「和種ハッカ」と「ペパーミント」と「スペアミント」

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「ハッカ」 =「ミント(Mint)」

ハッカやミントや、ペパーミントなど、言葉と
してはお馴染みのものですが、それぞれの違い
は何なのでしょう?

 

ハッカ「薄荷」は世界中で栽培されるハーブ
ですが、「ミント(Mint)」というのはハッカ
の英語ですので、ミントとハッカは同じ意味。

 

英語では「Mint(ミント)」ですが、
ドイツでは「Minze」、
フランス「Menthe」、
オランダは「Munt」、
イタリアやスペインなどでは「Mentha(メンタ)」、
ラテン語「Mentha(メンタ)」、
中国でも「薄荷」と書きますが、読み方は日本と
異なり「ボーフォァ」と言うそうです。

 

 

ハッカ脳(メントールクリスタル)

 

 

この「ミント」および学名・メンタは、
ギリシャ神話に登場するニンフの
「Menthe(メンテー)」に由来しています。

 

ハッカは紀元前からエジプト、ギリシャ、
インドなどで使用されていました。

 

日本では7世紀位から記録がありますが、
実際に使われだしたのは江戸時代から
ということです。

 

 

こちらは「セイヨウヤマハッカ」とも
いわれる「レモンバーム(メリッサ)」
やはりシソ科ですので葉が似ています

 

 

 

「スペアミント」や「ペパーミント」は洋ハッカ

ただ、「ミント」といっても「スペアミント」や
「ペパーミント」など、ガムや歯磨き粉に入って
いるものもありますが、これらは洋種ハッカです。

 

つまり日本のハッカ「和ハッカ」といわれるものも
洋種ハッカである「ペパーミント」も「スペア
ミント」も、大きな括りでは同じハッカなわけです。

 

これらは全てシソ科の植物ですので
葉っぱは、シソの葉fとよく似ていますね。

 

 

これはシソですが、ハッカはシソ科の植物です

 

 

 

スースー成分はメントール

ハッカといえばスースーするというのが
特徴ですが、このスースーは、ハッカ草に
含まれる「ハッカ油」という精油によります。

 

ハッカ油の含有量は、品種によって異なりますが
最も多く含まれているのは「和種ハッカ」です。
とはいえ含有量は1〜2%ですが。

 

ハッカ油の主成分は「メントール」、「カルボン」
で、その他100種類以上の成分を含みます。

 

これらの主成分の種類や含有量により
ハッカは大きく3種類に分けられます。

 

         メントール含有量
1 和ハッカ      65〜85%
2 ペパーミント    50〜60%
3 スペアミント      0(主成分はカルボン)

 

 

和ハッカ(ニホンハッカ)

 

 

 

1 和種ハッカ(apanesemint)

 学名 Mentha arvensis L.
 主成分 L(-)Menthol
 主原産地 インド、北米、ブラジル、
      ヨーロッパ、日本

 

和種ハッカには、「ハッカ脳」と呼ばれる主成分が
65〜85%と、ハッカ草の中では最も多く含まれます。

 

 

「ハッカ脳(メンソールクリスタル)」

 

 

本来、和種ハッカにはペパーミントに含まれて
いるメントフランは含まれていないのですが、
各国の新種改良により、メントフランを含む
ものもできているということです。

 

ペパーミントの精油と比べると、和ハッカは鋭く
甘さがない、すっきりとした香りが特徴です。

 

洋種のハッカが、オイルを加工品の原料として使う
のに対し、和種ハッカは主としてハッカ脳を析出
するのが目的でしたが、メントールを多く含むため
副産物としてのハッカ油も生成することができます。

 

和種ハッカ油は、常温放置でも(特に10度以下)
結晶化しやすい性質をもちます。

 

 

ペパーミント

 

 

 

2 ペパーミント(Peppermint)

 学名 Mentha piperita L.
 主成分 L(-)Menthol
 主原産地 アメリカ、インド、
 地中海沿岸、ヨーロッパ、ロシア

 

ペパーミントは「スペアミント」と「ウォーター
ミント」の交配によってできたといわれています。

 

 スペアミント  ウォーターミント
   |         |
     ーーーーーーーーーー
        |
      ペパーミント

 

「ペパーミント(Peppermint)」の
「ペパー(pepper)」は胡椒のこと。
刺激のある風味が胡椒に似ているからだそうです。

 

