「三日月」「半月」「十五夜」を英語で言うと

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

140409tukisenbei450

 

 

十五夜は「収穫期の満月」

英語では十五夜を「the harvest moon
(ザ  ハーベスト  ムーン)」といいます。
秋分の頃の満月を指す言葉です。

 

「harvest(収穫)」ですから、秋の実りに感謝
する日本の十五夜と同じような意味合いをもって
いるのは、洋の東西をとわずといったところですね。

 

雨で十五夜お月様が見えなかった時は
「the harvest moon in the rain」
「the harvest moon on a rainy night」。

 

 

雨で見えない十五夜は
「the harvest moon in the rain」

 

 

 

「満月」と「半月」と「ちょっと太った半月」

満月を「full moon(フルムーン)」という
言い方は、ほとんど日本語になっていますね。

 

半月の「half moon(ハーフムーン)」も同様で
半月より少し膨らんだ月は「gibbous moon
(ギボスムーン)」。

 

新月の言い方は知らなくても、想像できますね、
そう「new moon(ニュームーン)」です。
新月前の月が全く見えない状態は「dark moon
(ダークムーン)」。

 

 

 

 

「dark moon(ダークムーン)」のことを日本語では
「晦(つごもり)」といいますが、一年の最後の「晦」
が「大晦(おおつごもり)」で大晦日(おおみそか)。

 

樋口一葉の「大つごもり」という
短編小説もありましたっけ。
読んだのは大昔なのですが年末になると
何故か思い出します。
(青空文庫 樋口一葉「大つごもり」)

 

 

20141008kaikigesshoku0

 

 

 

「新月」は闇夜を過ぎて「満月」までの間

私は月の全く見えない「闇夜(dark moon)
ダークムーン」が過ぎて三日月になるまでの
ほんの短い間を「新月(new moon)」という
のかと思っていたのですがそうではないようです。

 

「闇夜(dark moon)ダークムーン」が過ぎて満月
まで間を、「新月(new moon)」というのだとか。

 

闇夜 → 三日月 → 半月 → 膨らんだ半月 → 満月
    _____________
       この間が新月

 

 

140409tukihosi

 

 

 

「三日月(上弦・下弦)

それでは三日月はといいますと
crescent moon(クレッセントムーン)」、
上弦の月です。

 

また形としては同じような細い月ですが
下弦の月は「decrescent moon
(デクレッセントムーン)」。

 

「crescent (クレッセント)」
をフランス語でいうと
「croissant(クロワッサン)」。
そう、パンの名前と一緒ですね。

 

 

130618kurowassanbonrupa

 

 

「crescent (クレッセント)」のもとの言葉は
「成長する」という意味のラテン語だそうですが
三日月からだんだん成長して満月になることを
表しているのでしょう。

 

音楽記号でだんだん大きくすることを
「クレッシェンド」、反対を
「デクレッシェンド」といいますが、

 

これも同じラテン語から
来ているのかもしれませんね
(音楽記号はイタリア語です)。

 

 

 

 

 

「月の満ち欠け」

ちなみに月の満ち欠けを英語で言いますと
「wax and wane(ワックス  アンド  ウェイン)」。

 

「wane」は欠けていくで、「wax」が満ちる
という意味で、この「wax」は、いわゆる
ワックスと同じスペルです。

 

鑞、蜜蝋などの意味の他に、今回の「月が満ちる」
という意味や、イギリス英語の俗語では
「怒り、かんしゃく」という意味もあるそう。
「get into a wax」で「かっとなる」
という意味だとか。

 

それでは最後に、イギリス出身のロックミュー
ジシャン、ジョン・グレアム・メラー(1952年
8月21日〜2002年12月22日 Joe Strummer の名
で知られる)の言葉を御紹介して終わりましょう。

 

「月に向かって手を伸ばせ、たとえ届かなくても」
Reach out to the moon, even if we can’t.

   ジョー・ストラマー(Joe Strummer)

 

スポンサードリンク




「いざよい(十六夜)」「立待月」等 十五夜以降の月の名前

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

150327sacasuyozakura

 

 

お月様、見えませんでした……

前回は、仲秋の名月の「十五夜」以外にも
「十三夜」、「十日夜」と全部で3回のお月見が
ある、というお話をさせていただきました。

 

その3回目のお月見である旧暦10月10日は
今の暦では昨日、11月21日でした。

 

東京地方は雨ではなかったのですが、曇り空で
お月様は見ることができませんでした。

 

 

151031tokyotower

 

 

 

「雨月」と「無月」

「さあ、今日はお月見!」と待ち構えていても
雨や曇りで残念ながらお月様が見えないことも多いもの。
統計では3分の1ほどが見えないともいわれます。

 

9月中旬から10月初旬の中秋名月の時期は
秋雨前線が停滞する秋霖(しゅうりん)と呼ばれる季節。
雨が多いのも仕方がないのことなのかもしれません。

 

