン」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

「アンヴィ」

ジャン=ポール・エヴァンのルネサンスシリーズ
から「アンヴィ」。2010年のビッシュ ド ノエル。

 

2010年のジャン=ポール・エヴァンのテーマは
「アンヴィ(願望)」でした。
何かを欲しい、何かをかなえたい……。

 

ショコラレのムースでパッションフルーツ、
マンゴー、バナナ、ライム、イチゴを
あわせたジュレを包み込んでいます。

 

 

130317janporueban「アンヴィ」ジャン=ポール・エヴァン

 

 

 

最近、写真が増えた理由

この2枚目の写真も同じジャン=ポール
・エヴァンの「アンヴィ」です。

 

背景が変わると、ちょっと別の
ケーキのように感じられますね。
ところで最近、このブログ、
写真が増えたように思えませんか?

 

私はブログに使う写真を用意する時に、例えば
今日のジャン=ポール・エヴァンのケーキのように
バックを変えたり、器を別のものにしたりと
何パターンかの写真を撮ることがあります。

 

 

 

 

ブログを始めて一年半ほどの間は、たとえ
写真を何枚も撮っても、1日のブログで使う
写真は、その中の1枚と決めていました。

 

ですから今日のブログでいいますと、最初の
写真か2枚目の写真、どちらかをブログに
のせて他のものはボツにしていたわけです。

 

この1枚に心を込めて…..、などという
大それた理由があったわけではありません。
という以前に、だいたいピントすら
あっていない写真の数々ですから。

 

 

「バロック」ジャン=ポール・エヴァン

 

 

 

文字も増えました

また、増えたのは写真だけではなく、字の数もです。
原因はわからないのですが、私はグーグルから
ペナルティを科せられているようなのです。

 

その対策のためというわけでもありませんが
グーグルの評価の仕方を最近、調べてみました。

 

グーグルはどのような基準によって
検索順位を決定しているのかを発表は
してはいませんので、ああだこうだと
いってもそれらは結局、推測に過ぎません。

 

 

「ランコントル」ジャン=ポール・エヴァン

 

 

そんなことを考えているよりは、記事を着実
に増やすのが一番のSEO対策だ、とおっしゃる
方がいて、もっともだと思った次第。

 

ただ一般的に言われていることは
字数が少ないものは評価されないということ。
これはある程度、事実だと思われます。

 

字数が多い=情報量が多い、ということなのでしょう。
2、3行のブログより千字も書いてあるブログ
の方が情報量は多いのは当然ですからね。

 

 

「アンヴィ」ジャン=ポール・エヴァン

 

 

 

後世に残る俳句でも17文字扱い

ただ、もし俳人が後世に残るような
すばらしい俳句を書いたとしても
それはたった「17字」に過ぎません。

 

ですからそれは当然、評価されないこと
になってしまうというのは、ちょっと
納得しかねなくもありませんが……。

 

まあ、それは仕方ないことですね。
数や量ではかれることもあれば
そうでないものもあります。

 

しかし、何らかの基準を作る場合、やはり
量というのはそれなりの基準になるのでしょう。

 

というわけで写真も、どうでもいい文章
も増えていますがどうぞ、これからも
御贔屓のほど、よろしくお願い奉ります。

 

これが「あぷりのお茶会」の
「アンヴィ(願望)」です!

 

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やなせたかし「ぼくらはみんな生きている」  ―秋のサクラ—

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秋の桜便り

先日、用があって西日本新聞を送ってもらった
のですが、そこに今月の初めに福岡市でソメイヨシノ
の花が咲いたとのニュースが報じられていました。

 

今年の秋、サクラが咲いたという報道
はこの福岡市以外にも、東京など
数カ所でもあったようです。

 

秋に2度目の開花をするサクラと
いうのは、何らかの理由で葉が既に
落ちてしまっているサクラだそう。

 

サクラは夏の間に、翌年の春に咲く花芽
をつくり、それから休眠状態に入ります。

 

休眠状態は、成長抑制ホルモンによって
サクラが開くことを待たされている状態で
そのホルモンは葉っぱから出されます。

 

 

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本来は、秋になり紅葉した後に葉が落ちて
冬の寒さを越した後、再び春の暖かさを感じ
た時に、サクラのつぼみが開くのが普通です。

 

ところが、秋を待たずに葉っぱが落ちてしま
っているサクラの木では、葉っぱから出る休眠
ホルモンが充分に花芽に届けられません。

 

そこへ、秋の涼しさを冬と間違え
その後、今年のようにあたたかな日
が続くと、サクラは春が来たのかと
勘違いして花を開いてしまうのだそう。

 

 

091128sakura           (写真/「ニコルミラーが行く」)

 

 

 

同じ日の西日本新聞のアンパンマンの記事

また、福岡市の秋のサクラの開花を報じた同じ日
の西日本新聞には、博多区にアンパンマン施設が
できることもとりあげられていました。

 

福岡市博多区に「福岡アンパンマン
こどもミュージアムinモール」
が4月18日に開業するそうです。

 

アンパンマン施設は横浜など
すでに4カ所にあるようですが
九州進出はこれが最初のものだそう。

 

これが報じられた2013年10月8日、そのわずか
5日後の10月13日、アンパンマンの生みの親で
ある、やなせたかしさんが亡くなりました。
94歳でした。

 

 

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『虫になったアンパンマン』
(「アンパンマンとやなせたかし展」)
(写真/「ホテルレビュー」)

 

 

 

「ぼくらはみんな生きている」

やなせたかしさんといえば,勿論アンパン
マンなのですが実は、誰もが知っている
有名な歌の作詞者でもあります。

 