 

ゴーダブラックペッパー
(黒胡椒の入ったゴーダチーズ)

 

 

主成分の「L(-)Menthol(エル  メントール)」
の含有量は  50〜60%  と和ハッカより低め
です(35〜45%とする説もあります)。

 

ヨーロッパ、アラビアでは、葉を摘み取って乾燥
させたものをハーブ(薬草)やとして使用したり、
花を枝ごと水蒸気蒸留して精油を抽出して香料
として利用されてきました。

 

 

スペアミント

 

 

 

3 スペアミント(Spearmint)

 学名 Mentha spicata L.
 主成分 L‐Carvone
 主原産地 アメリカ・インド
 ・ヨーロッパ・ロシア

 

お料理に使うのはスペアミント

ヨーロッパやアメリカで、お料理に使う
ミントはといえば、このスペアミント。
繁殖力の高さでも有名です。

 

スペアミントは、オランダハッカ
ともいわれます。

 

「スペアミント(spearmint)」の「スペア
(spear)」とは、「槍(やり)」の意味で
先のとがった葉を槍に見立てた命名。

 

 

槍の写真がないので、オクラで……

 

 

「スペアミント」は別名「ラムミント」とも
呼ばれ、イギリスのラム料理にはスペアミント
を使ったミントソースがつきものです。

 

ミントソースの作り方は、ミントをみじん
切りにし、お酢に砂糖を溶かし、ミントを
加えてミキサーにかけて作ります。

 

日本人の感想は、「超美味しい!」
と「……」に分かれるようです。
材料を見るとちょっとアレですよね。

 

 

 

 

 

メントールの含有量は「0」

日本でスペアミントは、19世紀の初めにオランダ船
から伝えられ「オランダハッカ(ちりめんハッカ、
緑ハッカ)」と呼ばれましたが、特異な香りが
好まれず定着はしませんでした。

 

日本人は一般的にメントールを好むといわれますが
スペアミントの主成分は「カルボン」、苦味成分の
「プレゴン」などで、メントールの含有量がゼロ
だったためと思われます。

 

 

 

 

 

脱毛抑制効果も?

このスペアミント、最近は脱毛抑制
効果があることがわかりました。

 

ペパーミントがもつ、抗男性ホルモン作用が
男性型脱毛症の発症を抑える効果が期待できるとか。
(ということは女性の脱毛には効かないのかな?)

 

これを発見したのは毛髪クリニックのリーブ21で
2018年の3月に、日本薬学会で発表されました。
        (参照/「北見ハッカ通商」)

 

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シナモン 「シナモンロール(成城石井)」と「八つ橋(匠、宇治彩菓)」

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151115sinamonroru

 

 

世界3大スパイスの一つ

「コショウ」「クローブ」とともに世界の3大スパイス
として有名な「シナモン」は「世界最古のスパイス」
ともいわれています。

 

紀元前4000年頃にはミイラ作り
にも使われてたそうですよ。

 

シナモンは、高さが10メートルにもなるクスノキ科
の常緑高木で、淡い褐色の厚い樹皮が
お互いに内側に巻いた形態をしています。

 

樹皮の裏側がシナモンの香りがする部分で
木自体は匂いがしません。

 

この樹皮を剥いで乾燥させてたものがシナモン
スティック、フランス語では「カネール(cannelle)」。
こんなによい香りなのに、アリや虫は嫌いなんですって。

 

 

セイロンシナモン 後ろがスティック、前がパウダー

 

 

熱帯地方が原産地と推測されているシナモンは
一年中花を咲かせる木で、葉脈の形が面白いことも
あって観葉植物として楽しむ人もいます。
日本名は「桂皮」「肉桂」。

 

 

 

セイロンシナモン

「シナモン」の英語表記は「Cinnamon」で
学名は「Cinnamomum zeylanicum 」。
「zeylanicum」とは「スリランカの」を意味する言葉。

 

英語の「cinnamon」は、ギリシャ語の「kinnamon」
が語源といわれ、このギリシャ語はヘブル語の
「qinnamon」からきているといわれています。

 

インドネシア原産の「Cinnamomum zeylanicum 」を
オランダ人が18世紀にスリランカで栽培したため
「セイロンシナモン」とも呼ばれます。

 

 

シナモンの木

 

 

 

