ナツメヤシ(デーツ)「成城石井」麻布十番店

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糖尿病に?

前回、リンツ社の「エクセレンス・カカオ99%」という、ほとんど
カカオでで出来ているチョコレートに挑戦してみたところ、一口目は
驚きましたが、次からは慣れて美味しささえ感じるように。

 

ですからこのままでは食べられない、というわけではないのですが
少し前に、カカオ99%のチョコレートをナツメと一緒に食べた
と書いている人がいて、ちょっと気になっていました。

 

そこには、高カカオチョコレートとドライのナツメを一緒に
食べることにより糖尿病を治したと書いてあったのです。

 

 

160712chocolate            高カカオチョコレート

 

 

カカオかナツメの何らかの成分が糖尿病に効くということなのか?
あるいは高カカオチョコレートとドライナツメを採ることにより
糖尿病の食事制限をすることが無理なくできるようになった
という意味なのかは、その短い文書には書かれていませんでした。

 

まあ、私は糖尿病を直すために試すわけではないので、そのあたり
はどちらであってもよいのですが、高カカオチョコレートと
ドライナツメの組み合わせの味を試してみたくなったのです。

 

 

120906mango            ドライマンゴー

 

 

 

ナツメを食べた記憶がおぼろげ

リンツのエクセレンス・カカオ99%を買った成城石井麻布十番店で
ナツメを探したものの最初は見つからず、二度目でやっとわかりました。
ナツメはドライフルーツの中では結構、地味な存在なのでしょうか?

 

レーズン、プルーン、クランベリー、パイナップル、アップル、
アプリコット、バナナ等、ドライフルーツは色々食べた記憶があるの
ですが、どうもナツメを食べたという確かな記憶は残っていません。

 

実際に口にしても、干したフルーツ特有の濃厚な甘さは感じますが
知っている味のようなそうでもないようなと、こちらも曖昧な感じ。
よく干し柿に似ていると書かれていますが、そういえばそうですね。

 

 

130207papaiya
             ドライパパイヤ

 

 

 

ナツメではなかった……

今回買ったナツメヤシは、日本で古くから生薬としても使われていた
果物、ナツメ(棗)の実に似ているところから名づけられたそうです。
ということは、ナツメとナツメヤシは別の果物だったのですね。

 

それでは、高カカオと一緒に食べるというのはナツメ、
ナツメヤシ、どちらのことなのでしょう?

 

私が買ってきたのはナツメではなく、果実がナツメに
似ているデーツともいわれるナツメヤシでした。
「デーツ」は英語の「Date」からきたものです。

 

 

161022natumeyasi      「ナツメ」ではなく「ナツメヤシ(デーツ)」

 

 

 

紀元前6千年には既に栽培されていた

ナツメヤシは、ヤシ科ナツメヤシ属の常緑高木、ナツメヤシ
(学名  Phoenix dactylifera)になる実のことです。
開花は3月〜5月頃で、実が成るのは10月〜12月頃で雌雄異株。

 

木の高さは30メートルにも及びますが、樹齢もまた長く80年ほど。
メソポタミア・エジプトの古代文明の紀元前6千年紀には
すでに栽培されていたと考えられています。

 

このあまりの栽培暦の長さゆえ、原産地はよくわかっていないそう
ですが、北アフリカからペルシャ湾沿岸が原産地といわれています。
古代エジプトではワインの原料としても利用されたそうです。

 

 

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条件の悪い土地でも生育

成長後は生育条件がかなり悪くても耐えられるようで、乾燥や暑熱、
砂塵に強く、乾燥地帯では重要な食料とされていました。
その一方、ナツメヤシは耐寒性も併せもっているそうです。

 

農作物が育たないような土地でも成長し、その幹を燃やした灰と
土を混ぜたものをセメント代わりに使っているところさえあるそう。

 

この写真はナツメヤシ(デーツ)が実っている
ところですが、一度にスゴイ量の実が成るのですね。
ブドウの実のつき方とも違いまるでネットにドングリを沢山入れたよう。

 

 

natumeyasi       ナツメヤシ(デーツ)が実っているところ

 

 

実の大きさは直系が2〜3センチで、長さが3〜7センチの楕円球形。
色は黄色いものや赤いものと品種により様々ですが
干してあるので濃い褐色になっています。

 

中には種が一つ入っていますが、今回買ったものは種が抜いたもの。
このナツメヤシ、熟するには6カ月もかかるそうです。

 

2004年の全世界での生産量は670万トンですが
主な生鮮国としてはエジプト(16.2%)、イラン(13%)、
サウジアラビア(12.3%)となっています。

 

今回、私は2種類のナツメヤシを購入してみたのですが
ネットで手に入れた方はチェニジア産でした。

 

