黒はんぺん「かねます商店」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

140401kurohanpen

 

 

新幹線の駅で購入

新幹線の駅のショップで買ってきた
かねます商店の「黒はんぺん」です。

 

「黒はんぺん?」と
ちょっと不思議な感じがしました。

 

お肉には弱い私ですが、お魚系ですので
食べられないことはないでしょうと
思って買ってくることにしました。

 

 

 

静岡ではおでんに欠かせない「くろはんぺん」

「黒はんぺん」という名前の「黒」と
いうところまでは想像がつきます。
使っているお魚の種類によって違うとかね。

 

ですがわからないのは「はんぺん」という命名。
はんぺんって、もっとふわふわの四角い
お座布団みたいなのでしょう?

 

と腑にに落ちない気持ちで調べると……、
判明しました、意外な事実が!

 

 

pro37241

関東でいう「はんぺん」
(写真/「どんぶらこDESIGN」)

 

 

この「黒はんぺん」は、静岡のおでん
には、欠かせないものなのだそうです。

 

関東で「はんぺん」といいますと
先ほどの写真のように、スケソウダラなどの
白身のすり身に、山芋や卵白を混ぜて作る
ふわふわ座布団のようなものを指します。

 

ところが静岡では、サバやイワシなどの青魚を
頭やハラワタを取り除いて、丸ごとすり身にした
半月形のものを「はんぺん」と呼ぶのだそうな。

 

 

こちらは「笹かまぼこ」

 

 

 


つみれに似ているかな?

食感は、関東のふわふわ座布団はんぺん
とは異なり、かまぼこ以上に歯ごたえ
のある、ぷりぷりの練り物でした。

 

とここまで聞きますと、「はんぺん」という
よりは「つみれ」に近いような気がしますね。
あくまでも関東近辺の人間の感覚としては、ですが。

 

色も「つみれ」のような色ですし
食感も関東でいうふわふわ「はんぺん」
よりは「つみれ」っぽい感じです。

 

 

kurohanpen300(写真/「ワンコイン的食べ歩き生活」)

 

 

 

1日に5000枚も作られている

半月型にした「黒はんぺん」は、
この大きなお鍋で15分ほど茹でられます。

 

一応、15分ということですが、最終的には
人間の勘によるそうで、網を使って
黒はんぺんをお鍋のなかで循環させ、OK
という感じがしたら茹で揚げるのだそうです。

 

一日に、この「黒はんぺん」だけで
約5000枚も作るそうですよ。

 

 

kurohanpen(写真同上)

 

 

 

さっと炙ってショウガ醤油、わさび醤油で

「黒はんぺん」は静岡のおでんに欠かせない
ものだそうですが、その他にはコロモをつけて
フライにしたり、サッと炙った後に、しょうが醤油
やわさび醤油で食べたりするのもおすすめだとか。

 

そうであったか……。
実は、これを書いている時点では
「黒はんぺん」、食べちゃってないのです。

 

生のままでわさび醤油、というのは試した
のですが、「サッと炙る」をしませんでした。
考えてみたら、そちらの方だ絶対においしそう。

 

次回、「黒はんぺん」を購入した時に
試してみたいと思います。

 




スポンサードリンク



コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.