そんなあいにくの雨でお月様が見えなかった時を
「雨月」という言葉で表現するそうです。
また、雨ではないけれど雲に隠れているときは「無月」。

 

 

141008geshhoku4

 

 

 

「十六夜(いざよい)」

さて十五夜の次の日は、当然のことながら十六夜です。
十六夜と書いて読み方は「いざよい」。

 

これは十五日の夜より月の出るのが
少々遅れるので、「ためらう」、「躊躇する」
という意味の動詞から生まれた言葉です。

 

なお、「いざよい」という言葉は
上代は「いさよい」と濁らずに発音しました。
当時は「十六夜」も「いさよい」と言っていたようです。

 

 

141007tuki

 

 

 

十七夜以降

十七日の夜は「立待月(たちまちづき)」。
立って待っているうちにお月様が出てきますが、

 

十八夜は「居待月(いまちづき)」「座待月」。
ちょっと座って待っていましょうか。

 

十九夜は「寝待月(ねまちづき)」「臥待月
(ふしまちづき)
」、かなりお月様が出てくるのが
遅いので、寝ながら(横になって)待っています、
という感じ。

 

更待月(ふけまちづき)」となりますと
もうおきていられないということになりそうです。
それでは皆さん、おやすみなさい! zzz……

 

スポンサードリンク




お月見は3回ある? 10月10日のお月見「とうかんや」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

151030tokyotowermoon            東京タワーと満月

 

 

「十五夜」

お月見といえば、旧暦8月15日のお月様が有名ですね。
今年の旧暦の8月15日は、9月27日の日曜日でした。

 

「月々に 月見る月は多けれど
      月見る月は この月の月」

 

と詠み人知らずの歌にもある通り、空気が澄んで
月が一番美しく見えるのがこの季節。

 

「芋名月」という別名もある十五夜ですが
日本では稲作よりも前にサトイモが作られて
いたそうで、収穫に感謝するという意味から
十五夜にはサトイモをお供えします。

 

「芋名月」とも呼ばれる「8月15日」
だけではなく、「9月13日」と「10月10日」
とお月見は全部で3回あります。

 

 

140915satumaimotakikomigohan

 

 

 

「中秋」と「仲秋」の違い

十五夜のお月様には「中秋の名月」と
「仲秋の名月」の二通りの書き方がありますが
この二つ、同じような意味ですがちょっと違います。

 

「中秋」とは、秋の真ん中の日の意味ですので
8月15日がちょうど真ん中ですよね。

 

一方「仲秋」の方ですが、旧暦では春夏秋冬を
1月2月3月ー春 4月5月6月ー夏
7月8月9月ー秋
 10月11月12月ー冬
としています。

 

そして、3カ月間の秋も月毎に名前があり
7月は「初秋」、8月は「仲秋」、
9月は「晩秋」と呼び分けていました。
ここから八月十五夜を「仲秋の名月」というのです。

 

 

121127tukidon2三年前、2012年の11月の満月
左の方には、今はない赤坂プリンスホテルが見えます

 

 

 

2つめのお月見は「十三夜」

八月十五夜の次の満月の直前の、十三夜のお月見のこと。
十三夜には栗や枝豆を供えることから
「栗名月」や「豆名月」ともいわれます。

 

十三夜という、まん丸ではないお月様の形が
栗や豆を連想させるからという意味もあるよう。

 

十五夜と十三夜の、片方のお月見しかしないことを
「片見月」あるいは「片月見」といい、よくないことと
されているようですので、両方見ましょうね。

 

 

お団子の上に栗がのっている赤坂「青野」の『ごま名月』

 

 

 

3つめが「十日夜」

十三夜の次の月齢十日の月が「十日夜の月」。
「十日夜」と書いて「とおかんや」と読みます。

 

今年の旧暦10月10日は、今週の土曜日、11月21日
ですが、「十日夜」はお月様を見るというよりも
収穫に感謝をするという意味合いが強いよう。

 

地域によって日は異なるようですが
それぞれの地で収穫の行事が行われるそうです。

 

 

juuoya1309193701赤坂サカスと満月

 

 

 

「十三夜」と「十日夜」は日本独自の行事

こんなにも有名な十五夜のお月見
ではありますが、お月見のルーツの
詳しいことはわかっていないといいます。

 

中国の各地では、お月見の日にサトイモを
食べることから、もとはサトイモの収穫祭
だったのではないかといわれています。

 

その風習が奈良時代から平安時代に
日本に伝わりました。

 

十五夜は、「中秋の名月」「芋名月」といわれますが
十三夜は、「後の月」「栗名月」「豆名月」、そして
十日夜の月は、「三の月」と美しい名で呼ばれます。

 

先ほど十五夜は中国から伝わったということでしたが
十三夜や十日夜は、日本独自のものだそうです。
今年の「三の月」は見ることができるでしょうか?

 

スポンサードリンク