カシア

普通、シナモンといえば「セイロンシナモン」
を指しますが、中国南部やベトナム、アフリカ
でとれる「カシア」もあります。

 

「セイロンシナモン」は上品で甘い繊細な香り、
一方「カシア」は、濃厚で辛味が強いのが特徴。

 

両者は共に、はがした樹皮を丸めて乾燥させた
ものですが、「セイロンシナモン」より
「カシア」の方が少々肉厚です。

 

「セイロンシナモン」や「カシア」以外では
インドでとれる「シナモン・タマラ」、
中国の「「シナニッケイ」や「ニッキ」があります。

 

 

シナモンスティック 少し肉厚の「カシア」

 

 

 

偽装「セイロンシナモン」?

「セイロンシナモン」には「オイゲノール」という
成分が含まれていて、「セイロンシナモン」独特の
マイルドな香りを生み出しています。

 

ところが最近の日本では、「シナニッケイ」が
「セイロンシナモン」として売られている
こともあるのだとか。

 

安さや供給の安定ばかりを望むことで
ホンモノがすり替わってしまうのですね。

 

少し前の記事の杏仁豆腐の元となる
「杏仁霜(あんにんそう)」
もそうでしたが
消費者の姿勢が問われているようです。

 

 

アラボンヌー「ゼリー杏仁」

 

 

 

シルクロードやスパイスロードを渡って

中国やタイ、インドネシア、セイロンと、東洋の
シナモンは陸路のシルクロードや、「香料の道
(スパイスロード)」、またインド洋やアラビア海、
紅海を経る海上ルート等で、地中海沿岸地方
へと運ばれました。

 

シナモンの産地を明かさなかったり、あるいは
神秘的な付加価値をつけたりすることにより、
価格を上げていたともいわれるほどシナモンは
遠い異国の神秘的なスパイスだったよう。

 

こうして長い旅を経たシナモンは、紀元前6世紀頃
書かれた旧約聖書の『エセキエル書』や、
古代ギリシアの詩人だった、サッポーの
書いた詩にも登場することになります。

 

 

スターアニス

 

 

 

フェニックスもミイラも、権力者も

エジプト神話のなかで不死鳥として知られる
フェニックスは、死期が近づくと、シナモンの小枝を
集めて火をともし自らの身を焼き、その灰の中から
復活するという、永遠の時を生きるとされる火の鳥。

 

そして永遠の時を生きるミイラもまた
シナモンによって作られます。

 

クミンやアニス、マジョラムなどで作られていた
ミイラは、紀元前4000年頃からは、シナモンや
クローブで作ることが主流になりました。

 

 

 

 

ミイラ作りにおいては、殺菌作用や防腐作用を期待
されていたシナモンですが、その芳香は当時の
エジプトの権力者たちの日々の生活や、聖なる儀式に
欠かせないものとなり、重要な位置を占めてゆきます。

 

またシナモンは愛情を表すための
プレゼントでもありました。

 

ローマ帝国第2代皇帝のネロは、妻が亡くなった
際に、1年分もの大量のシナモンを焚くことで
愛情を表したともいわれています。

 

 

 

 

 

日本に伝わったのは奈良時代

一方、中国でシナモンが初めて登場
するのは、後漢時代(25〜220年)。

 

薬学書である『神農本草経』にシナモンは
「牡桂」や「菌桂」という名前で記載されおり
漢方薬として扱われていたことがわかります。

 

日本にも聖武天皇の時代(724〜749年)には、中国
から伝わっていたようで、コショウやクローブ、香木
などと一緒に中国産のシナモンが正倉院に「桂心」
という名の生薬として現在でも保存されています。

 

 

香木「伽羅」

 

 

奈良時代に日本に入ってきてはいましたが、当時
「桂心」と呼ばれていたシナモンは天皇や貴族たち
のもので、一般庶民に親しまれるようになった
のは江戸時代になってからのこと。

 

 

「シナニッケイ」という品種の樹木が、江戸時代
の享保年間に日本に伝り栽培が始まったため
一般庶民にも浸透するようになりました。

 

 

 

 

 

八つ橋やお屠蘇にも

日本で栽培されていくうちに
シナモンは「日本肉桂」や「ニッキ」
と呼ばれるようになっていきます。

 

シナモンは普通、樹皮を利用するものですが
ニッキは根の部分を乾燥させて作るため
シナモンより一層スパイシー。

 

