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「グーテ・デ・プリンセス」を作っている会社
昨日は、ガトーフェスタハラダのサブレ
「グーテ・デ・プリンセス」を紹介しましたが
今日はそれを作っているガトーフェスタ
ハラダの御紹介です。
ガトーフェスタハラダは群馬県高崎市にある会社で
創業は、1901年、明治34年といいますから
もう100年以上前、正確にいいますと112年前。
もっとも最初は、洋菓子ではなく
「松雪堂」という和菓子のお店でした。
60年の研究により生まれたフランスパンを使用
パン作りを始めたは昭和21年、1946年でした。
60年におよぶパン作りの研究から、究極の
フランスパンを目指して出来たフランスパン
を使って2000年にできた製品が、今日の
「グーテ・デ・ロワ」(王様のおやつ)です。
2008年、「希望の館」完成
2008年「グーテ・デ・ロワ」などを
作る工場が高崎にできました。
工場といっても、外見からはとても
工場とは思えない高崎本社工場です。
「シャトー・デュ・エスポワール(希望の館)」
(写真/「ガトーフェスタハラダ」)
高崎本社工場は「シャトー・デュ・
エスポワール」と名づけられました。
これは「希望の館」という意味だそう。
2004年、「幸福の館」完成
この写真の右の方に小さく見えるのが
作られたお菓子を販売する建物で
2004年にオープンしました。
「シャトー・デュ・ボタール」は「幸福の館」。
ともにギリシャ風建築で作られています。
この写真( ↑ )で、右の方に小さく写っている
建物を、正面から見たものが下のものです。
大きさがおわかりになるでしょうか?
右端の ↑ の部分の建物の正面がこの
「シャトー・デュ・ボタール(幸福の館)」
(「ガトーフェスタハラダ オンラインショップ」)
工場と「シャトー・デュ・ボタール」を
合わせるとどのくらいの長さに
なるのでしょうか?
実際に行ったのですが、ちょっと
大きすぎて検討がつきません。
ガトーフェスタハラダは現在
全国に16の直営店舗を持ち、その他
大手百貨店等にも出店をしています。
工場見学も出来ますよ
私も見せてもらいました。
一番おもしろかったのは、「グーテ・デ・ロワ」
の最終工程である、選別のところ。
(写真/「ガトーフェスタハラダ 工場案内」)
まず、小麦粉、バター、製法の全てに
こだわって「グーテ・デ・ロワ」のもと
となるフランスパンを作ります。
次にそれをカットした後、バター・
グラニュー糖をかけてラスクを焼きます。
ラスクの選別がおもしろい
この選別には、ドイツのロボットメーカー
その名も「シューベルト」(!)
というマシーンを使います。
この機械は、ラスク用に改良を重ねて
作られた、ハラダオリジナル
ピッキングロボットなのだそう。
このシューベルト製のマシーンのスキャナー
で焼き上がったラスクの色、形、大きさを
読みとり、合格基準を満たした製品だけを
アームロボットが2枚1組にします。
この動きがとても素早く、生き物のように
可愛いくて、気に入っちゃいました!