「萩(はぎ)」 溜池山王駅(南北線)アート10

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

120813hagi

 

 

「溜池山王駅」アート「萩の花」

「琴と萩文様肩衣」という狂言の装束で
名古屋狂言共同社の所蔵だそうです。

 

右下の方に線が何本か見えるのがお琴の弦。
この萩の花も、昨日紹介した秋の七草の一つ。

 

萩はマメ科ハギ属だということですが
そういえばお花がマメのお花ですね。

 

 

haginohana370(写真/「きままなシニアライフ」)

 

 

 

地味な花だと思っていましたが

万葉集には、萩の花がたくさん
詠まれていますし、「源氏物語絵巻」
にも、萩の花が描かれていますよね。

 

私は子どもの頃、昔の日本人は
なんと地味な花が好きな人々だった
のであろうか、と思っていました。

 

秋の七草それ自体も、地味っちゃ地味でしょう?
昨日の女郎花といい、くずの花といい……。
でも、このように見てみますと美しいですね。

 

 

kuzunohana370葛の花(写真/「わくわく日記」)

 

 

 

昨日の記事、訂正!

そう、葛の花で思い出しました!
昨日は、「葛の葉っぱ、葛の花なんで
見たことないなぁ」
なんてつぶやいて
しまいましたが、葛の葉見たことありました!

 

うさぎ友達のシュウままさんが
よくシュウちゃんのために葛の葉を
採りにいくと言っていましたし、
うちのうさぎの「あぷり」にも
送ってくださったこともありました。

 

うさぎさんて、葛の葉が好きなんだそうです。
そういえば「吉野葛」の葛も、葛のことですよね。

 

葛粉とか葛湯とか葛桜とか、考えてみたら日本人
にとって、葛って身近かなものだったんですね。

 

 

kuzunoha300

美しい葉っぱですね〜(←葉っぱフェチ!)
(写真/「唯七だより」)

 

 

 

実は「葛」とは御縁が深かった!

って、それどころか……。
私の中学校の校歌は、なんと、

 

「葛の葉しげる 庭に立ち
明け暮れはるか 仰ぎ見る」

 

で始まるんでしたわ。
といいますか、私の中学校「葛飾中学校」
という名前でした。
「葛」という字が入っている!

 

でも私達が中学生の時は、既に庭には
葛の葉なんてなかったと思います、
と書こうとして、また思い出しました。

 

よく考えてみましたら、あったみたい、
庭の隅の方に……。

 

あれ、あれ、あれ……、話せば
話すほどボロボロですやん。
我ながらいい加減なやっちゃと悟った、
秋の夜更けではありました。

 




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