これを利用したものが、京都の
有名なお菓子「八つ橋」です。

 

 

 

 

ニッキの油を生地に加えて、おせんべいのように
焼いたもので、江戸時代から作られていました。
焼かないものの方は「生八ツ橋」と呼ばれています。

 

またお正月に頂くお屠蘇にも、シナモンは入っています。
三国時代の中国で医師により作られたという
お屠蘇は、病を防ぐ飲み物とされていました。

 

 


ニッキ油を使った「生八ツ橋」(匠、宇治彩菓)

 

 

 

煮込み料理やお菓子に

シナモンの香りの主成分は「桂皮アルデヒド」です。
「桂皮アルデヒド」とは、「シンナムアルデヒド
(cinnamaldehyde)示性式 C6H5CH=CH?CHO 」
という芳香族アルデヒドの一種。

 

この桂皮アルデヒドは、40度前後で香りが最もよく
発散するといわれ、さまざまなお料理に使われています。
もちろん、カレーにもシナモンは欠かせない香辛料ですね。

 

煮込み料理に、ローレル(月桂樹)の葉っぱを入れる
ことがありますが、インドでは、シナモンの葉を
同様に煮込み料理に使うことから、シナモンの葉を
「インディアンベイリーフ」とも呼ぶそう。

 

シナモンはお砂糖との相性も抜群なため、パンや
クッキーにジャム、特にアップルパイや
シナモンロールなどはシナモンの独擅場。

 

グラニュー糖とあわせるシナモンシュガーも、
トーストやヨーグルト、アイスクリーム
などで大活躍すること間違いなしです。

 

 

 

 

 

薬効

漢方の「桂皮(ケイヒ)」は、体を温める作用、
発汗作用、健胃作用をもつとされ、多くの方剤に
処方されていますので、シナモンもその働きに
近い効果があるといわれます。

 

血行促進
冷え性の改善も期待でき、むくみの予防にもなります。

 

風邪の症状の緩和
粘液の排出を促進してくれるので、風邪の症状が
和らぐだけではなく、悪寒や暑熱にも良いそう。

 

消化促進作用
食後に飲むと胃腸を守ってくれます。

 

血糖値を下げる
毛細血管の修復を促し、心筋梗塞の予防にも。

 

神経の痛みを除去
手が痺れるなどの軽い神経の痛み、筋肉痛
などに効果があり、精神面での不安を
取り除きリラックスされてくれます。

 

 

「シナモン」のスティックとパウダー

 

 

 

手軽に作れるシナモンレシピ

シナモンをお料理に使うだけではなく、もっと手軽に
いつもシナモンを摂りたいという方へのお手軽レシピを。

 

さっと焼いた食パンに、ココナッツオイルとシナモン
シュガー(お砂糖にシナモンパウダーを混ぜたもの)
+塩を乗せて焼くだけのシナモントースト。

 

シナモンをもっとも簡単に摂ることが
できるのは飲み物でしょうか。

 

 

 

 

カプチーノコーヒーに添えるものはいうまでも
ありませんが、ココアなどにシナモンを入れたり、

 

クエン酸にハチミツを加えてレモネードのようにした
ものに、シナモンを加えるなどなど、色々なドリンク
にシナモンを試してみるのも楽しそうです。

 

 

シナモンロール「成城石井」麻布十番店

 

 

 

使用に際しての注意点

ただし注意も必要で、シナモンはクマリンを含むため
過剰摂取をすると肝障害を起こすこともあります。
1日に3グラムまでを目安にするとよいよう。

 

シナモンパウダー1振りは0,1グラム、と聞くと
全然、平気と思いますが、シナモンロール1つは
2,5グラムですので、やっぱり注意が必要かも。

 

「チャイナシナモン」より「セイロンシナモン」の方が
肝臓にかかる負担が少ないといいますので、いつも摂り
たい方は「セイロンシナモン」を選ぶ方がよいようです。

 

もう一点、シナモンには子宮収縮作用があり、子宮出血
や流産の危険性もあり、ドイツ連邦リスクアセスメント
研究所ではシナモンに含まれる、シンナムアルデヒドが
胎児に悪影響を及ぼすと注意を促しています。
妊娠中の方は避けてくださいね。

 