それは「手のひらを太陽に」。
「♪ぼくらはみんな生きている〜♫」
で始まる歌ですね。

 

この歌の詩を作ったのは
やなせたかしさんが42歳の時でした。

 

その頃,やなせたかしさんは漫画がちっとも
売れずに、自信を失いかけていたといいます。

 

そんなある日、何気なくあかりに
手のひらをかざすと、そこには
赤く流れる血潮が透けて見えました。

 

その美しさに勇気づけられたやなせたかしさん
は、みんなを元気にしたいと作った歌が
「手のひらを太陽に」だったそうです。
(NHK「クローズアップ現代」2011年7月12日放送)

 

そしてその後の活躍は、皆さん既にご存知の通りです。

 

 

 

「決し強くはない人が……」

やなせたかしさんは人生の前半、春の
サクラは咲かずに、秋になって万朶の花
を咲かせたような方だったのですね。

 

そのやなせたかしさん、実は晩年に数々の
病気、体調不良があり90歳を過ぎた時に
一度、引退を考えたのだそうです。

 

生前葬や、編集をしている雑誌では
追悼号まで考えていたそうですが
その直後に、東日本大震災が起きました。

 

「被災者のことを考えれば
自分が引退なんて言っていられない。

命ある限り全力を尽くしてやろうと、
そう決めたんだ」

 

とやなせたかしさんは語っています。
また「本当の正義は何か」については
このようにおっしゃっています。

 

「そこにひもじい人がいれば一切れの
パンをあげる、

そこにおぼれそうな人がいれば
助けてあげるということ。(略)

決して強くはない人が、自分が傷つく
ことも覚悟して、それでもやらずには
いられない、それこそが正義だと思う」

       (dot.「週刊朝日」)

 

最後まで若々しい精神をお持ちだった
やなせたかしさんに、合掌。

 

 

sakura                 (写真/「blog.フォト」)

 

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グーテ・デ・ロワ(GOUTER de ROI)「ガトーフェスタハラダ」

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gutederowagatofesutaharada

 

 

「グーテ・デ・プリンセス」を作っている会社

昨日は、ガトーフェスタハラダのサブレ
「グーテ・デ・プリンセス」を紹介しましたが
今日はそれを作っているガトーフェスタ
ハラダの御紹介です。

 

ガトーフェスタハラダは群馬県高崎市にある会社で
創業は、1901年、明治34年といいますから
もう100年以上前、正確にいいますと112年前。

 

もっとも最初は、洋菓子ではなく
「松雪堂」という和菓子のお店でした。

 

 

gutederawa370「グーテ・デ・ロワ  ラスク」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

60年の研究により生まれたフランスパンを使用

パン作りを始めたは昭和21年、1946年でした。

 

60年におよぶパン作りの研究から、究極の
フランスパンを目指して出来たフランスパン
を使って2000年にできた製品が、今日の
「グーテ・デ・ロワ」(王様のおやつ)です。

 

 

 

2008年、「希望の館」完成 

2008年「グーテ・デ・ロワ」などを
作る工場が高崎にできました。
工場といっても、外見からはとても
工場とは思えない高崎本社工場です。

 

 

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「シャトー・デュ・エスポワール(希望の館)」
(写真/「ガトーフェスタハラダ」)

 

 

高崎本社工場は「シャトー・デュ・
エスポワール」と名づけられました。
これは「希望の館」という意味だそう。

 

 

 

2004年、「幸福の館」完成

この写真の右の方に小さく見えるのが
作られたお菓子を販売する建物で
2004年にオープンしました。

 

「シャトー・デュ・ボタール」は「幸福の館」。
ともにギリシャ風建築で作られています。

 

 

                     ↑この辺り

 

 

この写真( ↑ )で、右の方に小さく写っている
建物を、正面から見たものが下のものです。
大きさがおわかりになるでしょうか?

 

 

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右端の ↑ の部分の建物の正面がこの
「シャトー・デュ・ボタール(幸福の館)」
(「ガトーフェスタハラダ  オンラインショップ」)

 

 

工場と「シャトー・デュ・ボタール」を
合わせるとどのくらいの長さに
なるのでしょうか?

 

実際に行ったのですが、ちょっと
大きすぎて検討がつきません。

 

ガトーフェスタハラダは現在
全国に16の直営店舗を持ち、その他
大手百貨店等にも出店をしています。

 

 

「ティグレス」
ガトーフェスタハラダ

 

 

 

工場見学も出来ますよ

私も見せてもらいました。
一番おもしろかったのは、「グーテ・デ・ロワ」
の最終工程である、選別のところ。

 

 

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(写真/「ガトーフェスタハラダ   工場案内」)

 

 

まず、小麦粉、バター、製法の全てに
こだわって「グーテ・デ・ロワ」のもと
となるフランスパンを作ります。

 

次にそれをカットした後、バター・
グラニュー糖をかけてラスクを焼きます。

 

 

 

ラスクの選別がおもしろい

この選別には、ドイツのロボットメーカー
その名も「シューベルト」(!)
というマシーンを使います。

 

この機械は、ラスク用に改良を重ねて
作られた、ハラダオリジナル
ピッキングロボットなのだそう。

 

 

shuberuto(写真/「ガトーフェスタハラダ  工場案内」)

 

 

このシューベルト製のマシーンのスキャナー
で焼き上がったラスクの色、形、大きさを
読みとり、合格基準を満たした製品だけを
アームロボットが2枚1組にします。

 

この動きがとても素早く、生き物のように
可愛いくて、気に入っちゃいました!

 

gutederowa131011「グーテ・デ・ロワ  ラスク」
ガトーフェスタハラダ

 

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