 

161023natumeyashi        ナツメヤシ(デーツ)チェニジア産

 

 

成城石井麻布十番店で購入したものはイラン産。
こちらの方が色が黄色みがかっていますね。

 

また干し方も、上のチェニジア産が、カラッカラという干し方ですが
イラン産の方は、ちょっとウエットで縦じわが入っています。
両者とも、一見皮がかたそうにも見えますがそうでもありませんでした。

 

 

161022natumeyasi         ナツメヤシ(デーツ)イラン産

 

 

サウジアラビアの農園では、ナツメヤシの樹高は7〜8メートルほどで
最も良質の実が成るのは挿し木をしてから60年たった木だそうです。
その木から約15,000個、150キログラムものナツメヤシが収穫されます。

 

 

 

豊富な栄養

美容と健康によいと注目されているナツメヤシ(デーツ)は、ミネラル
の宝庫といわれる果物で、カリウムや鉄分、亜鉛を多く含みビタミンE
やビタミンB・パントテン酸、ポリフェノールも豊富に含んでいます。

 

ナツメヤシ(デーツ)の全体の7割以上は炭水化物で、
ブドウ糖と果糖が主成分であることから即効性の栄養源
として、病後の回復食、また保存食にも適しています。

 

栄養成分表を見ても、カルシウム、カリウム、食物繊維等
ナツメヤシ(デーツ)の栄養価が優れていることがみてとれます。

 

 

    炭水化物  カルシウム カリウム   鉄   食物繊維
_______________________________
デーツ    71.3 g   71 mg    550 mg  0.8 mg  7 g
プルーン   62.4     39       480     1       7.2
バナナ    22.5       6        360     0.3      1.1
レーズン   80,7     65       740     2.3      4.1
             (参照 五訂日本食品標準成分表)

 

 

 

食べ方は

そのまま食べても、小さく刻んでヨーグルトやアイスクリームと
一緒に食べたり、パンやケーキを焼くときのトッピングとしてもOK。

 

またお好み焼きのソースやカレーなどのコクをつけるのにも使われ
お好み焼きのおたふくソースにはデーツが使われているそうです。

 

ちょっと意外なものとしては、お米や麦等の穀物以外で唯一、焼酎の
原材料として使われたり、お酢の原材料としても利用されています。

 

 

160411tensaitou

 

 

 

甘味料として

ナツメヤシ(デーツ)はかなり甘いものですが、GI値が47と
低いので血糖値が急激に上昇することはなく、従って
インスリンが脂肪細胞に糖を蓄積しにくい食物でもあります。

 

またナツメヤシ(デーツ)は糖質含有量は多く含まれますが、果糖と
ブドウ糖が主で、ショ糖(スクロース)はほとんど含まれていません。
ショ糖とは、ブドウ糖と果糖が結合した白砂糖のような二糖類のこと。

 

ナツメヤシ=果糖、ブドウ糖
白砂糖  =ショ糖(果糖とブドウ糖が結合したもの)

 

ナツメヤシも白砂糖も、果糖とブドウ糖、と同じように見えますが
ナツメヤシの方は、果糖とブドウ糖、それぞれが「単糖類」で
白砂糖は、果糖とブドウ糖が結合したもの「二糖類」との違いです。

 

ということから白砂糖を使うよりは、ショ糖を含まない
ナツメヤシを代用した方がよいと考えられています。

 

 

161023natumeyasi       ナツメヤシ(デーツ)で作った甘味料

 

 

 

甘味料の作り方

デーツペーストやデーツシロップも市販されているそうですが
自分でも簡単に作れますので、御紹介しましょう。
自家製ですと保存料も入っていませんしね。

 

今回、私が適当に作ってみたものは
ナツメヤシ(デーツ)約50グラム(8個)を、100ccのお湯に入れて戻し
ミキサーにかける時に、50ccのお水を足しました。

 

つまり、ナツメヤシー50グラム、お水ー150cc(全部で)
この位の量ができますので、必要なだけ分量を加減して下さいね。

 

写真ではあまりわかりませんが、結構ドロッと濃いめの仕上がりに
なっていますので、もう少しお水を足してよいかもしれません。
冷凍をすることも出来ますし、時々火を入れてもいいかも。

 

 

161023natumeyashi            適量は1日3粒だとか!

 

 

 

食べ過ぎに注意

こんなにスグレモノのナツメヤシですが、一つだけ注意点があります。
それは食べ過ぎないこと。

 

100グラムあたり299キロカロリーのナツメヤシ(デーツ)は
1日3粒ほどが適量だと言われています。

 

う〜ん、私ははるかにオーバーしていますね。
もう少しして味に飽きるのを期待しましょう。

 




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