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エッセンシャルオイルの7つ分類

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

エッセンシャルオイルのさまざまな香り

エッセンシャルオイル(精油)には、さまざまな香りが
ありますが、それらの特徴を大まかにまとめてみると
7つに分類することができます。

 

前回、御紹介をした2つの石鹸「タスマニア
ラベンダー」と「ブラックボーイローズ」は
お花の香りを使用したものでした。

 

このラベンダーオイルやローズオイルは
フローラル系と呼びます。

 

フローラル系以外では、シトラス系、ハーブ系、
ウッディ系、スパイス系、樹脂系、エキゾチック系
があります。

 

 


左が「ブラックボーイローズ」、右が「タスマニアラベンダー」

 

 

 

1 フローラル系

この精油は、多くは花から抽出された
もので、甘く優しい香りが特徴です。
精油といえばまず思い浮かべるのはこ
のフローラル系かもしれませんね。

 

エレガントで華やかな香りは、不安を和らげたり、
気持ちを落ち着ける働きをもっていますので、
ストレスなどでイライラが嵩じた時や、ちょっと落ち
込んでいる時、華やかさを感じたい時にも最適です。

 

ラベンダー、ローズ(ローズオットー/
ローズアブソリュート)、ジャスミン、ミモザ、
カモミール、ネロリ、パルマローザ、
イモーテルなどがフローラル系の精油です。

 

 

 

 

 

2 柑橘系(シトラス系

柑橘類の精油は、爽やかさで親しみやすく
ちょっと美味しそうな香りがします。
甘さとともに、柑橘類の酸味も含んで
いて誰にも好まれる香りです。

 

元気になったり、楽観的な気分にさせてくれたり。
胃腸の調子を整えるものも多いそうです。

 

そういえばグレープフルーツのエッセンシャルオイル
は、ダイエットにもいい、などと言われていましたね。

 

オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム、
レモングラス、ユズ、シトロネラ、ベルガモット、
マンダリン、レモンバーム(メリッサ)、

 

ユーカリ・シトリオドラ(ユーカリ・レモン)、
バーベナなどがそうです。

 

 

グレープフルーツ

 

 

 

3 ハーブ系

植物のタネや、葉っぱ、花から抽出する精油。
爽快感とともにほろ苦さも感じる香りです。
気分をすっきりさせてくれたり
リラックスさせてくれます。

 

古くから民間薬としても使われ、またお料理
などに使うハーブと重なるものもありますね。

 

アンゼリカ、オリガナム、キャロットシード、
クラリセージ、ゲットウ、スイートマジョラム、
スパイクナード、スペアミント、セージ、セロリ、
タイム、タラゴン、バジル、パセリ、ヒソップ、
フェンネル、ペパーミント、マジョラム、マヌカ、
メリッサ、サロウ、ローズマリーなどです。

 

 

メリッサ

 

 

 

4 ウッディ系(樹木系、グリーン系)

樹木の皮や枝、葉などから抽出されたもので
森林を感じさせてくれる香りです。

 

すがすがしく深い落ち着きを感じさせてくれるので
ストレス解消やリラックスしたい時におすすめ。

 

カユプテ、クロモジ、サイプレス、シダーウッド、
ジェニバーベリー、ティートゥリー、ニアウリ、
パインニードル、パーチ、ヒノキ、プチグレン、
ユーカリ、ローズウッドなどがウッディ系。

 

 

 

 

 

5 スパイス系

こちらも、お料理でお馴染みでもあるスパイスの香り
ですが、お料理のものよりは少し柔らかい感じの香り。

 

スパイス類のタネから抽出する精油で、独特な
雰囲気を持ち、印象に強く残る香りでもあります。

 

体を温める作用もあるといいます。
刺激、活性化に優れ、ポジティブな気持ちに
させてくれますが、刺激が強いので
使い方には注意も必要な精油です。

 

カルダモン、クローブ、クミン、コショウ、
コリアンダー、シナモン、ジンジャー、
スイートフェンネル、ナツメグ、ブラックペッパー、
ローレルなどです。

 

 

ジンジャー

 

 

 

6 樹脂系(レジン系

樹木からにじみ出た樹脂から
抽出した、濃厚で甘い香りの精油。
香りが長続きをするのも特徴。
粘度の高い精油が多いです。

 

樹脂系の精油には個性的な香りのものも多く
みられ、気持ちを落ち着けてくれる作用もあるため
儀式などに用いられることもある精油です。

 

カンファー、フランキンセンス(乳香)、
ベイゾイン(安息香)、ミルラ(マー、没薬)など。

 

 

イランイランの花

 

 

 

7 オリエンタル系(エキゾチック系)

東南アジアや中東の植物から抽出された
エキゾチックで濃厚で甘い香りの精油です。

 

とても個性的でもありますが、それはまたクセがある
とも表現できる香りで、官能的な雰囲気を持ちます。

 

イランイラン、サンダルウッド、パルマローザ、
バチュリ、ペチバー、ロータスなど。

 

 

ハス

 

 

 

エッセンシャルオイルをブレンドする時

主なものだけでも100種類近くあるという、エッセン
シャルオイルですが、これらをブレンドする時には
先ほど分類したエッセンシャルオイル同士ですと
香りの印象が似ているために違和感がなく調和します。

 

また同じ分類のものだけではなく、それぞれの
両隣に位置するエッセンシャルオイルも
相性が良い組み合わせとなりますので、いろいろ
試してみるのもおもしろいかもしれません。

 

そして、あなただけの香りを作るという
ちょっと贅沢で高度な香りの遊びも楽しいですね。

 

 

          フローラル系
      ↑ ↓         ↑ ↓
   エキゾチック系        柑橘系
   ↑ ↓            ↑ ↓

   樹脂系           ハーブ系
     ↑ ↓          ↑ ↓

     スパイス系  ←  ウッディ系
            →

 

 

 

注意点 !

ただ、とても奥深くお洒落なエッセンシャルオイル
のブレンドではありますが、注意しなくては
いけないこともあります。
それは以下の2点です。

 

1 妊娠初期の方は、エッセンシャルオイルの使用は
 避けた方が良いといわれています。

 

2 低血圧の人はエッセンシャルオイルの使用で
 疲労を感じてしまうこともあるそうですので
 注意しながら試してみる方がいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

ノート

香りの説明にはよく「ノート」という言葉が
出てきますが、これは香りが立ち上がって
から香る速度を表しています。

 

早いものをトップノート(Top note)、
中程度のものをミドルノート(Middle note)、
遅いものをベースノート(Base note)と呼びます。

 

香りは、揮発性が高いエッセンシャルオイルほど
立ち上がりのスピードが早くなります。

 

ですからトップ、ミドル、ベースを上手に
組み合わせることによって、より奥深く
厚みのある香りを作り出すことができます。

 

 

 

 

 

ノート別 代表的なエッセンシャルオイル

トップノート(Top note)

揮発性が高いため、最初にすぐ香るが
長続きしないタイプです。
30分から2時間程度。

 

レモンなどの柑橘系や、ペパーミントなどの
メントール系はトップノートです。

 

オレンジ、カユプテ、グレープフルーツ、コリアンダー、
シトロネラ、ジンジャー、スペアミント、タンジェリン、
ティートゥリー、ナツメグ、ニアウリ、パルマローザ、
バジルペパーミント、ベイ、ベルガモット、マンダリン、
メイチャン、ライム、ラベンダー、レモン、レモングラス、
レモンバーベナ、レモンユーカリ、ユーカリなど。

 

 

 

 

 

ミドルノート(Middle note)

中程度の揮発性をもち、トップノートに
続いて香る、いわば香りのメインをなすものです。
2時間〜6時間。

 

ジャスミン、イランイランなどのフローラル系は
ミドルノートに分類されるものが多いです。

 

イランイラン、カモミール・ジャーマン、カモミール、
ローマン、クラリセージ、サイプレス、ネロリ、
ジャスミン、ジンジャー、ジェニバー、ゼラニウム、
ティートゥリー、パイン、フェンネル、プチグレン、
ブラックペッパー、マージョラム、マートル、メリッサ、
ラベンダー、ローズウッド、ローズオットー、
ローズマリー、ローズゼラニウムなど。

 

 

 

 

 

ベースノート(Basa note)

最も揮発性が遅いもので、他の香りが
消えた後も、ほのかに香るもの。
6時間〜数日程度。

 

樹木や樹脂系の香りの多くは
ベースノートに分類されます。

 

クローブ、サンダルウッド、シダーウッド、
シナモン、バチェリ、フランキンセンス、
ペチバー、ベイゾイン、ミルラなど。

 

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